スタート前、恵山をバックに
一昨年に引き続き、弘前市の弘南観光開発(株)の登山ツアーのガイドを依頼された。その依頼メールをいただいたのが、たまたま奥州街道歩き旅の帰りの仙台から弘前まで乗った弘南バスの中だった。バス会社は親会社だそうだ。
さて、ガイドの方だが、今日は恵山縦走(高原駐車場~恵山~ホテル恵風)で、明日が海向山(周回)である。
今朝の新幹線で青森から新函館北斗駅へ。さらに、バスで高原駐車場までやって来る。ツアーは恵山登頂後に椴法華コースをホテル恵風へ下って宿泊の予定である。自分は泊まらないで日帰りするので、朝の内に車でホテル恵風まで行き、下山するコースを高原駐車場まで登って出迎えることにした。
ホテル恵風の登山口付近のエゾヤマツツジはまさに満開のピークを迎えていた。
これもたまたまだが、今日のまったく同じコースを、この恵山を新日本百名山に選んだ岩崎元郎さんご一行が来ることは知っていた。こちらが早く着きそうだったので、時間調整で石仏巡りをしていたら、登山道を登って行く姿が見えた。彼等が下山してくるのと出会うのは確実である。
東京のアルパインツアーの「岩崎元郎さんと登る新日本百名山・恵山」のメンバー。先頭が岩崎さん。
12時前に駐車場に到着。昼食を食べて、バスの到着を待った。12:35にバスが到着。メンバーは添乗員さんを含めて12名。挨拶をして、準備運動ののち、恵山をバックに集合写真を撮って、12:55に登山開始。
明日登る海向山をバックに権現堂コースを登る
太平洋をバックに溶岩帯を登る。
途中で、下山してきた岩崎さんご一行とすれ違う。昨秋の北斗市のかなで~るでの講演会以来の再会である。
うっかりして写真を撮るのを忘れた。向こうのガイドは恵山の生き字引である恵山支所の松本さん付いていた。
人面岩
14:10、足前が揃っていて、予定より15分速く1時間15分で頂上到着。10分ほど休んで権現堂へ。
権現堂にお参りし、14:25下山開始。
頂上付近に咲いていたコメバツガザクラ
やはり頂上付近のミネズオウ
権現堂コース分岐から岬展望台へ
上の斜面は蕾だけだったが、火口原まで下りてきたら咲いていたエゾイソツツジ
岬展望台にて
秋には紅葉のきれいな尾根の下にゴールのホテル恵風と恵山灯台を見下ろす。
やはり上の方は蕾すらあまり目にできなかったが、十三曲りコースの下に咲いていたサラサドウダン。
森林浴コースのシラネオアイの群落の復活を期して、昨日設置されたばかりのエゾシカ対策の電気柵。
16:40、無事に下山し、ホテル恵風の前でお別れの挨拶。メンバーはホテルに泊まるが、自分は温泉に入って帰路に就いた。風は強かったが、素晴らしい天候に恵まれたツアー登山だった。
明日は、高原駐車場で8:30に合流し、午前日程で海向山周回の予定。
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