牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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なぜ日本酒の原酒は甘く感じるのか。白鷹本醸造しぼりたて生原酒。

2017-02-18 12:11:37 | 酒のご紹介
                           
                           【公式HPはこちら↑】




一口の味見、しかしていませんでしたが、昨夜ようやく味わえました。

こちら

手前のお刺身ではなく、白鷹の「しぼりたて原酒」です。

メーカーHP
(こう言っちゃぁなんですが、画像、今イチ)


本醸造、確か「上撰・青松」の加水調整前の生原酒、です。


白鷹と言えば「生もと・どっしり・辛口」。

この生原酒もメーカーHPには「日本酒度+5」とありますから十分に辛口ですが、何となく甘みも感じます。

こういう時は反射的に「原酒だから、度数高いから」と説明してしまうのですが、自宅でのんびり飲んでいたということもあり、酔った頭でぐるぐる考えてみました。

①アルコール自身は甘く感じる(グリセリンとか)が、アルコールの元になる糖分はもっと甘い

②その意味で普通に考えると、発酵過程では糖がアルコールに変わるので、度数が高いほど、辛口になる。

③ただし、加水調整するとその分糖分も薄くなるので、加水後のものよりも甘く感じることは十分あり得る。

④また、これは本醸造なので、醸造用アルコールを添加していて、そうすると同じアルコール度数なら、純米よりも本醸造の方がアルコールに変わらない糖分が残っているはずなので、相対的に甘くなる。


など、甘く感じる理由は色々あるのですが、どれがどう効いているのか今イチ良く分かりません。

メーカーのホームページではこの生原酒のアルコール度数は18度代で日本酒度は+5。

加水調整後の青松白鷹は15.5度で日本酒度は+4.5


確か醸造用アルコールって35度とかそれ位で、使うのは白米重量の10%未満とかなので、一単位δを入れると日本酒度はアルコールの比重が軽い分上がるし、加水の場合は下がるのかな、、、、、、




もうダメ、わかりません。
(わからない理由が判った人、あなたは理系ですね)


仕方がないのでお手紙書いた、ではなく、実際に少しずつミネラルウォーターで薄めてみました。

すると、、、、


確かにだんだん辛口になって、青松白鷹の味わいに近くなってきましたよ!!!


ヘタな考え、休むに似たり。

呑みましょう!


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