現在のこの瞬間は
これまでに積み重ねてきた
幾重もの選択によって生まれた賜物である
もし昨晩のご飯を食べなかったら
もしあなたに声を掛けなかった
もし私が生まれていなかったら
もし地球が存在しなかったら、、、
そんな気の遠くなるようなことを考えながら
私たちはそれぞれの帰路に就く
さて、今日の晩ご飯は何にしようか————
絶界の
もうすぐ今日が終わる。
いつも見ているこの夕日が、今日も終わりを告げている。
あたりまえのこの光景。もう何度見てきたか。
ああ、今日が終わってしまう。
時間は僕らを待ってくれない。
今日も生きた。
明日も生きる。
この夕日と共に。
終わりを告げながら。
木の葉モール
最初、あまりの眩しさに目を背けた。
水の張った田んぼが、鏡のように朝日を反射している。
「一日が始まる」ということを、目や肌で感じとれた瞬間だった。
太陽はまるで私たちを鼓舞してくれているかのようだ。
Rtn