江東区亀戸で電気屋やってます、『沼ちゃん』 こと栄電気の沼澤です。
電気屋って仕事はお客様の家の中に入っていく仕事なので、様々な出来事があります。
そんな出来事をこのブログでは2005年から書き続けています。
涙あり、笑いあり。仕事以外の事も時々書いています。
さぁ 今回の出来事は・・・
リビングや寝室などのメインで使われている照明は今までサークラインと呼ばれる丸いドーナッツ型の蛍光灯が多く使われてきました。
5年ほど前からLEDの普及ですでに器具は生産が中止され、丸い蛍光灯も各メーカー生産をやめてきました。
その丸形蛍光灯の器具に代わって普及してきたのが、LEDシーリングと呼ばれる照明器具です。
天井にピタリと取り付けてある照明器具は現在市販の商品はすべてLEDです。
5年ほど前から急激に普及した感じがします。
当初導入されたLED照明器具も最近では故障するようになってきました。
LED電球は10年と言われて発売を始めましたが、LEDシーリングの場合はその事をあまりアピールしていません。 もちろん、省エネは間違いないのですが、寿命となると??となってきます。
ここ数日の間にいろいろなメーカーが不点灯という事で相談に来ました。最終的には買い替えて頂いたのですが、LED器具にしては短いと思ったので好奇心から分解してみました。
点かなくなったのはLEDの白く光る素子。
機種にもよりますが、この照明器具は点灯するLEDの素子によって色調をコントロールしています。
電球の色は光りますが、白い色が点きません
分解していきます。 LED部はこのように薄い円盤に素子が並んでいます。
怪しい箇所の一つ、コネクター部です。部品と部品の接続というのは接触不良というのが起こる可能性があるのです。
リモコンの受光部の基盤です。リモコンの反応はしたのでここは問題ないようです。
はやり怪しいのはメインの基盤です。
基盤の部品を目を皿のようにして見つめます。
時には鼻を利かせます。コンデンサーの液漏れは独自の臭いがあるからです。
基盤の裏側も確認します。
半田の割れがある時があります。昔のブラウン管テレビはよくありました。
最近はロボットが半田つけするから半田不良は日本の製品では無いようです。
さぁ?どこだ?
半導体と呼ばれる部品素子には熱が出るものが多く、それを冷やす為に放熱板がついている部品があります。
黒い部品を冷やすためにアルミのギザギザのついた部品があるでしょ。表面積を多くすることで熱を逃がしているのです。
こういう部品は壊れる可能性が高いのです。 熱にヤラレル と言えば伝わるかな?
そしてこれはどうかな?
同じように半導体なのですが放熱板が付いていません。
基盤上には放熱板の取り付けるスペースはあるのですけど、付いていません。
まさか取り付け忘れって事無いと思うけど、いろいろな計算で不要となったのでしょう。
でももしかしたら?必要だったのかも?
そんなことを思いました。
今回の照明器具の解剖では、結局原因は追究できませんでしたが、白色のLEDに電流を流す回路が不具合を起こしたのは間違いがなく、それは基盤の中に存在します。
もし修理するとなると基盤交換という事になるでしょう。
でも、今じゃLEDシーリングも1万円を切ってきるので、まず修理をする人はいませんね。
こんな風に分解する輩も居ないでしょうね。
マニアックな解剖にお付き合いありがとうございました。
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その丸形蛍光灯の器具に代わって普及してきたのが、LEDシーリングと呼ばれる照明器具です。
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LED電球は10年と言われて発売を始めましたが、LEDシーリングの場合はその事をあまりアピールしていません。 もちろん、省エネは間違いないのですが、寿命となると??となってきます。
ここ数日の間にいろいろなメーカーが不点灯という事で相談に来ました。最終的には買い替えて頂いたのですが、LED器具にしては短いと思ったので好奇心から分解してみました。
点かなくなったのはLEDの白く光る素子。
機種にもよりますが、この照明器具は点灯するLEDの素子によって色調をコントロールしています。
電球の色は光りますが、白い色が点きません
分解していきます。 LED部はこのように薄い円盤に素子が並んでいます。
怪しい箇所の一つ、コネクター部です。部品と部品の接続というのは接触不良というのが起こる可能性があるのです。
リモコンの受光部の基盤です。リモコンの反応はしたのでここは問題ないようです。
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基盤の部品を目を皿のようにして見つめます。
時には鼻を利かせます。コンデンサーの液漏れは独自の臭いがあるからです。
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半田の割れがある時があります。昔のブラウン管テレビはよくありました。
最近はロボットが半田つけするから半田不良は日本の製品では無いようです。
さぁ?どこだ?
半導体と呼ばれる部品素子には熱が出るものが多く、それを冷やす為に放熱板がついている部品があります。
黒い部品を冷やすためにアルミのギザギザのついた部品があるでしょ。表面積を多くすることで熱を逃がしているのです。
こういう部品は壊れる可能性が高いのです。 熱にヤラレル と言えば伝わるかな?
そしてこれはどうかな?
同じように半導体なのですが放熱板が付いていません。
基盤上には放熱板の取り付けるスペースはあるのですけど、付いていません。
まさか取り付け忘れって事無いと思うけど、いろいろな計算で不要となったのでしょう。
でももしかしたら?必要だったのかも?
そんなことを思いました。
今回の照明器具の解剖では、結局原因は追究できませんでしたが、白色のLEDに電流を流す回路が不具合を起こしたのは間違いがなく、それは基盤の中に存在します。
もし修理するとなると基盤交換という事になるでしょう。
でも、今じゃLEDシーリングも1万円を切ってきるので、まず修理をする人はいませんね。
こんな風に分解する輩も居ないでしょうね。
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こらー!若いおにいさん!録音していないと思って適当なことを。
このブログをみてびっくりポンです!次々にだめになるとは
分解しました。
30W型の サークルランプです。
買って3年目ぐらいです。
スイッチを入れると、まったくつかないで
"ぶ~~~~~~ん"という音が、5秒ぐらいして、静かになります。
買い替えるつもりで、一回ばらしてみようと思い、ばらしました。
まったく訳が分かりませんでした。
そっと閉じて、埋め立てごみいきです。
普通、基板じゃないですか?