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「糖尿病は血糖値を下げればOK」と勘違いする人を待ち受ける恐ろしい結末

2021-09-10 15:30:00 | 日記

下記の記事はプレジデントオンラインからの借用(コピー)です。

コロナ自粛の中、糖尿病が境界型に突入、あるいは発症にまで至る人が急増している。新著『医者が教える最強の解毒術』が話題の糖尿病専門医・牧田善二医師は「『糖尿病は血糖値だけ下げればOK』と勘違いしている人が多いのですが、一番の課題は血糖ではなく、合併症対策、とりわけ糖尿病腎症予防が重要です」と警鐘を鳴らす──。
糖尿病で「知るべきポイント」5つ
コロナ禍かのリモートワーク、巣ごもりといった「自粛生活」で、運動不足や偏った食事の問題から高血糖になる人が増えています。中には糖尿病を発症する人も……。
糖尿病の患者さんは、新型コロナウイルスに感染した際の重症化リスクが3.4倍になるというデータもありますから(JMDC、2021年)、糖尿病の患者さんや、発症リスクが高い、いわゆる「境界型」の人の多くが不安を抱えていると思われます。
私は医師になって40年以上にわたり、糖尿病合併症と闘ってきた糖尿病専門医です。現場の専門医の立場から、糖尿病に関して「押さえておくべき5つのポイント」について、お話ししたいと思います。なお、とくに断りなく「糖尿病」と記述しているものは、2型糖尿病のことを指しています。
①糖質制限に過剰に期待しない
「糖尿病には糖質制限こそ一番いい方法なのだ」という誤解がいまだにあります。
糖質制限がブームになる前から、いち早く、糖質制限が血糖値のコントロールに有効だということや、人間を太らせるのはカロリーではなく糖質、つまり、ごはんやパン、麺類などの炭水化物だということを広く世に伝えてきた立場で断言しますが、近年、糖尿病治療は革命的ともいえる進化を遂げました。もはや厳しい糖質制限などせずともよい時代になっています。
そして、糖尿病患者、あるいは糖尿病が心配な人は、年代別に上手に糖質制限と付き合うことをおすすめします。
■44歳以下
まだまだ人生の先が長いこの年代は、太りすぎないように、BMIを標準レベルにまでもっていったほうがいいでしょう。男女共BMI25未満を目標にしましょう。というのも、この年代から肥満していると、糖尿病をはじめとする病気にかかりやすくなり、健康で長生きすることが難しくなる可能性があるからです。
牧田善二『医者が教える最強の解毒術』(プレジデント社)
食べすぎ、炭水化物の摂りすぎ、体重増加傾向にあるこの年代の人は、糖質制限を取り入れることは意味があるといえます。一番効果があるのは、夕食に糖質制限を取り入れることです。またランチも、丼物やチャーハン、ラーメンなどをなるべく避け、定食のおかずを多く食べるようにしましょう。
そして運動は、減量目的というより、仕事のストレス解消に好きなことをやったらいいと思います。
お菓子を食事の代用とする女性が多いのもこの年代。まだ若いために、めちゃくちゃな食生活でもなんとかなってしまいます。
しかし、体の中では高血糖の問題が起きている可能性が高いといえます。そして、それが数十年後の大きなわざわいとなって現れますから、注意が必要です。とくにコロナ禍の自粛生活において、若い世代ほど気をつけていただきたい点です。
■45~64歳
45歳を過ぎたあたりから、これまで健康自慢だった人もだんだんと検査の結果に異常が出始めるはずです。糖尿病や高血圧といった生活習慣病はもちろんのこと、がんにかかる人も増えてきます。働き盛りで、家のローンや子どもの教育費などお金もかかることから、「いま倒れるわけにはいかない」と、体が心配になる年代です。
この年代は、男女共にBMI30未満を目標にしましょう。ここまでゆるやかな基準にするなら、厳しい糖質制限は必要ありません。この基準を超えるときだけ、糖質制限を行って体重を調整すれば十分です。
運動は、まだ筋肉減少の心配はありませんから、血管系を強くする有酸素運動をしっかりやることをおすすめします。
新型コロナ感染対策による健康二次被害を避けるという観点から、スポーツ庁がガイドラインを示しています。糖尿病に限らず、健康を維持するために意識的に運動・スポーツに取り組んでいくことが大切です。
■65歳以上
いよいよ仕事をやめて年金生活に入るという人が増えるこの年代は、生活スタイルが激変するタイミングです。
まず、現役時代より運動量が減る。加えて、基礎代謝が大幅に低下します。以前と同じように食べていると体重が増えていき、その一方で、やせにくくもなります。かつては一日一食だけ炭水化物を抜く「プチ糖質制限」でも体重は落ちたのに、そうはいかなくなります。
70歳を超えたら糖質制限は不要…
それでも、とりわけ70歳を超えたら、BMIにかかわらず糖質制限は不要だと私は考えています。自分の経験からしても、もはや色気より食い気。おいしいものを食べることがいちばんの喜びになってきます。それを我慢して、なんの人生かと思います。
後述するがんや心臓病、脳卒中などの検査をしっかり受けて、あとは好きなものを好きに食べていいのではないでしょうか。
ただ、いわゆるロコモティブ症候群に陥おちいりやすくなりますので、運動は必須。それゆえ、65歳をすぎたら、糖質制限より運動を重視したい。具体的には、有酸素運動、筋力トレーニング、ストレッチをバランスよく行うことをおすすめします。

