牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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フランス人によるフランス人のためのフランスの地で行う日本酒コンクール「蔵マスター」

2017-06-05 13:08:54 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
                           
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先週の写真と記事を流用、です。


こちら


そう、先週の「ワイン部」の様子ですが、最後はこんな感じで締めくくりました。


さてさて、冒頭の写真にも出ていましたが、次回は「日本酒部」

写真ではまだ募集中!でしたが、ワイン部に初参加の女性2名がお帰りの際「日本酒部も!」とお申込み頂くなど、結局今朝までに満員御礼。


さっそく準備に入りましょう!!!




で、今日がその「日本酒部」の当日。


ネタとしては、この前発表された「新酒鑑評会」とか、5月の連休前にお披露目会のあった「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」など、コンクールとかコンテストとか、の入賞酒の飲み比べ、を考えています。


雨後の竹の子のようなコンクールの乱立、については先般も触れましたが、資料にしようと改めて調べていたら、今度はフランスで日本酒のコンクールがあるようです。



その名も、KURA MASTER(蔵マスター)


説明は、こんな感じ。

フランスで初めて開催される日本酒のコンクール(品評会)です。これまで様々な日本酒のコンクールが存在しますが、これはフランス人によるフランス人のためのフランスの地で行う、日本酒のコンクールです。
同時に、フランスの歴史的食文化である≪食と飲み物の食べ合わせのマリアージュ≫を、日本酒と食という観点からみて、実際に体験していただく場としての重要性をもたせ、フランス的にロジックに判断していただくことでフランス市場における日本酒をアピールする場を提供します。


ふーん。


「フランス人によるフランス人のためのフランスの地で行う」
というのが売りなのですね。


加えて、そこかしこに「これで受賞すればフランスのレストランで採用されるかも!」という商売っ気も特徴かも。


と、改めて考えて見ると、日本でのお酒のコンクールって、技術力評価の新酒鑑評会はもちろん違いますが、その他のコンクールも「これでメディアに出て、売れるかも」と心の中では考えていても、あまりそれを前面に出していませんね。


一方、特に欧米のピアノとかバレエのコンクールって、「世に出る」「マーケット価値が上がる」などの市場的な目的が明確、というか前面に出していますね。

だから、残酷なようでも順位をきっちりつけるし、ダメなものはダメと言う。


その意味では、コンクール自体が欧米的なものなのかもしれないし、日本酒が海外市場に打って出るにはそんな発想のコンクールが有効かも。



さて、この「蔵マスター」、審査会は来る6月26日(月)にパリにて行われ、受賞日本酒の発表は7月11日(火)だそうです。


結果を観にパリ出張!とか、、、、ないだろうなぁ。。。




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