明日以降天気が芳しくないので、小樽のホテルを朝3時半に出て、大雪へ向かった。目的は、道新の連載記事の「緑岳・小泉岳」の写真撮影である。記事は書き上げたが、花の稜線の雰囲気を伝える写真が欲しかったからである。
今回は、銀泉台から赤岳経由で、小泉岳の緑岳方向の花の稜線へ向かった。日曜日でもあり、大賑わいだったが、例年より花が1週間から10日ほど早い感じだ。一番の狙いだったチョウノスケソウとホソバウルップソウはもう終わりかけていて、少しでもまともな花を探すのに非常に苦労した。
なんとか一番手前にチョウノスケソウを入れて、多くの花が咲いている様子や、そのバックに白雲岳や広い稜線を入れて「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」式で、バチバチ撮った。その中から選んだ4枚をここにアップした。
なお、ほかの写真もたくさん撮ったが、それは帰宅後に、HPの山行記録の方へ掲載したい。コマクサ平も久しぶりに見たが、以前より株も多くなり、大きな株が目に付いた。ほかは、大雪でしか見られないキバナシオガナとタカネキスミレ、チシマキンレイカがピークだったが、いずれも黄色い花なので、黄色が目立っていた。下の方はエゾコザクラ、エゾノツガザクラ、アオノツガザクラ、キバナシャクナゲなどが目に付いた。
明日は、喜茂別岳の夏道の予定だったが、どうやら雨予報である。多分、直接帰路に就くことにあるだろう。とりあえず、月形温泉まで走って、新しいトイレのある駐車場で夜を明かすことにした。
詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)