やんさまバースデイ
やんさまはこれでも還暦過ぎ。何年か前に赤いチャンチャンコでお祝いしたのを覚えています。今回はそれから更に何年も経ってのお誕生日。こうして毎年誕生日を過ごしていると、五年も前、十年も前のことが昨日のようで「ああ、なんて時間て早く経つの?」と思わずにいられません。ぼけぼけしている暇なんてないよなあ。本当にそう思うの「少年老いやすく学なりがたし。人生は短く、芸術は長し」
本当に、いくら頑張っても何も書けないまんまに一生終わりそうだなあ、と焦る気持ちと、それでもみんなとこうしていられる時間は夢のようだから、この時間を少しでも長く過ごせるように大切にしたいなあ、って気持ちが交錯して不思議。
でも、何があってもやんさまにはずっと元気でいてもらわないと困る。「俺はもう爺さんだよー」なんて言われたら困る。私を助けてくれる大好きな鳥尾さん。弘恵に春江ちゃん、理恵ちゃん。皆生活は大変だけどさ、皆でずっと音楽やっていたい。会はいつもみたいに皆で交互に曲を披露して、私もやんさまにハッピーバースデイ歌う幸せを許していただきーーーーー。そして、最後は皆でやんさまのテーマと言うオリジナル曲を演奏して会は恙無く終了したのです。私、いつまでも大人なのに、お絵かきしたらお歌を歌ってばかりで。でもそれが幸せなの。それさえできたら、それが許されるだけ稼がせてもらえたら、後は何も要らない。だからだから、皆でこうして過ごせる時間が、また一年、続きつますように。
あ!それから蛇足だけど、この前のライブが読売新聞で記事になったんだよ!!で、永先生にも「ジャズやるんだって?」って言ってもらえて、超!!図々しいんだけど、ライブのDNDを先生に送っちゃった。キャー!!恥ずかしいよ!!でも、笑われてもなんでも、最悪でも、見てもらえないか笑われるだけなんだからいいのだ。漫画もそうやってやってきたんだし。あのね、うんと笑ってもらうこと、その勇気を持つことが人生の一歩なんじゃないかな。で、アートをやる方たちは、そういう後輩のこと、絶対バカにしないでくれるの。わたしはなんかそう思うのでーす。