スポーツ施設絵柄の作成に２５０万円？？？

写真：サギソウ／（信太山丘陵）
（鷺草、Habenaria radiata または Pecteilis radiata）とは、ラン科ミズトンボ属、
或いはこの属を細分化したサギソウ属に分類される湿地性の多年草。
環境省レッドリスト：準絶滅危惧（Near Threatened, NT） - 存続基盤が脆弱な種


「信太山に里山自然公園を求める連絡会」からメールが届いた。先日(8日)開催された
和泉市予算審査特別委員会の内容だ。市側と小林議員の質疑内容が報告されていた。
要は、私達が反対する信太山丘陵Sゾーン開発！これまで市側は、反対意見に対し『今後
この事業を進めていくにあたっては市民の方々と共にワークショップ、ブレーンストミ
ングのような手法をとって意見をまとめ上げたうえで計画を立てていきたい・・等々』
と回答していたにも係らず、今回の予算審査特別委員会で突然「スポーツ施設の絵柄の
作成に２５０万円」を計上しているとの事だ。市側の言い分は「まず、議論のたたき台
となる絵柄の作成をコンサルに委託する考え！」らしい・・・？？。
・・・しかし絵柄とは何ぞぇ？絵柄が無いと議論出来ないような内容だろうか？勿論
それは丘陵にスポーツ施設等を建設するという絵柄ということなのではないか！？？
小林議員が言うように（順序が逆！）ではないだろうか！！？
辻市長が以前発言していた、「信太山丘陵に大規模施設はそぐわない！」という言葉
は何処へ行ってしまったのだろうか？
しかし行政（和泉市）のやる事は不可思議なところが多いと思うのは私だけだろうか？
小林議員の次の言葉が印象的だ！！
「・・さんの言葉の中で信太山丘陵の貴重というか、自然環境を十分認識しているとい
う答えが、答弁の中にあったようですが、けれど、それはもう行政として当然のことだ
と思うのです。繰り返しになりますが、自然は一度壊したなら生態系はもどりません。
見掛けの自然はもどるかもしれませんが。　私は老婆心から申しあげますけれど、一部、
たとえばそこに希少種があるといってそこだけの自然、見かけの自然を残したとしても、
造成とかで水みちが変わる、土の中が変化してしまうということで見かけの自然は残って
も結果的には数年で環境が変化し、かろうじ残されてきた植物なども今回の信太山丘陵
の開発がすすめば破壊され無くなってしまうということを申しあげておきます・・・・。」




キジ／（信太山丘陵）国鳥　：開発が進めばキジの姿も消えるだろう。


我々和泉市民にとって他に類の無い財産「信太山丘陵」を守らなくてはならない。！