牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

神楽坂・伊勢藤さんの白鷹

2007-09-12 11:22:34 | 酒の情報(酒エトセトラ)
雨の中、久しぶりに神楽坂の伊勢藤さんに行きました。
老舗の酒問屋の専務さんとご一緒です。

伊勢籐さんと言えば路地の奥のいかにも神楽坂らしい佇まいや、「大声を出すと退場」「お酒は○本まで」など、さまざまな都市伝説で有名な居酒屋さんです。
ブログなどでも、しばしば登場。

その中で伝説ではない事実「クーラーがない」ことを数日前に思い出し、ちょっと心配していたのですが、折りしも雨、暑さも気になりませんでした。

伊勢藤さんと言えば白鷹です。もちろん燗酒。
絶妙の燗付けです。生もと造りの強さをやわらかく包んでくれます。
こちらの白鷹は弊社が納入しているのですが、同じものを自宅で燗付けしても、全然違うんですよね。雰囲気だけではなく、味が違います。



第二ラウンドは鳥茶屋さんの別亭。
つい、つい、飲みすぎてしまいました。
酒は飲んでも飲まれるな、どこじゃあありません。。。。
専務さん、ごめんなさい。

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日本のぶどう、日本のワイン(酒の紹介)

2007-09-11 14:44:46 | 酒のご紹介
シャトー・メルシャン ジェイ・フィーヌ(J-fine)シャルドネ&甲州2006

日本のワインだってヨーロッパや新世界のそれに負けたもんじゃあないさ、
というのは、確かにそう。
でも、コスト(やコスト・パフォーマンス)まで考えると、
ちょっと気が小さくなってしまうのもまた事実でしょう。
デイリー・ワインのクラスもそんな状況。

で、昨夜飲んだワインです。
ジェイ・フィーヌ(J-fine)は、メルシャンのブランド。日本固有のぶどう種を用い、欧州系の種ともブレンドしたりして作られたワインです。
味見したのは、「シャルドネ&甲州」。
説明によれば、福島県新鶴地区のシャルドネ62%と山梨県の甲州種38%のブレンド。
希望小売価格は1,517円と、デイリーワインクラス。


もちろん自宅ですので、ワイン・料理ともオーダーして決まるものではなく、成り行きです。
昨夜はマグロのグリル&オリーブオイル

やわらかな酸味と、シュールリーではないもののちょっと酵母のような香り。
強い主張があるわけではないが、さっぱりとした中にも存在感はあり。
料理に少しレモンをたらしても良いかもしれません。
38%の甲州種がどんな影響を与えているのか、ちゃんと理解できていませんが、
日本のぶどうで作られた日本のワインが飲めるのは、素敵なことではないでしょうか。
このライン、他にも何種類かあるようです。
順次、味見していきましょう。

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松屋銀座店・ベルギービールフェア(催事のご案内)

2007-09-10 15:02:07 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
秋の夜長にベルギービールはいかがでしょうか?

ヒューガルテンの品薄にもめげず、中秋に向け、ベルギー・ビールのフェアです。
場所は東京銀座、松屋銀座店。地下一階のお酒売り場です。

開催は明後日9月12日(水)から18日(火)までの一週間。
若いおじいさんへの敬老の日のちょっとしたお土産にも良いかもしれません。

<ありがとうございました。無事、終了いたしました>

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久々に飲んでみました 「第三のビール」(酒の情報)

2007-09-07 20:10:02 | 酒のご紹介
秋の限定商品が発売になったと思ったら、もう冬のビールの情報です。


アサヒビール:ぐびなま「冬のやわらかホップ」(第三のビール) です。

普段、あまり飲まないアサヒビール、
普段、あまり飲まない第三のビール、です。

メーカーさんの宣伝では、

ファインアロマホップ使用!
ホップ使用量の60%以上に、チェコ産ザーツ種の
ファインアロマホップを使用しました。冬の季節にふさわしい、
華やかでやわらかな香りが楽しめる特別な「ぐびなま。」です。

第三のビールって、どうしてもアルコール臭さ・きつさがある「気が」してしまうんですが、
その先入観は覆される柔らかさ。
その分、味も薄いけど。
ただ、その割りにアルコール度数はしっかり5.5%あるんですよね。

こんな味のノンアルコールビールなら箱買いしたい。

秋の夜長にベルギービールはいかがでしょうか?

