さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

錦帯橋を渡る

2022年12月16日 | 四国・中国地方


岩国に来たので、とりあえず錦帯橋を渡る。むかーし仕事で来たことがあったなあ。
ご覧の通り、5つのアーチからなる木造の橋です。


それを渡ってから山の上にあるお城を見るセット券を購入。ロープウェイがあって
楽に登れるのです。


すごい観光客の数がゾロゾロと渡っています。


旅に出てからもう一週間になりますが、ずっと快晴続き♪


しばらく前に、ここをバイクで通った阿呆がいて、タイヤの跡がついちまったもん
だから犯人を訴える!となったわけですが、そのあとに雨が降ったらタイヤ痕が
自然と消えてくれてよかったね、というニュースを見ました。


じつにのどかです。


吉香公園に入っていきますと、噴水があったり紅葉がきれいだったり、鵜が飼育
されていたり、「シロヘビの館」なんてのもありました。


まあ真っすぐにロープウェイの乗り場に行きました。


発車は15分おき。人が沢山いたけれど、乗り場に行ったら一回で乗れましたー。


わりと短い。


上に登った展望台からは岩国の町が見渡せます。


錦帯橋が見えているよ^^


尾道から岩国へ

2022年12月15日 | 四国・中国地方


尾道から次の目的地、岩国に向かいます。


ローカル線と化した山陽本線の各駅停車で行きますが、尾道から糸崎という聞いた
ことのない駅で一回乗り換えるだけで岩国へ行けます。その乗り継ぎ時間がたったの
1分!車内放送によると、同じホームの反対側から岩国行きが出るという。
しかーし、何やら電車は3分ほど遅れている。待っててくれるのか?

待っててくれました。。。


沼田川沿いに電車が進みます。すると山の中にすごい橋! でーかーいー!!


地図で調べてみたら、「広島空港大橋」といって、広島空港へのアクセスに利用する
ためにこんなのを建設したようです。広島空港は一度羽田から乗ったことがありますが、
広島駅前までたしかバスで1時間くらいかかる山の中。新幹線のほうが楽と思いました。
広島からなら、大阪へも福岡へも空港利用なら行けるじゃん。。。それでも、一日の
本数がすごく少なくても、こういった山の中にある巨大な橋とか道路とか、付随する
インフラを作るので経済波及効果は大きいのでしょうなあ。んでみんな借金か。。。


太陽を観るのに調度いい曇り空。日食のときにこんな曇りになってくれればねえ。


広島付近は工場が多い。シルエットが素敵ですねェ。


アップにしてみましょう。煙突や煙がいい味を出しています。


工場は近くで見るとまた違った魅力があります。


もうちょっと近くで見たいんだけどー。


昼時に岩国に到着。岩国といえば、思い出すのが米国進駐軍向けのラジオFEN。
毎正時に5分のニュースが流れ、その最後に "FEN news is compiled from the major 
American networks and wire services. For further details, read the Pacific Stars and
Stripes." と言っていました。俺の記憶が正しいかどうかを確かめようと思って
このセリフをググってみたら、チョロチョロ違うのがワラワラ出てくること!
みんな自分の記憶をたよりに書いてるからね^^; さあて、俺の記憶は正しいかぁ?

あ、それでね、"Misawa, Iwakuni, Sasebo~" というセリフも出てきて、あ~そこに
米軍基地があるわけね~と思ったわけです。ソ連とやりあっているときには稚内と
根室に、中国や北朝鮮とやりあうなら対馬にでも基地を置けばいいじゃないか、
なんて素朴に思ってたこともありましたなあ~(^益^;


昼飯を食おうと思ったが、駅前だっていうのにあまり店がないぞー、岩国!


古い味わいのあるラーメン屋が一軒あったので、そこにする。すると岩国も尾道
ラーメンと同じで背脂が入っている。別に嫌いじゃないんだけど、年をとってくると
中性脂肪が多いとか、コレステロールが多いとか言われるんですぅ~~w


本因坊秀策囲碁記念館

2022年12月14日 | 四国・中国地方


因島といえば江戸時代の天才棋士、本因坊秀策の生家です。いまは記念館になって
おりますが。


幼名・虎次郎は9歳のときにその才能を認められ本因坊家に入門、二十歳で第十四世
本因坊跡目を襲名。お城碁では19連勝(無敗)という、まさに碁聖でした。
「ヒカルの碁」によれば平安時代の棋士・藤原佐為のオバケが憑依して打っていた
ということですが。。。(^益^;

囲碁ではありませんが、大崎 善生による「将棋の子」という小説があります。
地方で小学校に上がったばかりの少年が将棋を覚えると、あっという間にその地域の
力自慢の大人たちをみんな負かしてしまう。大きな町の将棋センターなどに行き、
そこでもすごい勢いで強くなり、そこの先生の推薦を受けて東京のプロを目指す
ようなところに行きます。場合によっては有名な先生の弟子入りをしたりします。
神童と呼ばれて大きな期待を受けるのです。しかしそこにはそういう子供たちが
集まってきており、年下の少年にコロッとやられて天狗の鼻をへし折られてしまう。

