ものすごく久しぶりのJAZZレコードです
今回は今から44年前、ワタシが初めて買ったJAZZレコードを紹介します。
「死刑台のエレベーター/マイルス・デイヴィス」
随分とほったらかしていたせいで、ジャケットにシミができていますが、これがワタシとJAZZとの歴史とも言えるでしょうか。
フランス映画におけるヌーヴェル・バーグ(新しい波)の出発点といわれるルイ・マル監督の1958年の傑作映画のサウンド・トラック盤です。
映画の予告編はコチラでどうぞ。
ワタシがこの映画に出会ったのは高校生の時で、TVの洋画劇場で見て映画の見事さ以上に音楽に惹きつけられた覚えがあります。
(映画については、コチラが詳しいです)
この映画の音楽は、ちょうどパリに来ていたマイルスが、映画のラッシュフィルムを見ながら即興で演奏したようで、そういった点でも画期的であるとは言えます。
社会人になり、冬のボーナスを頭金にしてステレオを買い、このレコードを何度も聴いたのは随分と昔のことになりました
特に素晴らしいのは、モーリス・ロネを探してジャンヌ・モローが夜の街を彷徨うシーンで、音楽と一体化した見事なシーンだと思っています。
JAZZを使った映画は他にも結構あり、「危険な関係」や「大運河」などは同じ時代の作品ですが、やはり映画としても音楽としても、本作が絶品なのは確かです。
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