糖質制限の効果は、あくまで「やせること」と「血糖値をコントロールできること」の2点のみです。それ以上に健康効果が得られると期待するのは誤りです。「糖質制限さえしていれば糖尿病は大丈夫」という間違った思い込みに陥らないように、この点は十分に注意してください。
②血糖値を下げることは糖尿病治療ほんの一部にすぎない
「糖質制限さえしていれば大丈夫」という残念な「糖質制限信者」が生まれてしまった背景にあったのが「糖尿病治療=血糖値を下げること」という勘違いです。現実には、いまも患者さんも医師も、血糖値を下げることがすべてと信じ、躍起やっきになっている傾向は否めません。
しかし、その考え方や治療法は、もうすでに古く、間違っています。
糖尿病で怖いのは合併症です。この病気は、血糖値が高いことではなく、そのことによって起きる合併症が問題なのです。だから、多くの病気のように糖尿病そのものを治すことができないとしても、合併症を治すことができれば、この病気は解決したといえます。
かつて糖尿病治療薬といえば、血糖値を下げる薬をイメージしましたが、近年、最も重要な合併症を治す治療薬の開発が進んでいます。糖尿病治療の現場は、かつてとは一変したと言ってもいいくらいなのです。
合併症の真犯人はAGE
そして、合併症を引き起こす真犯人はAGE(終末糖化産物)という物質です。たんぱく質に糖がくっつき劣化する「糖化」反応でできるもので、体中で炎症を起こし、いわゆる「老化」を促進する原因物質とされています。
実は、世界ではじめて血中AGEの測定に成功したのは、私です。糖尿病専門医としてのキャリアを通してAGE、そして腎症(腎臓)の研究に没頭してきました。
AGEは一度できると体内に長く留まります。そのため、「忘れたころ」に合併症が出てくるというたちの悪い物質なのです。
たとえば、糖尿病患者で、いま血糖値の状態がいい人でも、20年後には半分以上に腎症が出てきます。それが糖尿病という病気であり、侮あなどることができません。そして、糖尿病性腎症になるとAGEが加速度的に増えてしまうのです。
ところが、糖尿病が専門でない医師の中には、「血糖値コントロールこそ、患者に施すべき治療だ」といまだに思い込んでいる人がいます。糖尿病専門医からすれば、血糖値コントロールなど、治療の1割くらいにすぎません。
「この患者さんの場合、どういう薬を組み合わせれば合併症が防げるか」
「もし合併症が出たら、今後どういう治療をしていこうか」
「血圧はどのくらいに抑えてもらわなければならないか」
「眼科との連携をどう取っていこうか」
患者さん一人ひとりに合わせて、糖尿病専門医は、絶えずこんなことを考えています。血糖値以外にも気を配るべきものがたくさんあり、「糖尿病の治療は、合併症とほかの病気へのフォローが9割」と言っていいのです。
③血糖値が上がることを気に病む必要はない
糖尿病患者はこれまで、高血糖が続くことを極度に恐れてきました。主治医から「血糖値が高いままだと、いずれ合併症でたいへんなことになりますよ」と、さんざん脅おどかされてきたのですから、それも当然です。
しかし、いまでは医学の進歩によって糖尿病合併症は薬で治せるようになりました。そのため、以前ほど血糖値を気にする必要はなくなりました。血糖値が200mg/dL以上になっても心配はいりません。ただし、「きちんとした治療ができる糖尿病専門医」にかかることが大前提であることは言うまでもありません。
私の患者さんでは、40年以上にわたってインスリンの注射を打っていて、毎日計っている血糖値は200mg/dLどころか400、500ということが月に何度もある、1型糖尿病の90代の男性患者さんがいました。HbA1cは9%前後です。
ところが、どこにも合併症が出ていません。血糖値が200mg/dLを超えるような状態が40年以上続いても、正しい治療を行えば合併症と無縁でいられることをこの患者さんが証明しています。
ただし、「命にかかわる血糖値のボーダーライン」はあります。HbA1cは7.9%以下に抑えましょう。これを超えると、免疫力が低下して感染が起きやすく、縫合不全の可能性もあるため手術ができなくなるリスクが高まります。だからHbA1cが8.0%を超えないように血糖値をコントロールすることは必要です。しかし、それができていれば、血糖値に一喜一憂する必要はありません。
④きちんとした治療を受ければ、人工透析と無縁でいられる
実は、糖尿病そのもので死ぬことはありません。糖尿病が恐ろしいのは、さまざまな合併症を引き起こすからです。合併症には腎症、網膜症、神経障害の3つがありますが、その中でももっともやっかいなのは腎症です。
網膜症で失明することは避けたい。しかし、失明で命を落とすことはありません。神経障害も不便ですが、血糖値コントロールをすれば改善できます。
一方、腎臓はあらゆる老廃物を濾過ろかする重要臓器であり、腎臓が動かなくなれば体内に毒素が溜まって死に至ります。そのため腎症が進行すると、人工透析が必要になります。腎臓に代わって機械に老廃物を濾過してもらうのです。
機械で濾過できる老廃物は正常な腎臓の1~2割にすぎず、人工透析を行っている患者さんは疲れやすく、顔色も悪くなります。また、人工透析は1回の治療に4時間程度かかり、週に複数回、それが一生続きます。
