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「このままでは夫に殺される…」ステイホームできない女性たちの“知られざる苦悩”

2021-09-22 15:30:00 | 日記

下記の記事は文春オンラインからの借用(コピー)です。

 その日、3人の子をもつ美帆さん(41歳・仮名)は、不安な一夜を過ごしました。夫から「コロナ禍が拡大したので在宅勤務が決まった」と告げられたのです。以前から気に入らないことがあると事あるごとに暴力を振るってきた夫。共働きでともに在宅時間が短いこともあり、何とかやり過ごしてきたけれど、四六時中、顔を突き合わせることになったらどうなるのか。その予感は的中。朝から苛立っていた夫から激しい暴力を受けたのです。
「もう、ここでは生きていけない」
「鏡を見ると、はっきりと顔が腫れていました。腫れた顔を自分で確かめるうちに精神的なショックが広がって、今日はもう会社に行くことはできないと、休むことを決めました」
 夫はいつも通り出社。美帆さんは、夫が部屋から出ていくのを見届けて、発作的にこう思ったと言います。
「もう、ここでは生きていけない」
 荷物をまとめ、未就学児を含む3人の子どもと家を出た美帆さん。足は自然と自治体の女性支援窓口に向かっていました。
 夫の家庭内暴力が始まったのは、5年ほど前にさかのぼります。
この記事の画像(2枚)
「首を絞められ、殴られ、蹴られる。これがいつものパターンでした。私は暴力をふるわれながら、『あともうちょっと耐えれば終わるんだ、それまで我慢すればいいんだ』とやり過ごすことが習慣になっていました。だんだん感覚が麻痺していったんです」
 そうすることでしか、自分を、そして子どもたちを守ることができないと考えていたからでしょう。
暴力に怯える「ステイホーム」
 しかし、コロナ禍によって美帆さんを取り巻く状況は大きく変化します。感染拡大を防ぐために「ステイホーム」が合言葉となり、家にいることが多くなった子どもたちに加え、美帆さんも夫もまた在宅勤務体制となり、家族が顔を突き合わせる時間がこれまでにないほど長くなったのです。
「夫は出張が多く、帰りも遅い仕事でした。ですから何とかなっていた部分もありました。『ワンオペ育児で大変でしょう』と言われるけれど、ワンオペのほうがどれほど良かったかしれません」
 世の中にはステイホームによって、幸福度が上がったという家族がある一方、美帆さんと子どもたちのように、安心、安全が確保されず、暴力に怯えながら暮らす家族もあるのです。
世界の各都市でDV被害の増加
 私は『ルポ コロナ禍で追いつめられる女性たち』(光文社新書)で、シングルマザーを襲う困難、女性非正規中心のエッセンシャルワーカーの受難、男性と女性の待遇格差を如実に現した「テレワーク格差」の実態などを取材しました。中でも強い衝撃を受けたのが美帆さんはじめ、「ステイホームできない女性たち」からうかがった話の数々でした。
 DV被害の増加など女性に対する困難が集中しているのは、日本に限ったことではありません。ロックダウンした世界の各都市で電話相談窓口やシェルターへ助けを求める女性が増加しています。
 これを受けて2020年4月、国連のグテーレス事務総長は「シャドーパンデミック」という言葉で、コロナ禍における女性の困難に警鐘を鳴らし、女性と女児を守るよう、各国政府へ対応を求めました。「シャドーパンデミック」。つまり、女性に対する可視化されにくい暴力が拡大している、という意味です。
窓口に寄せられた相談件数は氷山の一角
 日本政府も配偶者暴力相談支援センターに加え、24時間対応の相談電話の設置、SNS、メール相談を受け付ける「DV相談+(プラス)」事業を開始し、女性や子どもの保護のために、相談窓口を閉じないことなどの支援強化を打ち出しました。
 これらの窓口に寄せられた相談件数は、2020年4月以降、前年の1.5倍ほどに増加しています。しかし、ステイホームが続く中、暴力を振るう人の目の前で相談ダイヤルに連絡することは不可能です。多くの相談窓口では、感染が一段落した時点での相談が最も多くなると言います。「相談したくてもできない人」「逃げたくても逃げられない人」は実際にはもっと多く、この数字は氷山の一角であることが考えられるでしょう。
