"今日、お友達のマメ山田さんも出演されている「海辺のカフカ」を赤坂のACTシアターで見てきました。1330から1650までの長い作品ですが、あっという間でした。非常にメタファーにとんだ、精巧なシナリオ。魅力的な俳優とキャラクター、今の日本の在り方を象徴するような子、すべてがガラスケースに入っている大道具たち、、、「世界とどうかかわるか」「暴力や不条理に立ち向かえるのか」「私たちは何者か」といった重いテーマが、軽妙な語りと、見事なキャラクターたちの会話で構成され根飽きさせません。かなり難解な話も出てきますが、大人のファンタジーとして楽しめて素晴らしい作品。ただ、ストーリーとは言え、猫が好きな私としては、猫ごろしのシーンはかなり心をえぐられてしまい、「ここまでしなくても」とも思いましたが、それもやはりこの深いテーマに切り込むには必要だったのでしょう。そして、今はそのシーンも心の中で熟成して変容し始めています、とにかく深い問題意識にとんだ作品でした。村上春樹は若いころ読んて「いまいちワンカラ内」ので放っておきましたが、改めて読んでみたくなりました。
まだ続くので、チャンスがあれはぜひご覧いただきたいです。
H.Pはこちら
https://www.tbs.co.jp/act/event/kafka2019/
またマメ山田さんはこれから埼玉芸術劇場の「海賊と山賊」(6/28~6/30)
赤坂red theater 「名探偵ドイル君。幽霊屋敷の惨劇」(8/8~8/12)に次々に出演されます!
ぜひチェックの上ご覧ください"
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