kekeにいたっては、学校に行って2コマぐらい授業を受けて帰ってくる、と言う日々が続いている。
たまに遅くなる時があったり、家で長電話をしたりしているので、どこかに交流関係を持つ友達もいるらしい。
私が分かっているのはそれぐらいだ。
この先、何をしたいのか、どうなるのかもサッパリ不明である。
「アンタさぁ、バイトとかしないの?」と尋ねると「しない。」と言う。
「しても、また来年から授業が大変で、それどころじゃなくなって居づらくなるから。」だそうである。
(しかし、本人の中では大学を辞めると言う選択肢はまだ残っているらしい。)
「それはそれで辞めればいいじゃん。」と言うと、「自分は金より時間が大切」なのだそうである。
それで勉強とか、資格を云々と言うが、実際に勉強なんてろくにしてないのではないかと言うのが私の想像である。
でも、それを確かめるべくkekeの部屋をチェックしようともしないのは、私の知恵である。
知ったところでまたorzするのが目に見えているからである。
「でもさ、ハタチの青春でさ、小遣い増やしてコンパとか、サークルとか何かしようと思わないの?」と尋ねると、「思わない。」と言う。
「私はアンタぐらいの頃はオシャレして友達と遊んだりデートとかしてたもんだけどねぇ。。。。」と言うと、kekeは「リア充か・・・けっ!」と言い、「リア充とはリアルな生活が充実しているって意味だよ。」と言う。
「リア充ぐらい説明しなくたって分かりますよ。でも、だからぁ、そうなるように努力しないのか?って話だよ。ジーパンもほら、二つとも穴が開いてるじゃん。きれいなジーンズを買って、服も流行りっぽいのを買って、髪も毎日シャンプーしてオシャレにして、女の子と出会えるような計画を立てるのが普通の大学生なんじゃないの?」
と言うと、またフン!と怒り、「金がないから仕方ない」と言う。
「だからぁ、バイトして服とか買えばいいじゃん。」と言うと、「服もいらないから、金もいらない。それより残り少ない時間を自由に過したい。」と言う。
どうして残り少ない時間なのかと言うと、そのうち死ぬかもしれないからだそうである。
「別に死ぬことないじゃん」と言うと、「そんな事、アンタに言われる筋合いではない」と言う。
自分は望みもしないのに勝手にこの世に生まれてこさせられた。
しかも親が勝手に離婚してしまい、残されたのはビンボウな家庭と口うるさい母親である。
自分はこの上なく迷惑している。
今までは親の顔色をうかがって世間のレールに乗ってきたが、最近目覚めた。
この先、生きようが死のうが当人の好きにさせてくれ。
自分は最初から居なかったものと諦めてくれ。
↑
簡単にまとめると、これがkekeの言い分である。
いろいろご意見はあるであろうが、私はこれを成長の一過程を思い、微笑ましく(?)見守ることにする。
でも、たしかに生きようが死のうが、私も当人の自由だと思う。
「自分が悲しむから、誰かが悲しむから死なないでくれ」と言うのは、エゴだと思うのである。
そう思い始めたのは、自分だって「この先生きていても仕方が無い」と思うからだ。
だけどそう思いながらも、死ねもせず仕方なく生きていくって言うのがむしろ普通なのではないか。
でも、生きていけば金が掛かる。
稼いでいない人間は「自分が居なければ」と思うだろう。
「だったらどうする、何ができる」と言う自信がないので、「自分さえ居なければ」と思うのである。
kekeはこのまま、家族も作らずフワフワしたまま、一生を終えるのであろうか。
あんな思考回路のもとでは結婚する相手や子供にも迷惑だろう。
私も孫にまで「アンタが頼まれもしないのに勝手に産んだ息子から、勝手に生まれてしまった不幸なボク」と言われたくないので、kekeは一生独り者で、こうして死ぬまで私と一緒に暮らしていくのも良いかと思う。
それで良いわけではないけれど、それでももう良いかと思っているのが、最近である。
仕事がなくなろうが、食えなくなろうが、その時盗んでも食べたいと思うのか、面倒だからやせ細ってよいかと思うのか、全部その時になってみないと分からない。
その時になったら、考えてみようと思う。
今はこれでいいや。
勝手に離婚して』
確かにー(´Д`)
子供にとっては迷惑な話ですよね
あー耳が痛い|(-_-)|
しかし
kekeくんはやっぱり頭がいいなぁ
うちの子は、内心思っててもそれをきちんと言葉にして表すことが出来ないですよ。
知恵がないんですよね(;´ω`;)
でも
こんな風な会話してる親子って、それはそれで素敵ですよ。
て、
とんちんかんなコメですみません。
いつか
産まれてきてよかったて、思ってくれるよう
それとなく見守っていきましょう。
お互い先は長いですね(;-_-
まだまだ頑張りましょう。
jrと、テストが済んだら見に行く予定です。
詳しく話すとヤダって言われそうなので、
映画見がてら食事に行こうと言ってます^^
sakeさんちも、どうかな~^^
なんとかして連れだせないかなぁ。
いいと思います^^
怒っている時に言っていた言葉をつなぎ合わせるとこんな感じかなぁって私がまとめてみたんです。
「勝手に生んでくれて迷惑」なんて私の頃は口が裂けても親に言えませんでしたけどねぇ。。
そう言う風に言わせてしまう私も悪いとは思いますが・・・
私もハタチの頃に親に「生んでくれてありがとう」なんて思ったことはなく、いつもブツブツ不満ばかり言っているような子供だったので、似てるといえば似てるかもしれません。
ほんと、いつかは生まれてきて良かったと思うようになるかもしれません。10年20年掛かりそうですが、それまで見守っていきます。
先が長いです。
いくつかのご夫婦のストーリーがあるんですね!
jr君と観に行くの楽しみですね。その後でゆっくり話もできるでしょう。
うちは・・たぶんムリかなぁ。
一緒に行動するのがイヤらしいので。^^;
何かの機会でそういうものに触れてほしいけれど、もう私の手の届くところにはないようです。
小さい頃に、そう言うことにいっぱい親子で触れ合って来れたらよかったなぁと思います。