青く金属的な輝きを持つモルフォ蝶は今までも何種類か紹介してきましたが、今回紹介するのは
モルフォの中でも一般種で、わりと標本を見かけることの多い二種類です。
まず最初に登場するのは、南米に広く分布している「メラネウスモルフォ」です
翅を広げると13~14cmほどありますので、わりと大型のモルフォです
ウチにある標本はフレンチギアナ産のもので、緑っぽい色をしていますが
ブラジル産の同種はもっと青い色をしており、産地によって微妙な色の違いがあるようです。
(近年、ブラジルからの標本の持ち出しは厳しく規制されている)
裏面は例によって地味な色と模様でありまして、日本でも多く見られるジャノメチョウに近いですね
続いてはブラジルに生息している、「アナクシビアモルフォ」です
こちらも翅を広げた大きさはメラネウスモルフォと同じくらいのサイズですが、メラネウスよりも青く
どちらかといえば金属光沢も抑えたような色調です。
このモルフォは年に一度しか発生しないようで、見られるのは1月~2月頃だけのようです
裏面はメラネウスとは当然のように違っていますが、正直なところワタシは裏面を見せられても種類は分かりません。
さて、モルフォの金属光沢は鱗粉の特殊な並びによって作り出される「構造色」であることは以前に書きましたが
実際のところは顕微鏡写真でないとその違いは判らないんですが、とりあえず後翅を拡大した画像を載せてみました
何となく違いが判るでしょうか(無理ですね・・・)
メラネウスモルフォ
アナクシビアモルフォ
美しい蝶であることだけは確かですね。
モルフォの中でも一般種で、わりと標本を見かけることの多い二種類です。
まず最初に登場するのは、南米に広く分布している「メラネウスモルフォ」です
翅を広げると13~14cmほどありますので、わりと大型のモルフォです
ウチにある標本はフレンチギアナ産のもので、緑っぽい色をしていますが
ブラジル産の同種はもっと青い色をしており、産地によって微妙な色の違いがあるようです。
(近年、ブラジルからの標本の持ち出しは厳しく規制されている)
裏面は例によって地味な色と模様でありまして、日本でも多く見られるジャノメチョウに近いですね
続いてはブラジルに生息している、「アナクシビアモルフォ」です
こちらも翅を広げた大きさはメラネウスモルフォと同じくらいのサイズですが、メラネウスよりも青く
どちらかといえば金属光沢も抑えたような色調です。
このモルフォは年に一度しか発生しないようで、見られるのは1月~2月頃だけのようです
裏面はメラネウスとは当然のように違っていますが、正直なところワタシは裏面を見せられても種類は分かりません。
さて、モルフォの金属光沢は鱗粉の特殊な並びによって作り出される「構造色」であることは以前に書きましたが
実際のところは顕微鏡写真でないとその違いは判らないんですが、とりあえず後翅を拡大した画像を載せてみました
何となく違いが判るでしょうか(無理ですね・・・)
メラネウスモルフォ
アナクシビアモルフォ
美しい蝶であることだけは確かですね。
構造色については↓のサイトが詳しいようですが、ま~神秘としか言いようがありません。
https://ameblo.jp/kozoshoku/entry-12543597632.html
最後の羽根の写真で、見事な規則構造が見れます。電子顕微鏡レベルのずっとミクロの段階では、どんな構造が見られるのかワクワクしますね。