しかし、糖尿病専門医にかかり「きちんとした治療」、すなわち、血糖値を下げることではなく、腎臓の合併症を治す治療を受ければ、生涯人工透析と無縁でいられます。
とくに強調したいのが、「尿アルブミン検査」の重要性です。似た名称の検査に血液中の血清アルブミンの検査がありますが、まったく別物です。私の患者さんが地方に転勤した先でかかった病院で、勘違いした医師がいて驚いたことがありますが、「尿検査でアルブミン値を調べること」、これが最重要です(単位はmg/g creatinine)。
私は15年前から、この検査がいかに大切かを本に書いて啓蒙けいもうしてきました。しかし、残念ながらいまだ普及が見られていません。しかし、読者のあなたはいま知りました。これをチャンスと思って、ぜひ試してみてください。
尿アルブミン検査こそ、糖尿病の患者さんが真っ先に受けなければならない検査です。これを定期的に(3カ月に1回くらい)受けていれば、人工透析をまぬがれることができます。
糖尿病の人はもちろん、そうでない人も、尿アルブミンが300mg/g creatinineを超えたら、腎症がかなり進行して透析の危険が迫っています(糖尿病腎症のステージでは第3期。第5期になると透析です)。この検査を定期的に実施し、腎症を治すことができる信頼できる専門医にかかりましょう。
「専門医にかかりましょう」としつこく書いているのには理由があります。かつて、私も面識のある作家が、糖質制限を過信し、「医者いらずで糖尿病を克服した」と周囲に吹聴したものの、命を落とす結果になった悲しい出来事があったからです。糖尿病は完治することはなく、上手に共存していくべき病気であり、合併症治療には専門医の知識と経験が必須です。ここはしっかりご理解いただきたい点です。
⑤糖尿病の最大の敵は「がん」「心筋梗塞」「脳卒中」
糖尿病になって、命に直結する最大の問題は何かといえば、血糖値でも合併症でもなく、命を奪うがん、心筋梗塞しんきんこうそく、脳卒中です。糖尿病患者さんは、そうでない人に比べて平均寿命が10年短いというデータがありますが、糖尿病になることで、こうした命にかかわる病気になるリスクが急上昇するからなのです。
ですから、糖尿病の患者さんは、これらの病気にかかる頻度が高いことを自覚して、確実な検査をすることがどうしても必要になってきます。
たとえば、たった20秒で済んでしまうCTスキャンによる検査を毎年受けていれば、肺がんなどで死ぬことはありません。ですが、実際には、実践している人はほとんどいないと思います。
その観点から、糖尿病患者さんが受けるべきは、①胸部と腹部のCT、②胃腸のカメラ、③脳のMRIの3つです。
胸部と腹部のCTで首からお腹の下まで輪切りにして見ることで、肺、膵臓すいぞう、胆嚢たんのう、肝臓、腎臓、卵巣など、とくに予後が悪いといわれるがんをはじめ、ほぼ全身のがんを完治可能な早期段階で発見することが可能になります。
また、心臓の血管に異常があれば胸部CTに映りますから、改めて冠動脈CTで詳しく調べることで、心筋梗塞などを防ぐことができます。
これでカバーできないのが消化器のがんで、胃カメラと大腸カメラ(内視鏡検査)で直接粘膜を見る必要があります。胃、大腸、食道、十二指腸の異変をすべて早期にチェックでき、また、小さな病変であればその場で切除ができますから、非常に優れた検査といえます。
これに脳のMRIを加えればほぼ完璧です。脳のMRI検査で破裂しそうな動脈瘤りゅうや小さな梗塞を見つけることができますし、この段階で予防的な処置ができれば、命を落としたり後遺症が残ったりするような大発作も回避できます。また、脳腫瘍も早期に見つけることが可能です。
とくに、くも膜下出血は働き盛り世代に多発するので注意が必要です。罹患りかんしやすい体質が遺伝するといわれていますから、親類縁者にくも膜下出血の患者さんがいれば調べておくことをおすすめします。
「血糖値を下げる」から「糖尿病と生きる」へ
見てきたように、糖尿病患者さんが血糖値に翻弄ほんろうされる時代はすでに終わりを告げました。糖尿病のみならず、合併症や命にかかわる病気への対処と治療を、「人生100年」を見据みすえていかに継続していくかを考える時代になっています。
とりわけ、患者さんのQOL(生活の質)の維持の観点からは、「腎症とどう付き合うか」、これが最大の課題となっていると言っていいと思います。
本稿の冒頭で、糖尿病になると新型コロナの重症化リスクが上がるという話をしましたが、実は、HbA1cが8.1%と血糖コントロール不良の人は新型コロナウイルス感染による死亡率が一般の人よりなんと10倍に上がるという報告もあります。
すなわち、糖尿病の治療は、新型コロナの重症化リスク低減にも寄与する、糖尿病患者にとってとても大事なポイントになっているのです。
糖尿病や糖尿病性腎症についてさらに詳しく知りたい方は、拙著『医者が教える最強の解毒術』『日本人の9割が誤解している糖質制限』『糖尿病で死ぬ人、生きる人』などにもあたっていただき、健康長寿の実現に向けた生活の改善を今日からスタートしていただきたいと願っています。

