周平の『コトノハノハコ』

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#211 『ユメミドリ』

2023年09月01日 | 作詞作品集
この四角いトリカゴの
隙間から見える部屋の窓の
外に広がる世界どんなだろう
自由に飛び回れそう
果てしなく広がる青空と
ベランダに隠れて見えない部分

なんとなくは分かってるんだ
キレイなモノばかりじゃない事
それでも見に行きたいんだ
ボクなんかがドコまで飛べるのか
どうしてもね どうしてもね
どうしてもさ 知りたいんだ

いったい何回
雨に打たれるだろう
時には冷たい
風に吹かれるだろう
いったい何回
ココに戻りたくなる
孤独で寂しい
夜を迎えるだろう


あの四角いテレビとかいう
機械で見た事ならある
外に広がる世界のダイジェスト
同じコトの繰り返し
聞き覚えのある暗いニュースと
ムリに中和させる明るいニュース

なんとなくは分かってるんだ
正しいコトばかりじゃない事
それでもココを出たいんだ
ボクなんかがドコまでできるのか
どうしてもね どうしてもね
どうしてもさ 知りたいんだ

いったい何回
羽が破れるだろう
時には儚い
夢にくじけるだろう
いったい何回
ココに帰りたくなる
孤独で虚しい
朝を迎えるだろう


いったい何回
羽が破れるだろう
時には儚い
夢にくじけるだろう
いったい何回
ココに帰りたくなる
孤独で虚しい
朝を迎えるだろう

※一部、作曲家のsay-ta氏が修正した箇所を含みます。


2 コメント

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Unknown (周平)
2023-09-14 02:32:50
>汁なし太郎さま

コメントありがとうございますm(_ _)m
今回の歌詞は正直、自画自賛しちゃってました(笑)
描きたい状況をストレートな言葉を使わずに、トリカゴの中の鳥目線でうまく表現できたかと思ってます。
『ベランダに隠れて見えない部分』、『テレビとかいう機械で見た事ならある外に広がる世界のダイジェスト』の部分が小生も気に入っております。
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Unknown (汁なし太郎)
2023-09-13 23:49:43
こんばんは
改めて詞を拝読しました
小生の学生時代のアパートの窓を思い出しました
小生の昔時代に人生に希望がある目標を描けた時代の高揚感と、自分には実は道は閉ざされているような絶望にとらわれた孤独感がよみがえりました
歳を重ねた今では道は小生の意志で変わると考えますが
当時はまわりに可能性のありなしを委ねた甘えがあったと感じた詞でありました


音に乗せたらなおのことですが、詞のみで読んだ者の心を揺さぶるのはまさに言葉の力ではないだろうかと素人ながら思いました

詞の主人公の未来に応援を送りたくなる歌が多き人々に届くとよいと願うばかりです
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