~売る春~
男達の欲を満たす
私の中にある
"女"という部分を武器にして
目を瞑れば誰も皆
同じ顔だから‥
そんな過去でも
隠し立てしない方が
良いと思った
それを君も望んだから
私の"春"は売った
あの人を愛し守る為と
理由を付けて‥
汚れてるの
それは事実だよ
ただ、君には
綺麗な所だけじゃなく
汚れた所さえも見て欲しい
愛して欲しいと
望んでしまったから
私の過去すべてを
今更、恥じたり
悔いるつもりはない
けれど、君に言わなきゃ良かった
時々そう思う‥
私の"春"は過ぎた
男に売った
それさえ思い出だから‥
汚れてると
拒んでもいいよ
どうか、君の
お気に召すままにして‥
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