牧田 善二(まきた・ぜんじ)
AGE牧田クリニック院長
1979年、北海道大学医学部卒業。地域医療に従事した後、ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで、糖尿病合併症の原因として注目されているAGEの研究を約5年間行う。この間、血中AGEの測定法を世界で初めて開発し、「The New England Journal of Medicine」「Science」「THE LANCET」等のトップジャーナルにAGEに関する論文を筆頭著者として発表。1996年より北海道大学医学部講師、2000年より久留米大学医学部教授を歴任。 2003年より、糖尿病をはじめとする生活習慣病、肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開業。


意外と多い「卒婚」肯定派!みんな何から始めてる?

2021-09-10 13:30:00 | 日記

下記の記事はハルメクWebからの借用(コピー)です。

読者150人に聞いた「夫婦関係に関するアンケート」。そこからは、夫婦生活の本音や今後への希望、幸せな老後を過ごすための工夫ぶりが見えてきました。そんな中、意外なことに「卒婚実行中!」という声もあったのです。
目次
    1. 「適切な距離感を保つ」は、ハッピー熟年夫婦の要件
    2. 「卒婚」に興味がある人が66.7%!
    3. 卒婚実践派に聞いた実態とは
    4. 「卒婚に興味はあるけれど」という人は何から始めればいい?「適切な距離感を保つ」は、ハッピー熟年夫婦の要件
※この記事は2021年6月、ハルメクのモニター組織「ハルトモ」の女性150人(50~54歳=14人、55~59歳=32人、60~64歳87人、65~69歳17人)を対象に実施した「『夫婦関係に関するインターネットアンケート」をもとに制作しています。
長年結婚生活を送る中、現在「既婚」「離婚経験あり、再婚」と回答した129人に、「夫婦関係で変化を感じることがあれば具体的に教えてください」と質問したところ、フリーコメントで「特にない」と答えた人が22人(17%)、102人(83%)の人が何かしら変化を感じていることがわかりました。

熟年夫婦が変化を感じたタイミングを分けると……
    * 子どもの独立
    * 定年・退職
    * 体の心配や年齢を感じること
    * コロナ禍での暮らし方の変化
    * 親の介護
    * 相手への気持ちの変化
子どもの独立や定年、暮らし方の変化を機に、「会話が増えた」「体をいたわりあうようになった」「感謝を言い合うことが増えた」「互いに関心が向くようになった」といった、プラスの関係性に変化したという声が集まりました。
その一方で、「言葉遣いに苛立つようになった」「うっとうしく感じる」「自由がない」「生活態度が嫌だ」とマイナスの関係性になってしまったという人の声も、ほぼ同数集まった結果に。

プラスの関係性に転じたという方のコメントを見ていると、どうやら「共通点」を持ちつつも、「ほどよい距離感」を保っている特徴が見えました。
    * 若い頃はいつも一緒が良かったが、今はお互い好きなことをして縛られず、食事や旅行に出掛けるときは一緒に。(M 65歳 結婚歴35年以上)

    * 子ども達がそれぞれ嫁ぎ独立してから8年くらいたち、 夫婦2人での生活が日常になってきた。夫婦共に仕事を持っているので、社会との繋がりもあり、会話も多々あるので今のところは変わりなく平和に暮らしている(わんちー 64歳 結婚歴35年目以上)

    * 良くも悪くも、ある程度の距離感を持って接する同居人と考えるようになった。そのように考えれば穏やかに過ごせる。(Y.O 65歳 結婚歴30~34年)

    * 親の介護がお互い始まり、休日2人で行動することが多くなった。(Y.K 58歳 結婚歴25~29年目)
 「卒婚」に興味がある人が66.7%!
 夫婦は「二人」と、ひとくくりで語られがちですが、もとはと言えば「一人」+「一人」。
一個人同士に立ち返って、ほどよい距離を保ちながら、制度上の『結婚』を続ける、その一例として「卒婚」に興味がある人も多いようです。
「卒婚」とは、2004年に教育ジャーナリストであり、『卒婚のススメ』(静山社文庫刊)の著者、杉山由美子さんが造った言葉です。婚姻している夫婦が「互いに必要以上に干渉することなく、自由を認め合って、最低限のルールを守り、ゆるやかなパートナーシップを築いていく」という、新しい夫婦の形を表しています。
数年前には、大物芸能人や歌手が「卒婚宣言」をして、世の中に広まった感があります。気になる卒婚についてもアンケートでは質問してみました。
Q.「卒婚」についてどう思いますか?
卒婚についてどう思いますか?
※対象者は、「既婚」「離婚後、既婚」と回答した 129人
    * 実践中…15.5%
    * 実践したい…19.4%
    * まあまあ実践したい…31.8%
    * あまり実践したくない…9.3%
    * まったく実践したくない…12.4%
    * 理解ができない…11.6%
という結果に。「卒婚」肯定派が66.7%で、「卒婚」否定派を上回るということがわかりました。卒婚実践派に聞いた実態とは
肯定派の中には、すでに「実行中」という人が15.5%いることが判明! そのやり方は人それぞれで、別居(家を別々にした)という人もいれば、同居しながら部屋を分け、生活時間帯も別々に、という人も。
卒婚というと、夫婦お互いの生活に興味がありません! といった印象を持つかもしれませんが、「実行中」という方々の生活の様子を聞くと、お互いに自立しているという実感こそが大事なのだとわかります。
 【卒婚を実行中】という人の声
    * 互いのやりたいことを尊重しています
お互いのやりたいことを認めているし、応援しています。一緒にやりたいことがあれば話してみて、相手が乗り気なら一緒にやります。 (杏 64歳 結婚歴35年以上)