プロ試験はものすごく狭き門なので、そこで何年か死ぬ思いで頑張ってもプロに
なれるのはごくわずかなので、20歳ぐらいになって脱落すると、それから第二の
人生を改めて考え直さなけばならないという大きな試練にぶつかることになる。
なにせすべてをかけて歩んできた道が突然に終わり、真っ白になっちゃうんですから。

これはかけっこがすごく早い少年だとか、ピアノがものすごく上手いとか、いろんな
ジャンルであることですが、この「将棋の子」という小説は大学院生の間でバズッた
ことがあります。小学校で大変な秀才といわれて進学校に進み(そこでは別に普通と
言われるのが多数)、最優秀といわれて有名な高校に進み(そこでビリになったり)、
そこで一番になって東大に行って、大学院まで行って、そこでは別にとりわけ
抜きんでているわけではないということになったりして。。。

上には上がいるものです。サッカーのW杯を見ても、あれだけほぼ頂点まで行ってる
選手らが負けて泣いて「ダメだ」とくやしがって、世間から「なんだよ」なんて
言われたりするんですよねー。

話は戻りますが、秀策(虎次郎)は無敵の強さを誇ったレジェンドですが、34歳の
若さで病死してしまいます。だからレジェンドになったのかー。


記念館の裏には秀策の生家が復元されていました。


ちときれいすぎるな^^;


さあて尾道に戻りますー。


ちょっと道を間違えて遠回り。左の道に戻るには橋を渡らないと。しかし自転車なら
ダメージは全然少ないぞ^^


海が青い!


因島大橋まで戻ってきました。


坂を登るのにヒーコラw


紅葉がきれいだよ。横を高速でシャー!っと追い抜かしていくやつがいたりw
上り坂でもよくまあすごいスピードでwww


こんな高さまで登って来なきゃいけないんだよー。


すごい鉄骨でしょ。


歩いたらけっこうな距離ですよ。


中世の時代には、商船が通ると村上海賊があちこちからワラワラっと出てきた
そうです。


帰りの渡し船に乗るとき、ちょうど学校が終わりになった時間になったらしく、
生徒さんたちがすごい行列。乗りきれるのか?と心配になるくらいに大勢でした。
好きなコがいたりして、青春してるんだろなーw いいなーww


今宵は5日目の夜。どこの酒場も混んでいたのでどうかと思っていたら、他に客は
いなくてひとりカウンターで飲む。ちと拍子抜けw


若い人たちがやっている店だったけど、料理も雰囲気も悪くなかったよ。やっぱり
瀬戸内の魚は旨いのう^^ ま、酒も魚もそこの地物を頂くのが一番です。


村上海賊の因島水軍城

2022年12月13日 | 四国・中国地方


因島村上家は、中世の時代に瀬戸内海のいわば海の大名でした。「村上海賊」と
呼ばれたりもしますが、略奪を生業とするのではなく、複雑な潮流の瀬戸内海で
商船の道案内や警護をして通行料を取り、流通交易の秩序を支える海上活動を
担っていたのです。さらに戦では毛利氏に加担して織田信長が率いる水軍を壊滅
させたりもしました。小さな勢力でもホームである海の上では大変な力を発揮した
わけです。

自転車を置いて長い階段を上がらねばならぬ。じじばばは暑いしヒーコラして
いました^^;


内部は資料館になっています。


お城には必ず展示してある甲冑。


海の親分さんたちがつけていたわけね。


お、「会議中」?


おお、取り込み中に失礼しました^^;


お城というのは必ず山の上なので景色がいい。


櫓のなかにも入れました。


中にはこちらの地方のお祭りなどの写真が並んでいました。海賊とは関係ない^^;


新しいなと思ったら、1983年に建てられたものだそうです。


自転車を必死に漕いできて、最後にゃ長い階段を登って汗をかきましたー。
高台で風が気持ちいいぞー。


因島大橋を自転車で渡る

2022年12月12日 | 四国・中国地方


因島大橋の下をくぐって、ずっと遠回りをして自転車専用の山道を登るのです。


ギアを一番軽くしてもなかなか厳しい坂だぞィ。電動アシストだったらな。。。


おお、ようやく見えてきた。しかしすごい高さなんだよw


おお、歩道と自転車専用道路が分かれています。


真ん中まではゆるやかな登り。後半はゆるやかな下りになるので漕がなくていい。


なかなかの高さですよ。


因島に渡ったすぐのところにお休み処「はっさく屋」があります。そこで「はっさく
大福」を頂きました。いちご大福はいちごのほんのり酸っぱさがマッチしていましたが、
こちらも同じようにほのかな酸味がアンコの甘さと合っていますよ。


因島大橋記念公園を海岸沿いに過ぎていきます。


おお、下から見るとなかなかの迫力。


では帰りにまた^^


海がきれいだ。


むぅ、紅葉もきれいだ。最初はバス&徒歩も考えたけれど、それだと何キロか歩いて
本数の少ないバスのダイヤに合わせて動かなければいけないし、移動ルートも決まって
しまう。やっぱり自転車は移動の自由がきくなあ。


天気がよくて風もここちいいしw


すぐに因島大橋もあんなに遠くになった。


こういう景色のところに移住するのもいいなと思って離島巡りを考えたのに、
宿が少ない&どこも満室でしかたなく自転車でやってきました。連泊滞在型に
しないと雰囲気はつかめないなあ。。。