厚沢部町の清水川を挟んで乙部岳と東側に対峙するフォーセブンの山777.7峰(三等三角点名は清身沢)にSHOさんと登ってきた。
この山の存在を知ったのは、函館の岳友・斎藤さんの著書『魅する山々~道南100山紀行』である。氏はこの山を「清身岳」としている。氏のこの山の展望のすばらしさとその表現が面白かったことから登行意欲を掻き立てられて、2年前からSHOさんと登る機会を窺っていた。
チャンスは6kmもある清水川林道の雪解けが進み、ある程度車で奥まで入れて、山には雪が残っている時期・・・SHOさんの判断が今日だった。ところが、林道へ入った途端、車で奥まで入れそうなのに、倒木で先へ進めない。諦めて別の山へ転進したが、その林道もまたもや倒木でダメ・・・ふと思いついたのが、厚沢部町の知人・・・まだ7時前だが、そのお宅へ突然訪問して鋸と鉈を借りて、再び林道へ・・・。結局2kmほどで雪が現れてそこから歩きとなったが、往復4kmほど助かった。
林道から取り付いた尾根にはc550mまで雪の付いた伐採道が続いていた。その先も一部藪こぎはあったが、ずっと尾根沿いに雪が付いていて、最後までツボ足で効率よく歩くことができた。
しかし、斎藤さんの本に記されている魅力ある展望は、天気予報が外れて頂上がガスで覆われたままで、全く目にすることができなった・・・下山してきたら、ようやく晴れたがあとの祭り・・・。斎藤さんの記述によると、東側からの山容が尖っていて素晴らしいとか・・・。
登り 3時間05分(林道歩き1:10)、下り 2時間20分(林道歩き1:05)
・668から深い佐太郎沢源頭部から迫り上がる頂上を眺める。
頂上の前峰への登り
頂上直下の尾根でたっぷり採れた今年初物のギョウジャニンニク・・・夕食は当然ジンギスカン!
帰路、厚沢部小学校付近の道路脇の斜面を覆うカタクリの群生
詳しい山行記録は、下記の親サイトでどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (明日アップ予定)