    * 仕事・家事はそれぞれ、食事は一緒にしています
それぞれパートの仕事をし、趣味を持ち、家事も得意な事を分担し、食事は一緒に。会話の時間も大切にしています (Y.K. 64歳 結婚歴35年以上)

    * 互いに「好きなことをする時間」を大切に
趣味のお付き合いで友人も多い夫。週末はほとんど、仲間とのお付き合いで過ごしています。生活費を使い込むことなく、お小遣いの範囲であれば全く問題なし。むしろ今まで会社でがんばってきた夫へのご褒美だと思って、生き生きと過ごしているのがうれしい。夫も、私にも好きなことはどんどんさせてくれます。趣味も興味もまったく違いますが、夫の好きな場所でコーヒーを飲みながら穏やかに話をする時間を大切にしています。好きなことができていると、お互いへの思いやりも自然に出ててくると思っています。 (ダブルK  59歳 結婚歴35年以上)

    * 夫はお隣にお住まいの紳士です!
干渉し過ぎず「お隣にお住まいの紳士」というふうに接するように努めている。(Y.O. 65歳 結婚歴30~34年)
これはうらやましい!もちろん、どんなご家庭でもいいことばかりではないでしょう。問題だってあるかもしれませんが、距離をとることでお互いに相手を認め、尊重できるようになるのは素敵なことなのでは。
 「卒婚に興味はあるけれど」という人は何から始めればいい?
卒婚に興味がある(実践したい・まあまあ実践したい)人は、なんと半数にあたる51.2%でした!
卒婚に興味がある理由は、
    * 夫の世話から解放されたい。(ひめりんご  61歳 結婚歴35年以上)
    * 自立した生活を一人になって経験したいから。(ますぴょん 61歳 結婚歴35年以上)
    * 残りの人生はお互い自分の好きなライフスタイルで暮らしたい。(まる美 65歳結婚歴35年以上)
といった「自分の時間が欲しい」「好きに生きてみたい」ということが、主な理由のようです。。
卒婚をスムーズに実現するには、お互いよく話し合う必要があるでしょう。自分は快適でも、相手が居心地の悪さを感じたり、寂しく思うようでは、やはりうまくいきません。
どんなルールがいいのか、それは十人十色。あれこれ試行錯誤してみて、双方納得できる落としどころを見つけられれば、幸せな老後の形の一つ、なのかも。
離婚なのか。卒婚なのか。あるいは、これまで通りがいいのか。これまでとは違うライフスタイルを目指すのか。
「これが正解!」というものはありません。ただ、もしも今少しでも居心地の悪さを感じているのなら、この先の幸せのために関係性の「見直し」や「向き合い」の作業が必要なのかもしれません。      

 

追記:なかなか興味ある内容です。私のお家では年金暮らしですが記事の中にあった 「仕事・家事はそれぞれ、食事は一緒にしています」に近いです。土曜日と水曜日午前中は車でスーパー回りで買い物をします。この時一番会話が多い。くっつかず離れずです。

 


東京オリ・パラの赤字は総額2兆4000億円!政府・都・組織委の「不都合な真実」いよいよ明るみに

2021-09-10 12:00:00 | 日記

下記の記事は日刊ゲンダイデジタルからの借用(コピー)です。

 東京五輪・パラリンピックによって、我々は巨額の赤字を尻拭いさせられるかもしれない。

 先日、関大名誉教授の宮本勝浩氏が、東京五輪・パラリンピックの経済効果と赤字額を算出。経済効果は約6兆1442億円としたが、経済効果はあくまで効果であって収入ではない。一方で、東京オリ・パラ開催における支出と収入を計算した結果、組織委および、東京都、国の赤字の総額は約2兆3713億円になった。宮本氏は「本報告書は、東京オリ・パラ開催に賛成とか反対とかの感情的な立場にたって分析したものではなく、責任のある機関が公に発表した金額、数値に基づいて客観的に計算したもの」としている。


■東京都と国の収入はスズメの涙

 今回の赤字額の試算において重要なポイントは、経費のマイナスだけでなく、歳出増加による税収や経済効果を計算し、それに基づく消費や税収の増加分も考慮して分析されていることだ。今後、組織委は東京オリ・パラの収支報告を出すことになろうが、宮本氏は「最終決算」を見据えて、赤字額を算出している。

