八重山地区教科書問題
【金城タツロー氏寄稿】Happiness Lette
「沖縄メディアの偏向報道」
先日、育鵬社の教科書こそ、八重山に求められる教科書
であると述べました。しかし、多くの沖縄のメディアでは、
連日、育鵬社に対して反対意見を持つ識者や教員、
市民の声をクローズアップし、「育鵬社悪玉論キャンペーン」
を続けています。
そして、これまで沖縄で行われて来たように調査員
(現場の教員)が絞り込んだ3社の中から選ぶ方式ではなく、
石垣市の玉津教育長が教科書採択手続きの改革を行い、
教育委員会が文科省の検定を通った7社の教科書の
中からフラットに選ぶ方式に変更したことに対して、
沖縄メディアは「最初から育鵬社ありきの
専門家(教員)の意見を無視した密室における採択」
「独裁的」と一方的に非難しています。
しかし、教育委員会は日教組や特定の団体から
束縛されることなく、独立して自由に、国の検定に
合格した全ての教科書の中から最適の教科書を採択
するのは当たり前のことで、これまでのように
特定教組に支配されていた採択方式の方が異常性
があったと言えます。
ところで、専門家たる調査員が育鵬社の教科書には
「沖縄の米軍基地に関する記述が全くない」と発言
していますが、実際には、育鵬社の公民教科書には
「米軍基地の75%が沖縄県に集中しています」と
169頁に写真付コラムで記載されていることは何と
するべきでしょうか。
調査員こそ、本当に育鵬社の教科書を読み込んだ上で
意見を述べているのか、極端な思い込みでもって
見ているのではないか、私にはとても疑問です。
「県民の半数以上が育鵬社に反対している」という
新聞の世論調査にしても、そもそも、該当教科書を
目にしたことのない県民に対して、例えば
「育鵬社は沖縄戦の集団自決で日本軍の関与を
認めていませんが」といった前口上をした上で
誘導尋問してきたと石垣市の女性看護士が証言
しています。
ことここに至れば、育鵬社を排除するがための
新聞報道になっており、育鵬社に対する
名誉毀損以外のなにものでもありません。
....
「正しい歴史観と人格形成」
沖縄のマスコミや日教組は、国の検定に合格した教科書を
そこまで批判するのならば、実際に育鵬社を使用している学校を
調査・研究するべきです。
八重山地区のためにも絶対に必要なことだと思います。
育鵬社の教科書を既に使用している学校では、本当に子供たちの
「歪(いびつ)な人格形成」につながるという事実があるのか。
また、使用する教師も本音はいやでいやでたまらないのか。
私の知人(沖縄県民です)の長男は全寮制の私立中学校に
通っておりますが、その学校では、歴史も公民も育鵬社を
使用しています。
知人は、夏休みに帰ってきた長男の変化に大変驚いていました。
「勉学に励むことのできる環境をつくるためにどれだけ多くの
先人の努力・苦労があったことか。自分一人が生きていくことに
関して、どれだけ多くの人々の恩恵を受けているか。
そして自分を生み、育ててくれた両親への感謝」──あらゆる感謝を
素直に語る長男の姿に「はっきり言って、教育の力は凄いと思った」と
知人は語っています。
また、歴史、公民を担当している先生方も、
「人間は『社会』の中で生きる存在。我々一人一人が『社会』に対して
何ができるかを学ぶことで、未来を変えていける」ということを
常に念頭において指導をしておられるそうです。
その中に「使用したくない教科書を無理やり押し付けられている」
という姿は微塵も見られません。
しかも、その学校は「入学時は平凡であっても、
努力すれば必ず学力が向上する」ということを謳っていて、
実際に全国模試を実施する度に偏差値が上がっているそうです。
直近の模試では全受験校201校中14位の成績だったと伺っております。
(つづく)
金城 タツロー
HP: http://ishin0507.ti-da.net/
幸福実現党ホームページに「東日本大震災義援金」中間報告Part3を
掲載致しました。10月19日現在、60,575,883円の義援金の協力を
賜りましたことをご報告させて頂きますと共に、全国の皆様からの
温かいご支援に、心より感謝申し上げます。
⇒ http://www.hr-party.jp/2011/12620.html
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