中国で「自動車による無差別殺傷事件」が相次いでいる
11月11日に広東省で起きた 35人が死亡したとされる自動車殺傷事件以来、
中国各地で同様の出来事が相次いでいるようです。
日常の中にあるものでは「車が最大の凶器となる」ことに気づいてしまったのかもしれません。
仏山、揚州、遼陽、1日に3台の車が衝突し、各地で死傷者が発生
ntdtv.com 2024/11/23
佛山扬州辽阳 一天3起车撞人死伤满地
中国本土での過激な殺人はますます激化している。
11月22日、広東省仏山市で乗用車が歩行者や車両に故意に突っ込んだ疑いが
あるとインターネットで報じられた。同日、遼寧省遼陽市や江蘇省揚州市でも
車両が多数の人をはねた事故が発生した。原因は不明だ。
11月22日、ネット上に投稿された動画には、朝の通勤・通学ラッシュの時間帯、
仏山市長城区石湾鎮深井国際大厦近くの交差点の横断歩道で、車が赤信号を
無視して対向車に飛び出し、電動自転車に乗っていた人が転倒した。
その後も車は速度を落とさず、猛スピードで進み続けた。
目撃したネットユーザーによると、車は赤信号を無視する前にすでに乗用車と衝突しており、
赤信号を無視した後も歩行者や車両と衝突し続け、最終的には環湖小学校の交差点で
レクサスに衝突したとみられる。その後、特別警察と公安が現場に到着した。
目撃者たちは、はねられた歩行者たちが地面に打ち付けられ、
血が地面に広がっているのを見た、と述べた。
一部の地元ネットユーザーは、午前7時45分ごろ、事故に巻き込まれた車は
「衝突後も前進を続けた」「つまり彼は故意にそうしたのだ」と述べた。
この事件による死傷者の数は現時点では不明だ。この記事の執筆時点では、
仏山市からの正式な通知はない。
同日、遼寧省北東部の遼陽市鄧塔市通格堡にある海寧革城の門で車が
歩行者をはねる事故も発生したが、地元当局もこの事件を報告しなかった。
ネットユーザーたちは、事件が起きた道路は幅広だったが、
巻き込まれた車両はレザーシティの門の外で多くの人をはね飛ばしたため、
またも故意に衝突した可能性があると推測した。