 宮本氏の分析によると、それぞれの赤字額は、

①組織委 約900億円
②東京都 約1兆4077億円
③国 約8736億円

 となり、総額で約2兆3713億円。

 ①の組織委は、一部地域を除いて無観客開催となったことで、チケット収入の大部分が消滅した。

 ②の東京都については、2020年12月に組織委が発表した「予算第5版」によると、大会経費が7020億円。さらに都は18年1月に都市のインフラ整備やボランティアの養成などで20年までに「大会関連経費」として約8100億円計上しており、支出総額を約1兆5120億円とした。

 一方で収入は、18年の都の税収を基に、五輪開催に伴う法人税、個人税、繰入地方消費税の増額分を算出した結果、約1043億円となった。

 ③の国も、組織委発表の大会経費2210億円に加え、19年12月の会計検査院報告によると、12~18年の間に、約1兆600億円の五輪関係経費が使われていることを発表しており、支出は少なくとも1兆2810億円に上るとした。

 収入は、18年度の歳入決算を基に法人税、所得税、消費税の増加分を推計した結果、約4074億円となった。

 建設業界など、五輪開催によって潤った企業もあるものの、都や国が得られる「利益」は支出額に遠く及ばない。

ツケを押しつける気か!(菅首相と小池都知事)/(C)JMPA
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後始末を都民、国民に背負わせるつもりでは
 今回の試算について宮本氏は、「経済的側面から赤字額を推計したものであり、東京オリ・パラの開催による『新型コロナ』の感染者や亡くなった人が増加したことなどによるマイナスの効果や医療関係者の負担増加などのマイナス面は推計していない」としている。

 加えて現時点では組織委や都、国が発表していない五輪開催に伴うコロナ対策費や、会計検査院がまだ報告していない19年以降の国による五輪関係経費もこの試算には含まれていない。支出がさらに増えることは確実で、さらに赤字額が膨らむ可能性は十分にある。

 試算を発表した宮本氏が言う。

「都や国の収入は税収しかありませんが、五輪開催に伴う増額分は非常に少ないものです。政府や自治体の仕事は一般企業とは違い、税金が原資。何かのイベントを行うにしても見返りは少ないし、そもそも利益うんぬんを目的に行うものではない。税金を投入した結果、国民が満足感を得られるか、ということになってくると思います。とはいえ、今回の東京オリ・パラに関しては、かなりの歳出超過になっていると言わざるを得ません」

 しかも、都や国は、五輪開催前の時点で国立競技場の建設費(1569億円)や、今後のレガシー効果を前提にして投資されたインフラ整備費などで、1兆7966億円もつぎ込んでいる。

「今回の東京オリ・パラが仮に中止になっていても、警備費などがカットできるくらいで、支出額はほとんど変わらないと考えられます。設備投資などで、五輪を開催するための準備を何年も前から進めてきたからです。いずれにしても大きな赤字になることは避けられなかったわけです」(宮本氏)

 東京五輪の予算は、コロナ禍による1年延期も重なり、当初の想定からどんどん膨らんだ。ある研究機関の調査によると、1960年以降の五輪はすべて赤字で、平均172%もの予算超過になっているという。

 国士舘大学非常勤講師でスポーツライターの津田俊樹氏は以前、日刊ゲンダイでこう言っている。

「都や政府はお祭り騒ぎの後始末を、都民、国民に背負わせるつもりではないか。政府は折からのコロナ禍による損失と五輪による損失をごちゃ混ぜにして、東日本大震災の復興増税のように、所得税の増税を強行しても不思議ではない」

 図らずも、日本のコロナ感染者数は、海外から数万人の選手、関係者が来日した五輪開幕前後から増加の一途をたどった。巨額の税金を投じてまで五輪をやる価値があったのか。五輪の意義が問われるのはもちろんとして、コロナ禍で強行開催した結果、日本が得たのは巨額の負債とコロナの感染爆発というなら、都民、国民はとんでもなく高いツケを払わされることになる。