ヒューガルテンの品薄にもめげず、中秋に向け、ベルギー・ビールのフェアです。
場所は東京銀座、松屋銀座店。地下一階のお酒売り場です。

開催は明後日9月12日(水)から18日(火)までの一週間。
若いおじいさんへの敬老の日のちょっとしたお土産にも良いかもしれません。



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ボージョレ受注、苦戦はウチだけ?(酒エトセトラ)

2007-09-06 20:13:13 | 酒の情報(酒エトセトラ)
ちょっと数字を聞くと、思いの外、苦戦しているようです。

7月から予約受注をしていた2007年ボージョレ、そろそろ受注〆切となりました。

ユーロ高による割高感や、昨年度の売れ残り(結構残ったお店があるようです)の恐怖感等で、特に一般酒販店さんで及び腰のようです。
社販というわけではないのですが、知り合い(の会社さん)等からの個人消費分の受注は、特にボージョレ・ビラージュとかノンフィルターとか、グレードの高いものを中心に増えているようなのですが、全体としては厳しい。


これってウチだけの状況なのでしょうか?
もう少し様子を見てみましょう。

(写真はラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー・ノンフィルター)


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松坂屋・大丸統合記念 人気焼酎2本セット(催事等のご案内)

2007-09-05 15:15:52 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
去る9月3日、大丸と松坂屋は共同持株会社「J.フロント リテイリング社」を設立し、経営を統合することとなりました。

と、新聞を読みつつ、「ウチは両方とお取引しているので、いろいろとあるだろうな」と心配ばかりの日々でしたが、うかつにも、統合記念イベントのお手伝いもしておりました。
2日遅れのご案内となります。

松坂屋上野店さんで、「人気焼酎『風憚』『三岳』2種類セット(720ml×2)」をご提供、です。
もちろんプレミア価格などではありません。
本数限定、お早めに。



(写真は、上野松坂屋のマスコットキャラクター「さくらパンダ」)

<完売いたしました。ありがとうございました。>

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焼酎ヌーヴォーに炭酸?(酒エトセトラ)

2007-09-04 20:17:16 | 酒の情報(酒エトセトラ)
今月末くらいから、「焼酎ヌーヴォー」が市場に出回りはじめます。

と、いうわけで、弊社でも順次受注が締め切られています。
もちろん、ヌーヴォーの本家本元ボージョレ・ヌーヴォーには足元にも及びませんが、
「今年の味」を楽しみにして下さるファンも少しずつ増えているようです。

お酒は大地・風土の恵み。
季節ごとにいろいろなものがある、というのが素敵です。
「焼酎は寝かしてこそ!」なんて言わずに、ヌーヴォーを楽しみたいものです。

その中で、先日耳にした気になる意見。

「焼酎ヌーヴォーはフレッシュで炭酸が残っているのでストレートで飲みたい」

うーん。数種類しか味わっていないのですが、炭酸を感じる焼酎ヌーヴォーというのは寡聞にして知りません。


醸造酒なら、フレッシュなものはしばしば炭酸が残りますし、シャンパーニュのように敢えてそれを計算して醸すものもありますが、蒸留酒の場合、蒸留過程で消えてしまう飛んでしまう気もするし。。。

でも、ネットで検索してみると、確かにそんな談話、ありました。しかも酒屋さんです。

いや、酒の世界は奥深い。



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スコッチ三昧(酒の本棚)

2007-09-03 20:18:55 | 酒の本棚(書評?)
書誌情報から:
土屋守(2000):スコッチ三昧(新潮選書)、新潮社、236p。


スコッチの歴史から製法、蒸留所、飲み方、文化等、さまざまなジャンルに渡り、全編Q&Aでまとめられた、いわばスコッチ事典。
帯には「ウイスキーの薀蓄、ここに極まる/この一冊で、あなたもスコッチ通になれる」とありますが、確かに、薀蓄、極まってます(スコッチ通になれるかは別にして)。

酒の本に限らず、Q&A形式の本にはがっかりさせられることが多い気がします。
と、いうのも、「ジャンル別に無理やり作ったQ&Aに」「分担性で」「インターネットで検索したような情報を並べる」本が多いから。

でも、この本はちょっと違います。

一人の著者が、(想像ですが)自分の話したいことをQ&Aの形で、自分の言葉で語っている、という印象を強く受けました。
Q&AのQuestionも体系だっているようで体系だっていないし、また、Answerの中にはオーバーラップしているところもあります。
でも、そこが良い。碩学に思いつくまま質問を投げかけ、彼が自分の経験も踏まえつつ、その質問を切り口にスコッチを語る、というまとめ方。一つ一つの答えは、問いに直接対応するというより、問いをネタに語っています。
そうです、Q&Aは事典の分類ではなく、スコッチを語る切り口なんですね。

こんな風に語れるようになりたい、ものです。

お薦め度:★★★★☆

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