癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

入院初日(諸検査)

2011年03月30日 | 大腸癌日記
             《満開で送り出してくれた我が家のフクジュソウ》

 10:00に入院手続きをして内科病棟へ。手術をしてくれるI医師の関係で、手術日を早く設定するためにKo医師も術前検査計画の調整に努めてくれたようだ。明日に外科との打ち合わせがあるので、それまでに必要な諸検査を済ませてしまうそうだ。

 今日は早速、血液検査、尿検査、24時間の畜尿、心電図、心臓エコー、肺機能検査、胸と腹のレントゲンと目白押し。明日は大腸カメラなので、今日の食事は、今月3回目のサンケンクリン食。CT検査は25日に済んでいるし、胃カメラも昨日済んでいる。3年前は、他の検査もあったが、外科との打ち合わせまでに入院後8日以上は掛かった。

 廊下でI医師に会ったら、「来週の手術になるでしょう」とのこと。その後に回診に来たKo医師も、同じことを話していた。明後日にも手術日が決まるらしい・・・超スピードだ。あとは、事前精査で異常が見つかって日程が延びることがないことを祈るのみ。

 今朝、北アルプスの鍬崎山と鉢盛山に一緒に登った息子と同じ歳のSa君からメールが届いた。昨春転勤になったところが福島第一原発の近くで、5㎞地点にある自宅は無事だったが、家族みんなで避難所暮らしをしているとのこと。今の職場では仕事もできないので、とりあえず4月から新潟県Na市に転勤になったそうだ。しかし、自宅に家財道具を取りに戻ることもできないので、困っているとのこと。

 彼等のように、先の見えない避難所生活をしている人々や原発事故現場の作業員の苦労に比べれば、復興?への計画が順調に進められている私の癌の心配など鼻くそみたいなものだ・・・ということで、取りあえず僅かばかりの1回目の義援金を妻に頼んで振り込んでもらった。無事退院できたらまた協力するつもりだ。