年内ご結婚でも…小室佳代さんの“特異な金銭感覚”が眞子さまに影響を与えるという心配

2021-09-10 11:00:00 | 日記

下記の記事はデイリー新潮オンラインからの借用(コピー)です。

借金まみれの人生

 だが、国民の反発は激しい。様々な理由があるが、その中の1つに、いわゆる“金銭トラブル”が未解決だという点がある。
 デイリー新潮は6月16日、「小室圭さん、納采の儀の費用が“払えない” 秋篠宮家ご負担案が浮上していた」の記事を配信した。
 記事では、2018年3月に予定されていた「納采の儀」でも、金銭トラブルがあったことが明かされた。
 納采の儀は、いわゆる結納にあたる儀式だ。小室さん側の親族が使者として、鮮鯛2尾、清酒3本、絹の服地を天皇家に収めることになる。
 ところが、この負担に小室さんは異議を唱えたのだという。記事に掲載された宮内庁関係者のコメントから、一部をご紹介しよう。
《秋篠宮さまと小室さんが同席して、納采の儀に関する打ち合わせをした際のことです。納采の儀で男性側が用意すべき品について聞かされた小室さんは“こんなにかかるんですか?”と驚きをあらわにした上で“母子家庭ということもあって金銭的な余裕がなく……”と伝えたそうです。その様子をご覧になった秋篠宮さまは“ご苦労なさっているのだから”と費用を用立てるお考えを示されていた》
小室佳代さん(他の写真を見る)
高額な学費
 コメントには、秋篠宮さま(55)が小室さんに不信感を抱いた理由と経緯も説明されているのだが、それは割愛させていただく。
 気になるのは、小室さんの「母子家庭だから金銭的な余裕がない」という発言だ。母親の加代さん(54)や小室さんは、爪に火をともすような苦しい生活だったのだろうか。
 デイリー新潮は5月21日、「小室圭さん、中学・高校の学費は1200万円、400万円問題が解決しても消えない疑念」との記事を配信した。
「記事では、小室さんの学費がいくらだったか算出しました。国立音楽大学附属小からカナディアン・インターナショナルスクールに進み、国際基督教大学(ICU)を卒業。三菱東京UFJ銀行は2年で退職し、法律事務所に勤務しながら一橋大大学院国際企業戦略研究科に通学。今年はフォーダム大学のロースクールを卒業したことが大きく報じられました。こうした学歴に必要な学費を計算すると、3500万円を超えると分かりました」(担当記者)
 日本の一般的な教育機関に比べて学費が高額なのは、カナディアン・インターナショナルスクールとICUの2校だ。
遺族年金の疑惑
「公立の中学校は義務教育ですから学費は無料。都立高の授業料は年約12万円です。ところが、カナディアン・インターナショナルスクールは中高の6年間で、少なく見積もっても計1200万円の学費が必要です。更にICUの学費は年約140万円。日本の私立大学文系の1年間の学費は平均で約100万円なので、これも高額です」(同・記者)
 小室さんの父親は、彼が国立音大附属小学校に通っていた時に死去。そして、母親の佳代さんが婚約者に金銭的な“支援”を求めたのは、小室さんがICUに通っていた時だった。
「それまでの貯蓄やご主人の遺族年金などは、多少あったのかもしれません。とはいえ、普通の家庭なら中学や高校は公立に通わせるなど、“家計緊縮策”を採るはずだと考える国民は少なくないでしょう。学費が高額なインターナショナルスクールとICUに通わせておいて、婚約者に金銭的支援を求めるという姿勢が疑問視されているわけです」(同・記者)
 幼くして父親を亡くしたが、公立の中学校と高校で猛勉強し、晴れて国立大学に入学、卒業後、三菱東京UFJ銀行に入行した──こんな男性が眞子さまの“結婚相手”だったなら、国民は拍手して祝福したに違いない。
 その遺族年金にも、疑問の目が向けられている。文春オンラインは4月21日、「小室佳代さんが送っていた遺族年金“詐取計画”メール 口止めも…」の記事を配信した。
金銭感覚への疑問
 記事では、佳代さんが遺族年金を受け取り続けるため、婚約者に事実婚を提案するメールを送っていたことを、メール本文の写真と共に報じた。
 また遺族年金に詳しい税理士に取材し、入籍せずとも事実婚の関係になると、その時点で受給資格が失われることを解説した。
「母親だけでなく小室さん自身の金銭感覚も、多くの国民が疑問視しています。安定しているはずのメガバンクを退職。ロースクールに通う際も、ニューヨークでの滞在費や生活費は、以前に務めていた法律事務所から借りています。要するに借金で法務大学院に通っていたのです。国民が眞子さまとの結婚を疑問視する原因の1つになっています」(同・記者)
 家族問題カウンセラーの山脇由貴子氏は、心理の専門家として児童相談所に19年間勤務した経験を持つ。
 山脇氏は週刊新潮の7月8日号に、「気づかぬうちにあなたも『小室佳代さん』に 『我が子』『我が孫』をダメにする『子供依存』」を寄稿した。そこで小室佳代さんと圭さんの金銭感覚について訊いた。
依存の影響
「率直に言って、お二人とも『お金が湯水のように湧く』とでも思っているような、お金の使い方をされています。基本的に、親の金銭感覚は子供に影響を与えるものです。子供は他人から金銭感覚を学ぶことはないと言っていいでしょう。親が菓子1つ買うのにも慎重なのか、どんな高額なものでも遠慮しないで買うのかを、間近で見て学んでいきます。つまり、金銭感覚は生活習慣のように親から子に受け継がれるものなのです」
 山脇氏は「『我が子』『我が孫』をダメにする『子供依存』」の原稿で、佳代さんは圭さんに依存し、圭さんは佳代さんに依存しているという親子関係だと指摘した。
「思春期では、子供が親を否定的に見ることで人間的に成長します。ギャンブル依存症の父親を持つ子供が、『自分は絶対に博打には手を出さない』と誓い、成人してからは堅実な経済感覚を持つようになる。小室さんも佳代さんの金銭感覚を批判的に見る機会を得たならば、ひょっとすると今とは違う感覚を持ったかもしれません。しかし現実は、小室さんが発表した例の28枚の文書で、佳代さんの金銭問題を徹底的に擁護しました」
 これまで小室母子は上手くやってきたのだ。学費の高いカナディアン・インターナショナルスクールもICUも、何とか無事に卒業できた。
 小室さんが「母親はお金の問題を解決してきたし、これからも解決する」と考えていることが、あの文書から浮かび上がるという。
待ち受ける“結婚生活”
 こうした特異な金銭感覚の持ち主でなければ、納采の儀に必要な費用を「秋篠宮家に援助してもらおう」とは考えないはずだ。普通なら相手に迷惑をかけてはならないと、自分で工面しようとするだろう。
「私の経験上、金銭感覚が普通ではない男性と結婚した女性は、かなり大変な思いをされます。絶対に財布を渡さないタイプが多いので、妻として家計を管理しようとしても、なかなかうまくいかないのです」(同・山脇氏)
 まして、その金銭感覚に歪みのある小室さんと結婚するのは、眞子さまなのだ。どれだけ眞子さまがしっかりとした女性だったとしても、小室さんの金銭感覚を今さら修正するのは困難だろうと、国民の誰もが思うはずだ。
 山脇氏は先の原稿に、佳代さんも圭さんも他者に対する愛情が足りないと指摘した上で、眞子さまとの結婚生活に関して次のように“警鐘”を鳴らした。
《愛情が足りていない人は、結婚しても配偶者に愛情を注ぐことができず、一方的に「愛されたい」という欲求ばかりを募らせます。また、過干渉の親に何でもやってもらってきたせいで、配偶者に対しても「何でもやってくれて当たり前」と感じることになります》
デイリー新潮取材班


