視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、この五感の中で
一番記憶が残りやすいものって何だと思いますか?
例えば、実家に久しぶりに帰ったときに、実家にいることを感じたり、懐かしんだりするとき
思いっきり鼻から空気を吸ったりして、感じてることないですか??
そうなんです!「匂い」じゃありませんか?
「嗅覚」なんです!
ということで、庭バラを使って
香り(匂い)の強い順に並べてもらい、嗅覚トレーニングを実施しました^_^
なぜ匂いが記憶に残るのかと言うと
脳には本能や情動を担当する「大脳辺縁系」と、
思考を担当する「大脳新皮質」という部分があります。
その大脳辺縁系に、海馬と呼ばれる記憶を司る器官があります。
すべての情報は いったん短期記憶として、海馬に保存されていきます。
そして、何度も思い出すような情報は、その海馬で長期記憶に変換されて記憶が残っていきます。
嗅覚以外の情報は、いったん大脳新皮質を通ってから 海馬に送られますが
嗅覚情報だけは大脳新皮質を通らず、直接 海馬に送られます。
だからこそ、唯一「嗅覚」だけが記憶に残りやすい。
野菜の流通で例えると、市場を通さず 農家さんから直送で送られているみたいなことです^_^
それだけ新鮮で美味しいですよね^_^
海馬は刺激することで、神経細胞が増えることがわかっています。
だからこそ、嗅覚を積極的に使うことはいいんですよね^_^
嗅覚トレーニング おススメです^_^