7:00スタート~ゴール16:05〈9時間05分〉
宿から満濃池畔の別格17神野寺を往復し、75善通寺へ〈9時間35分〉
同じ道を打戻るので、連泊した温泉民宿たからや旅館に不必要な荷物を預けて外に出た。快晴なのにマイナス気温。温泉の朝湯で体が暖まっていたので助かった。
鼻風邪はまだ残っているが、1日休んだので足は軽いし、疲れもない。寒いので急ぎ足で進む。
8:30、弘法大師の改修と伝えられる日本一大規模な溜め池・満濃池へ到着。
8:45、そのすぐそばにある別格17番霊場神野寺に到着。
本堂の横の高台に満濃池を見下ろすかのように弘法大師像が立っていた。
来た道を、琴平の宿まで戻る。
途中の畑で、見たことのない花を見つけた。
なんとハクサイの花である。ハクサイも花が咲くことが初めて知った。北海道では、秋に収穫されないで放置しておくと、寒さで腐ってしまうが、こちらでは、冬を越して春には花が咲くのである。
シロモクレンの花も咲き始めていた。さすが、四国だ。
10:30、宿に戻り、預けた荷物を受け取り、善通寺を目指す。
善通寺の手前に自衛隊駐屯地があるが、その敷地の中に、旧陸軍十一師団時代の、明治42年築造の煉瓦造りの建物が残っていた。
◎善通寺から立て続けに5ヶ所を打つ。
12:00、広大な敷地と国宝の五重の塔が印象に残っている善通寺に到着。
弘法大師の出身地とされる父方のお寺である。
本堂と大師堂が道路を挟んで向かい側にある。
このあと、74、73、72、別格18
は、割りと近いところにあるので、午後からその5ヶ所を打つことができた。。
途中のうどん屋で昼食を食べて、12:50、74番霊場甲山寺に到着。
ここで、海岸寺近くの宿に電話を入れても、2軒とも出なかった。
13:50、73番霊場出釈迦寺に到着。ここにも大きな弘法大師像が立っている。頭の後ろに見える山の中腹の寺院は、奥の院の捨身ヶ嶽禅定である。弘法大師が7歳のときの伝説がある断崖絶壁の上にある魅力的な所らしいが、とても登る気にはなれなかった。
出釈迦寺の下の展望台から、丸亀市を中心とした市街地が見える。
14:25、72番霊場曼荼羅寺に到着。(写真撮影忘れ)
今日のゴールの別格18海岸寺を目指して、下り道をラストスパート。
15:35、別格18番霊場海岸寺に到着。山門の普通は仁王像が立っているところに郷土の出身力士の琴ヶ濱と大豪の像が立っていた。
ここは、弘法大師の母方の出身地で、弘法大師をこの地で産んだとされる。
ここで聞いたら、2軒の宿は、まだ営業をしていないとのこと。電車で多度津か丸亀まで戻った方が良いと言われた。
ここの大師堂は、5分ほど離れた、二重の塔が目につく奥の院にあるのでそちらもお参りした。
16:05、海岸寺駅に到着。ここが、今日のゴールである。
電車を待つ間に、宿を探した。多度津駅近くの2軒も満杯とのこと。さらに丸亀駅前で探したが、土曜日のせいか
どこも満杯で、5軒目にして、ようやくビジネスホテルフクシマに予約を入れて、ホッとした。
17:10、ホテルに到着。先に駅前まで戻って、食堂で夕食のトンカツ定食を食べた。
◎3件のお接待
今日もいろいろなお接待を受けた。今回はやけにお接待が多い気がする。
中でも驚いたのが、昼食に寄った大きな駐車場が満杯の宮川製麺所直営のうどん屋で、代金を支払おうとしたら、「大阪のか方から、歩き遍路さんにはお接待をするように頼まれているので、代金はよろしいです」とこのと。足が不自由な方で、自分が歩けないから、その代わりにということらしい。おまけに、お店からもお接待として、キャンディーを数個いただいた。
宿に着いたら、「歩き遍路ですか?」と聞かれた。すると、「お疲れさまでした」とお接待として、チオビタゴールドをいただいた。歩き遍路はお接待が多いことを再認識した。素泊まりで、4500円だった。
体調も戻ったようで、ここからはまさしく春遍路本番。急ぐことはもうないです。寄り道しながら花見。ゆっくり歩きましょう。
いくらでも歩けそうです。
明日は雲返寺も越えれそうです?
いろいろなサクラがありますね。もう散ってうる桜もありました。
青空の下の満濃池は心が洗われます。
順打ちと違って道連れはできませんが、向かい側からくる順打ちの人との出会いと情報交換こは多いです。
それ以外の地元の方々との、一期一会の出会いは印象に残ります。
明日も晴れ予報です別格16番萩原寺までお参りできますね。
ソメイヨシノは高知で全国トップ15日開花
愛媛宇和島で本日開花しました。
撮影者の心が投影されているようです
明日も路上で誰かが待ってる。楽しいですねお遍路って!