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あり?なし?「シャンパンのストラディバリウス」「佃煮のストラディバリウス」

2024-09-12 12:09:31 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                          
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NHKの番組予告で「ストラディバリウス」というのをやっていました。
どんな番組なのかな?と検索したからでしょうか。
それ以降、「ストラディバリ」というシャンパンの広告?が画面に出るように。





どう見てもヴァイオリンのストラディバリウスから取ったものだというのはそうなのですが、実際、インポーターさんのページにはこんな記載も。

創始者のシャルル・ガブリエールはイタリア文学に傾倒していました。当時、偉大なるものを総称してストラディバリウスと呼ばれていたことから、早々に最上級のシャンパーニュをストラディバリウスと名付けました。


なるほど、「偉大なるものを総称してストラディバリウスと呼ばれていた」のですね。

我々酒類業界の「下り酒」の語源である、「江戸時代、上方から江戸に下って来るものは良いもので」「転じて良いものを下りもの/良くないものをくだらないものと呼んだ」という伝承に近いですね。

でも、似たような言い方ってあまり思いつきません。

スポーツ選手などで同じ種目であれば、「女子野球界のイチロー」とか「和製ベーブルース(古い!)」とかあった気もしますし、似たような商品間でも「自転車界のポルシェ」とかは見たことがあります。

そう考えると「下りもの」的に一般名詞としてスゴイものを示すのって、ほとんどないようなので、それを考えると「ストラディバリウス」ってやっぱりすごいんですね。

実際に見聞きしたことがあるのは、上の「シャンパンのストラディバリウス」や「フルートのストラディバリウス」とかかな。
(ただ「フルートのストラディバリウス」はフランスのルイ・ロットで、同じ楽器だし19世紀の古い楽器。シャンパンは「ロマネコンティ」もあるし、ちょっと微妙)

歴史的なもの、工芸品などはさておき、「焼酎のストラディバリウス」とか「佃煮のストラディバリウス」、「マンションのストラディバリウス」「呉服のストラディバリウス」などと言ってもなんのこっちゃです。

うーん、難しい。



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