牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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落語「試し酒」でお酒の都々逸を聞いた。

2021-11-14 16:11:45 | 酒の本棚(書評?)
                          

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午前中の外出で結構体力を奪われた感じで、午後は自宅でテレビを見ながらお片付け等。

Eテレでは「試し酒」という落語をやっていて、聞くとはなしに聞いていた。




とある商家の主人が、久造という大酒飲みをお供に別の商家の主人を訪問した際、「大酒飲みという久造が5升飲めるかどうか」という主人同士の賭けになって、というお話。

自信なさげに「ちょっと考えてくる」と出て行った久造だが戻ってくると、飲むは飲むはで5升飲み干してしまって、というストーリーで、落ち自体は「さっき出て行ったのは何しにいったんだい?」いう問いに


「5升なんて飲んだことがなかったので、表の酒屋で試しに5升飲んできた」


というものなのですが、見せ場は吞んでいる途中の主人の愚痴や大法螺なども含めた酔っ払いぶり。






その中では口も滑らかに都々逸なども出てくるのですが、その中に面白いのがありました。


お酒飲む人花なら蕾(つぼみ)、
今日もさけさけ明日もさけ


花の「咲け」と「酒」をかけた、他愛もないものですが、演ずる柳家権太楼の話芸もあって「おっ!」と思いました。

昨日の川柳に引き続き、今日は都々逸ですヨ。

都々逸って全く守備範囲ではなかったのですが、ちょっと興味を持ちました。ちょっと注意してみてみようっと。





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