小室圭さんは一度は「婚約辞退」を考えた 内定会見後のお食事会から“異変”が…

2021-09-10 10:00:00 | 日記

下記の記事は日刊ゲンダイデジタルからの借用(コピー)です。


 これまで、小室圭さんはなぜ嫌われるのか、原因は皇室にふさわしくない金銭問題や不可解な言動だったことを書いてきた。

 では、なぜ婚約以前に小室家の身辺調査をしなかったのだろうか。早めに借金問題がわかっていれば、宮内庁は内々に処理できたはずである。

「考えられるのは、宮内庁は気がきかなくて動かなかった。もしくは秋篠宮ご夫妻が絶対にやるなと命じたかですね。おそらく後者でしょう。宮内庁が裏で動けば簡単に始末できたはずです。秋篠宮家に危機管理意識がなかったということですね」(皇室記者)

 こうしてボタンのかけ違いもあって、2017年5月の婚約発覚以来4年も続く小室さんへの懐疑の目とバッシング。となると普通の人なら、「小室さんはつらくないのか、幸せなんだろうか」と素朴な疑問を持ってしまう。

1億5000万円の“持参金”や将来の天皇の義兄というステータスを手に入れるなら、有名税を払うのも仕方ないと考えているのだろうか。だから、婚約破棄を言い出さないのだろうか?

 皇室関係者は意外なことを言った。

■あまりのバッシングに…

「実は小室さんは眞子さまとの婚約を諦めようとしたことがあったんです。マスコミから叩かれまくるわ、(秋篠宮)殿下からは問い詰められるわ、面倒くさくなったのかもしれません。それを眞子さまが励ましたというか……」

 皇室記者はこんな補足説明をしてくれた。

「婚約内定会見の夜に、秋篠宮一家と小室母子でお食事会をしていますが、佳子さまと悠仁さまは出席されませんでした。おそらく子供に聞かせられないシビアな話が出たのではないでしょうか。そのあたりからちょっとおかしな雰囲気がありましたね」

この時、小室さん母子は秋篠宮さまに問い詰められたのでは、と言うのだ。

■止めたものは何か

 一方、怯んで肩を落とす小室さんに、眞子さまがしっかりしなさいよとハッパをかけたということだろうか。

 ところで、小室さんが「皇族の一員になれるというチャンス」を一度は諦めようとしていたという話は、冷静に考えたら当然と思えてくる。

「小室さんは皇室から金をもらっているわけでもないし、眞子さまと別れても、法律事務所からもらっているお金を打ち切られるわけでもないんです。留学さえできれば、いずれアメリカで弁護士資格を取って活動できる。そうなれば、仮に眞子さまと別れたところでなんら困ることはありません。アメリカなら『元プリンセス眞子のフィアンセ』の肩書は貴重。それにアメリカの弁護士は日本よりステータスも高い。どこかの別の金持ちの娘と結婚したほうがはるかに楽なはずです」(前出の皇室記者)

 小室さんは母親と似ているそうだから、その選択肢はあっても不思議ではなかった。

 では眞子さまは小室さんの婚約辞退をなぜ引き留めようとしたのだろうか。恋は盲目ということか。

「いえいえ、やっぱり皇室を出たいんです。というより秋篠宮家を離れたい。もっと言えば、紀子さまと距離を置きたいんじゃないかな。二言目には『(皇嗣家として)ふさわしいことをしなさい』ですからね。気詰まりなんでしょう。それに眞子さまも、小室さんを逃したら次の縁談は限りなくゼロに近づきます。おそらくラストチャンスというお気持ちだと思いますよ」(前出の皇室記者)

 小室さんばかりか、眞子さまにとってもイバラの道となってしまった結婚問題。しかし、もう後戻りはできないといわれる。今や2人が結婚するかどうかではなく、令和に汚点を残さないために「納采の儀」をするのか、それとも秋篠宮さまが認めなければ“駆け落ち婚”のような形をとるか、二者択一しかないだろうと言われている。さて、それでも小室さんは幸せなのだろうか?