2日間に渡って「冬の嵐」をもたらした低気圧だが、函館は、幸い一昨夜は「暴風雨」だったので、積雪はなく助かった。昨夜からは「暴風雪」で、久しぶりの雪かきとなった。
ドカ雪を覚悟したが、幸い、それほどの積雪ではなかった。平均で20cm弱くらいだったが、吹き溜まりがあったのと、気温が高く、重い雪だったこともあり、朝、1時間半の良い運動だった。
作業している最中に太陽が顔を出し、終わった時点では、薄いところは融けて、舗装面が露出していた。
豪雪地帯でもないので、この雪かき作業は、ほどよい運動になると前向きに捉えて取り組むことにしている。
我が家の同じ通りには自分以外にも後期高齢者が2名住んでいる。お二人とも、1日に何度も出てきて、雪かきが生きがいと思えるような丁寧な作業ぶりである。やはり、健康法の一環として取り組んでいるのだろう。
我が家のスノーダンプは古いので、今日のような水分の多い雪は、面に付着して作業効率が悪い。そこで、スキーの液状万能ワックスを塗ってみた。案の定、付かなくなって気持ちが良かった。
◎チコリ初食
買い物に着いて行ったら、昨日のテレビで放映されていた北斗市産の「チコリ」という野菜が売られていたので、1個買ってもらった。「マヨネーズを付けて食べると美味しい」と書かれていたので、そのようにして食べてみた。
非常にみずみずしくて、しゃきしゃきとした食感が持ち味のようである。微かなほろ苦さがある以外には、特にこれといった味はない。
この「チコリ」は、小さな白菜のような形が特徴で、地中海沿岸を中心としたヨーロッパでは定番の野菜らしい。サラダや料理の飾りなどに使われ、白く小ぶりな姿から「野菜の貴婦人」とも呼ばれているそうだ。
ハーブとして使われることがあるほど栄養価が高い野菜。特に食物繊維が豊富で、むくみや便秘の解消に役に立つ。また、イヌリンという成分が多く含まれているため、高血圧やメタボリックシンドロームの予防になるといわれている。
チコリは日に当たったり強く触れたりすると変色してしまうので、米のもみがらの中にうずめて生育させるらしい。
北斗市の農園のハウスでは先月末に始まったチコリの収穫が最盛期を迎えていて、収穫は3月中旬まで続くそうだ。