牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

平成万葉集にはやっぱりお酒が似合う

2009-05-02 16:25:24 | 酒の本棚(書評?)
昨日に続き、初夏のような日が続きますが、総本店も炎の営業日。

当日受注分の午後便も、夕方になっても

まだお出かけ中。

こんな初夏のような日に、木々の緑を見て思い出すのは、
子供の頃意味も判らず音だけ覚えた、百人一首のこの歌。

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山

                      持統天皇

元歌は万葉集ですが、この万葉集、閉塞感のある現代から見ると、、何とも大らかで、結構好きかも。

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そんな万葉集にちなみ、4万6千余の応募作から選ばれた1000首の「平成万葉集」というのが読売新聞から発表されました。

万葉集と言えば、酒を謳ったものも少なくありませんが、こちらはどうでしょう。

ありました!ワインでは、

ワイングラスゆらゆら揺らし試飲する明日はルルドのマリアに逢うと


ルルドのマリアって、ルルドの奇跡の、でしょうか?うーん、わかるようなわからないような。。


ビールもありました。

コロナビールにライムが落ちてゆく時にはじまっている恋に似たもの


焼酎は、、、、ないようですが、コレなんか、焼酎が似合うかも、、、、

ふるさとのとちもち恋しとしきりに言う酒場のすみで初老の男は


で、真打?のお酒は、、、

匂いたつ新酒の季節めぐりきて杉玉飾る軒先ぬくし

上弦の月がやさしくたわむ夜は亡夫のグラスに酒満たしやる

なんやかや口実さがし飲む酒のうれしさ半分つらさ半分

猟師らは犬を鎮めて酒をふり柏手打ちて山に入り行く

4首もありました。

やっぱり万葉集にはお酒、ですね。

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