あのトンネルの先に何がある?
前回の探索で見つけて以来
ずっと気になっていましたが一人で探索してきました。
トンネル抜けて
階段がある所は前回までで分かっております。
その先は通る人が時おりいるような位の道がかろうじてありました。
かなり急な斜面が現れます。
山登りをするつもりで来熱した訳ではないのでリュックではなく
普通の手提げ鞄なので片手が使えない。
振り返ってみたところ。伊豆スカの道路が見えます。
なんか引き返したくなってきました。
一応靴だけは普段の革靴ではなくスニーカーを持って来ていたので
よかった。
ちょっと平坦な道に出て一安心♪
が!
次の瞬間に思わず「え!!?」っと声をあげてしまった。
いきなり現れた廃墟?
予備知識もなく現れると怖いです。
なんでこんな場所に建物が?
こ!これは・・・
防空監視所??
と、思いましたがそれにしては新しい。
近づいてみると階段しかありませんし小さいです。
なんかムズムズしてきました。
なかなか味のあるらせん階段です。
錆た細い手すりが見えてきました。
そうか・・・ここは・・・
見晴台(みはらしだい)だったのだ。
ウホッ、いい眺め(笑)
推測するに
ここも熱海高原ロープウェイで「玄岳」にやってきたお客に対する観光施設だったのでないか。
玄岳に行って眺望を楽しんでもらうにも気軽には「山頂」まで行けない。
中腹よりも下になる箇所だがここなら氷ヶ池も見られ晴れていれば富士山も観られる。
デザインも味があるように見えてしまうのはヒイキだろうか。
当時はやぶ草もなかったのだろう。
インターチェンジも珍しいモータリゼーション初期の伊豆スカイラインには
今より走る車も少なく
玄岳駅舎には赤と黄色の搬器がユックリと上がってくるのが見えていた事だろう。
柱はペンキで塗られる事もなく赤錆びています。
もう誰の記憶からも消えているのだろう
入り口には何かの案内板があったが何が書かれていたのだろうか。
この辺りも当時は開けていたのでしょう。
そして玄岳山頂を目指します。
思わぬ収穫でした。
>>発掘した展望台から描いたんですかね。
気付いたのは道路の曲線でした。
へぇ~。こんな場所から・・・と分かって嬉しかったです。
前からトンネルの先が気になっていたので
行く先が分かってスッキリしました。
セキトラさん
>>ロープウェイ盛業当時とほぼ同じアングルでの今の撮影
実は当時のパンフレットをこの探索の後で
入手したのです。
当然トリミングしていたのですが
撮影場所はこの見晴台だったのですね。
このパンフをよく見るとインターチェンジに今は存在しない水銀灯が設置されています。
いつかこのパンフを紹介したいと思います。
これから何が待ち受けているのか!
冒険、楽しみです。
ロープウェイ盛業当時とほぼ同じアングルでの今の撮影、レンズによって画角が変わってしまうのに素晴らしいですね。
現場では当時の資料と見比べて撮影したのでしょうか。
こんな探索も非常に楽しいでしょうね。
私も今度、子供心で探検してみます。