牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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上閉伊酒造さんの「国立劇場さよなら記念ビール」を飲みながら考えた

2024-01-12 11:19:35 | 酒のご紹介
                         
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先般、年越しで取っておいた頂き物のビールを飲みました。





昨年10月に閉場となった、三宅坂の国立劇場のさよなら記念ビール





経緯はわかりませんが、岩手の上閉伊酒造さんが醸造されています。





国立劇場のホームページを見ると、「さよなら記念」の特設?ページもあって、歴史やグッズの紹介もあり、さよなら記念ビールなどは動画まであります。

さよなら記念グッズ 作り手の思い|「さよなら記念ビール」製造 上閉伊酒造



いやぁ、充実してますね。借別の情が現れているようですね、とは思いません
そもそも、なんで「さよなら」するのでしょうか?

皇居ジョギングで景色&走りやすさ(勾配)のハイライトの一つがこの三宅坂。
お隣の最高裁が花崗岩の石造りのようにも見える威厳のある建築なのに対し、国立劇場は正倉院の校倉造を模した落ち着いたたたずまい。
国立劇場の前庭には色々な種類の桜が植えられていて、早春から晩春まで桜色に彩られていました。日本の近代技術と伝統を感じる空間です。

since1966というビールのラベルにもあるように竣工は1966年とのことで、老朽化が理由だそうです。
でも、高層の建物ではないし、そもそも耐震補強はされているはずだし、わざわざ建て替える理由は?

歌舞伎座の建て替え高層化も似たような感じですが、あちらは完全な民間。土地の効率性を、というのもわかりますが、国立劇場の場合、独立行政法人の運営だし、経済効率だけを追うものでもないと思います。
設備等の老朽化は確かにあるでしょうが、それこそ知恵を結集すれば躯体を活かしたリニューアルも可能でしょう。

聞くに建て替えの入札(←公的な立ち位置なのでそうなる)も2回不調に終わっているとのこと。
独法の描いた再整備の青写真がコスト面でも現実に即さないものになっているということなので、考え直してみては、とも思うのですが、国立競技場然り、壊すんだ!ということなんでしょうね。

この流れが進むと、お隣の最高裁もオフィスビルとかとの合築になっちゃうんでしょうか?

ビールを飲みながら、そんなことを考えた。



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