サキッチョ

備忘録です(時々ツバメ日記)

源内峠(げんないとうげ)

2020年02月26日 | 日記
滋賀県立図書館から公園内をさらに奥に
向かって歩くと、古代の製鉄炉跡と源内古道がある。


源内古道入口。なかなかいい感じ。


源内峠。

1kmほどの行程ですが、ぬかるみや、両側が急斜面に
なった場所があり、転倒、滑落の危険があります。
注意して歩く必要あり。


古道を下りてきた公園内は梅の見ごろ。
こちらはのんきな散歩にぴったり。

犬養孝先生

2020年02月22日 | 日記
犬養節
こういう先生に万葉集を教えてほしかった。
https://www.youtube.com/watch?v=WxPpUd_qOKw&t=9s

もうずいぶん前のテレビですが、
奈良の山の上で万葉集をうたっていた
お姿をときどき思い出します。

土佐日記

2020年02月22日 | 日記


私は古文がとっても苦手。

で、今回はわからない語句をいちいち気にせず
テキトーに読んでみた。

読み通せましたよ。けっこう。初めて読みました。
なかなかハラハラドキドキの航海です。

脚注を見ると、研究者でもよくわからない語句が
あるらしい。まして古文苦手の私。細部にこだわる必要はない、
と読み始めました。本文も短いし‥‥‥。

おもしろかった。

二葉亭四迷は学生時代、辞書も使わず、下宿で寝ころんだまま
ロシア語の小説をどんどん読んだというけれど、
それは、まあ、別の話ですね。



ポチという名の猫

2020年02月21日 | 日記
明治の小説家・評論家、内田魯庵。
その息子である内田巌が「父魯庵を語る」の中で
次のような文章を残しているので、ちょっとメモ。

>僕の生まれる以前にポチという猫がいた。父は決して
>動物好きではなかったが、このポチに対しては非常な愛猫家ぶりを
>発揮して、ポチの死ぬときの看護振りは、まるで人間の子に対する
>如く懇切を極めた。ポチは近所でいたずらをしたために私刑に会い
>腰をなぐられてフヌケになった。

>常に大小便のたれながしをやるのだが、その汚らしい猫に対する
>父の憐憫の情は、毎日車に乗せて遠く医者通いをしたり、汚物の
>始末までしたとのことだ。

(明治文学全集24 内田魯庵集 筑摩書房 P.381)

一部、漢字とかなづかいをあらためました。
明治三十二年(1899年)頃の話らしい。

猫にポチとつけるのが、当時は普通の事だったのか、
それとも奇をてらったのかは不明。