癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ピセナイ山

2007年05月21日 | 登山・旅行
日高側からの日高山脈の最高の展望台であるこの山は、11年前の秋に登ったきりである。そのときは、白くなった日高山脈を見たくて出かけたのだが、まだ雪化粧をしていなかった。そこで、今回は、まだ残雪に覆われた日高山脈展望狙いで出かけた。

 快晴に恵まれ、頂上の周りにあった木がきれいに切り払われ、カムエクや1839峰はもちろん、北はイドンナップから南端のアボイ岳まで、中日高から南日高までの大バノラマが広がっていたのには大感激であった。それらを二人占めにし、今まで歩いた稜線や登った山の山座同定を十分楽しんだ。

静内ダムの堰堤を渡り、静内キャンプ場のすぐ先まで入れるようになっていた。そこに鍵付きのゲートがあり、登山口まで5kmの林道歩きが待っていた。

山肌の新緑や春紅葉を楽しみながら1時間強で登山口到着。林道の途中に1ヶ所だけ、岩崖状に一面に咲くソラチコザクラの群生が見事であった。

登山道はカミさんペースで、登り2:00、下り1:15であった。展望と春の花々を楽しみながらの快適登山であった。

下山後は、胆振管内に戻る。途中、林道探索をして、明日の来馬山に備えて、虎杖浜温泉のアヨロの湯に入り、登別温泉手前の駐車場公園に落ち着く。