牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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焼酎で俳句をつくってみる

2018-07-02 12:33:59 | 酒の本棚(書評?)
                           
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今日も、暑い。


昨日の「6/30は焼酎の日」という中でも触れましたが、焼酎は夏の季語、なんですよね。


「甘酒」同様、意外な季節の季語、ということで、夏の季語であることはそこそこ知られている気もしますが、実際にはどんな俳句になるのでしょうか。

手元の歳時記(新潮文庫版)を見てみると、、、、


焼酎や 分別もなく 酔ひにけり

泡盛や 汚れて老ゆる 人の中

焼酎を 野越え山越え 酌み交わす



うーん、、、、

本来は、(日本酒に比べ)高アルコールなので「しゃっきり」暑気払い、ということらしいのですが、例句はどちらかというと「くたびれた感」が満載です。

そこで、ネットでも調べてみました。

火の国の麦焼酎に酔ひたるよ 大橋敦子

短夜や焼酎瓶の青毛虫 北原白秋

夏近き泡盛といふ花が咲く 渡辺波空

青梅や焼酎ひらく隼人達 幸田露伴

汗垂れて彼の飲む焼酎豚の肝臓(きも) 石田波郷

炎天や内がわ曇る焼酎壜 田川飛旅子



、、、、季語「焼酎」ってなかなか難しいものですね。

自分なら、、、、もう少々爽やかというかクールに行きたいなぁ。

イメージはロックでしょうか。




漁火を グラスに映す 島焼酎 

島風に 焼酎ロック 夜の浜
あるいは 浜風に 焼酎ロック 島の夜



。。。。おそまつ様でした。



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