新暦の、およそ1月15日~19日ごろの今の時期、
旧暦では小寒(しょうかん)の末候・「雉始めて雊く(きじはじめてなく)」
です。
小寒とは、寒さが極まるやや手前のころのこと。
寒の入りを迎え、立春になる寒の明けまでの約1か月が
寒の内 だそう。
雉始めて雊く とは、雉の雄が、雌に恋して鳴きはじめるころ。
年末からすぐれなかった実家の母は、年明けに急遽の入院となりました。
尋常でない痛みに耐えかねて死んでしまうのではないか、
と思うほどハラハラしながら過ごしたこの年末年始は、
お正月どころではありませんでした。
正体のわからない、痛み止めも効かない腰痛に苦しんでいた母。
ひとまずその原因がわかり、治療の道が見えたことにほっとしています。
が、長くかかりそうです。
入院したことで新たな問題も出てきました。
本人の気力が落ちないように、支えていきたいと思います。
いつもの呼吸器症状を伴わない原因不明の熱が
抗生剤の点滴・内服あとも数日続き、
解熱したとたんに出現したのが、激しい腰痛でした。
病院もお正月休みに入っている期間のことで、
市販の鎮痛剤でしのごうとしましたが、まったくといっていいほど効きません。
ようやくの休み明け、
最寄りの整形外科に受診するのもやっとの状態でしたが、
レントゲンの所見は、圧迫骨折もなく、
年齢相応の腰椎変形程度。
ブロック注射を受けて、これでよくなるでしょうとのことでしたが、
これもまったく痛みをやわらげてはくれません。
ようやく効いてくれたのは、
その日念のためにといただいた坐薬でした。
それにしても坐薬が切れたら、すぐにやってくる激しい痛み。
腰だけでなく、背中や胸まで圧迫感を伴う痛みが出てきて、
重篤感は増すばかりです。
うちの職場でもあり、母のかかりつけ医でもある内科を
これまたなんとか受診しました。
胸腹部のレントゲンは、これまでと比較して問題となる所見はなし。
心電図も同様。
血液検査で示されたのが、細菌感染によると思われる炎症所見でした。
翌日受診した県立病院の整形外科で腰椎MRIを撮り、
ようやく診断がつき、その日に入院となりました。
化膿性脊椎炎。
痛かったはずです。
腰椎の間に膿がたまっていたのです。
レントゲンだけではわからないもののようで、
MRIを撮っていただいたおかげで診断がつきました。
それも、その日持参したうちの院長の見立てが書かれた紹介状と、
血液検査の炎症所見がなければ、
MRIまでは撮っていなかっただろう
と、整形外科の医師に言われました。
診断はさらに遅れ、
入院とはならず帰されていたかも知れません。
年末年始、苦しい思いをさせてしまいましたが、
迅速に診断がつき、治療に入れてよかったです。
最低最短でも1か月の入院が必要で、
抗生剤の点滴とベッド上安静が治療となります。
安静を強いられることで、
さっそくいくつかの問題がクローズアップされてきました。
筋力も低下する、
動かない(動いてはいけない)ので空腹感もなく食事がとりにくい、
排便にも難儀する(尿のほうはカテーテルを挿入中)。
さらには、
相部屋のお隣のベッドの人が、
心ない辛辣な言動をされているようで
(実際私もそれを聞きました)
つらそうです。
病気をよくするための病院で、心身の安静が保てない現実。
ストレスによる消耗が心配です。
あれこれの困難に負けず、
なんとかがんばってよくなってもらいたいです。
ご近所のお寺さんの今月のことばです。
旧暦では小寒(しょうかん)の末候・「雉始めて雊く(きじはじめてなく)」
です。
小寒とは、寒さが極まるやや手前のころのこと。
寒の入りを迎え、立春になる寒の明けまでの約1か月が
寒の内 だそう。
雉始めて雊く とは、雉の雄が、雌に恋して鳴きはじめるころ。
年末からすぐれなかった実家の母は、年明けに急遽の入院となりました。
尋常でない痛みに耐えかねて死んでしまうのではないか、
と思うほどハラハラしながら過ごしたこの年末年始は、
お正月どころではありませんでした。
正体のわからない、痛み止めも効かない腰痛に苦しんでいた母。
ひとまずその原因がわかり、治療の道が見えたことにほっとしています。
が、長くかかりそうです。
入院したことで新たな問題も出てきました。
本人の気力が落ちないように、支えていきたいと思います。
いつもの呼吸器症状を伴わない原因不明の熱が
抗生剤の点滴・内服あとも数日続き、
解熱したとたんに出現したのが、激しい腰痛でした。
病院もお正月休みに入っている期間のことで、
市販の鎮痛剤でしのごうとしましたが、まったくといっていいほど効きません。
ようやくの休み明け、
最寄りの整形外科に受診するのもやっとの状態でしたが、
レントゲンの所見は、圧迫骨折もなく、
年齢相応の腰椎変形程度。
ブロック注射を受けて、これでよくなるでしょうとのことでしたが、
これもまったく痛みをやわらげてはくれません。
ようやく効いてくれたのは、
その日念のためにといただいた坐薬でした。
それにしても坐薬が切れたら、すぐにやってくる激しい痛み。
腰だけでなく、背中や胸まで圧迫感を伴う痛みが出てきて、
重篤感は増すばかりです。
うちの職場でもあり、母のかかりつけ医でもある内科を
これまたなんとか受診しました。
胸腹部のレントゲンは、これまでと比較して問題となる所見はなし。
心電図も同様。
血液検査で示されたのが、細菌感染によると思われる炎症所見でした。
翌日受診した県立病院の整形外科で腰椎MRIを撮り、
ようやく診断がつき、その日に入院となりました。
化膿性脊椎炎。
痛かったはずです。
腰椎の間に膿がたまっていたのです。
レントゲンだけではわからないもののようで、
MRIを撮っていただいたおかげで診断がつきました。
それも、その日持参したうちの院長の見立てが書かれた紹介状と、
血液検査の炎症所見がなければ、
MRIまでは撮っていなかっただろう
と、整形外科の医師に言われました。
診断はさらに遅れ、
入院とはならず帰されていたかも知れません。
年末年始、苦しい思いをさせてしまいましたが、
迅速に診断がつき、治療に入れてよかったです。
最低最短でも1か月の入院が必要で、
抗生剤の点滴とベッド上安静が治療となります。
安静を強いられることで、
さっそくいくつかの問題がクローズアップされてきました。
筋力も低下する、
動かない(動いてはいけない)ので空腹感もなく食事がとりにくい、
排便にも難儀する(尿のほうはカテーテルを挿入中)。
さらには、
相部屋のお隣のベッドの人が、
心ない辛辣な言動をされているようで
(実際私もそれを聞きました)
つらそうです。
病気をよくするための病院で、心身の安静が保てない現実。
ストレスによる消耗が心配です。
あれこれの困難に負けず、
なんとかがんばってよくなってもらいたいです。
ご近所のお寺さんの今月のことばです。