写真家・渡辺達生先生
昨日は、銀座の日産プラザで開催していた、写真家・渡辺達生 先生の・寿影の写真店に滑り込みで見てきました。もう少し早く行きたかったのですが、やつとパリから帰ってき手、翌日からもう取材だったので、この日も朝から六時までずっとインタビュー。本当に滑り込みでしたが先生にも会えてよかった!私は達生先生のアドバイスでキャノンの機材をそろえて写真を始めたのですよ、女性をきれいに撮れるのも達生先生おすすめのキノフロのライトのおかげ!
寿影は週刊朝日かな?で連載されている70歳オーバーの文化人、芸能人の皆さんのポートレート。皆さん人生の深みが出ていて魅力的!でも、どのかたもパワー全開で、これ、「元気なうちに撮っといてよかった遺影」には絶対ならないと思いました。本当におめでたい寿な肖像で、皆さんまだまだ20~30年と活躍しそうな方ばかり!私もこんなふうに年をとれたらいいんですけど!
おめでたいパワーにあてられて元気に会場を後に、でもそのあとすぐ近くだからと歩いて行った講演会会場にたどり着けなくて30分遅刻の不覚!こちらは国文学の池田繭三郎先生のご子息にしてやはり学者でいらっしゃる池田光瑠先生の熱い講演。戦国から鎌倉への過渡期にどう天皇家が辛酸をなめたか、その後ろにある日本人の宗教観を和歌などを通して解説。しかもそういう本来的な日本文化や古来の宗教観、大陸中国の宗教観などを広く見つめながら、現代人、特に戦後日本の心の問題に切り込みます。そして宗教感の喪失という問題点を見事に解説、やがて今後への展望を述べられるという意義深いものでした。私は実は今
池田先生と、百人一首を素材にしたオペラ台本を作っています。できたらぜひみにきてくださいね!