 美帆さんの場合、子どもの定期健診で相談したことをきっかけに自治体の子ども家庭支援センターなどにつながり、暴力をふるう夫から離れることを勧められていました。しかし、「夫から逃げよう」と思う反面、3人の子どもを抱える身としては、それは簡単なことではありません。美帆さん自身「いつもビクビクしながら暮らしていたけれど、大きな決断はできないままだった」と言います。
生活費を渡さない経済的DVが増加
 夫は、出産を機に仕事を辞めた美帆さんに対して、「早く働いて金を入れろ。タダ飯を食うな」と頻繁に暴言を吐いていました。コロナ禍では、パートのシフト減などで稼ぎが減った妻に不満を爆発させたり、生活費を渡さないといった経済的DVが増えていると取材を通じて実感しています。
 美帆さんは末っ子の出産後、仕事に復帰し、私の取材の半年前には正社員に採用され、夫から逃げるための足場を少しずつ固めていました。しかし、いやだからこそ、夫から逃げる選択にためらう部分もあったと話します。
 通常、DVから逃れた女性たちは婦人相談所の一時保護所などに入ります。しかし、そこでは身の安全を確保するという理由から、携帯電話やインターネットは使用できず、外部とのコンタクトが取れなくなってしまいます。その間は通勤や通学ができなくなりますし、夫との接触を避けるため遠方への引っ越しを余儀なくされる人もいます。住み慣れた土地を離れ、それまで築いてきた生活基盤を失ってしまう場合も少なくないのです。
「どうして被害者である側の私たちが、仕事も生活環境も友人関係も奪われなければいけないの、という思いもありました。でもステイホームが続けば、夫に殺されるのではないかと思ったのも事実です」
家を出てから半年後には離婚が成立
 美帆さんは以前からつながりのあった自治体の支援窓口を訪ね、民間支援団体が所有するシェルターを経て、アパートに入居。仕事を辞めず、テレワークの体制で3人の子どもと一緒に、安全に暮らすことができるようになりました。
 子どもたちがよく笑うようになった、と美帆さん。
「元夫は勉強を教えると言っては、子どもができないのに腹を立て当たり散らしました。気分屋で感情を抑えられない人だったんです。子どもはお父さんの機嫌を損ねたくないので、いつも萎縮して家で過ごしていました。だからこそ今、特に上の子の甘えっぷりが増していますね。これまでの反動なのでしょうか」
 調停を経て、家を出てから半年後には離婚も成立。しかし年収は児童扶養手当等を含んでも300万円に満たず、3人の子どもたちとの生活はギリギリの状態といいます。
 もっとも、美帆さんの場合は比較的早く離婚が成立したケースでしょう。暴力から逃れ、家を出て別居をはじめた人の中には、離婚の話し合いが長期にわたり進まないケースもままあります。この場合、ひとり親世帯とはみなされないために、児童扶養手当等を受け取れません。こうした「プレ・シングルマザー」が抱える問題が存在することも、見逃してはならないでしょう。
さまざまな事情で家に居られない人たちの存在が顕在化
 最初の緊急事態宣言下では、ネットカフェやファストフード店、24時間営業のファミレスまでもが閉まりました。これらの空間は、経済的な問題を抱える人、家庭内に居場所がない人などにとって、都会の貴重な“セーフティネット”として機能しているのだということをあらためて感じました。同時に、さまざまな事情で家に居られない人たちの存在が顕在化したということもできるでしょう。
「ステイホーム」とは考えてみれば、“良い家族幻想”のもとに唱えられているところがありはしないでしょうか。家族の絆を深める「#おうち時間」、幸せな家族の姿をSNSに投稿すること自体を否定するつもりはありません。ただ、安全に「ステイホーム」できない事情を持った人たちがいることを忘れてはならないと思うのです。
コロナ禍での「女性不況」
 また、単身者の中には人と話す機会が激減し、孤立を深めている人もいます。特に中高年単身者の貧困率は非常に高く、孤立しがちですが、その困難に目が向けられることはほとんどありません。精神的なつらさを抱えている人や声が届きにくい人たちにもっと想像を及ぼすべきではないでしょうか。
 またコロナ禍での雇い止めの影響は女性に集中しており、「女性不況」とも言われています。しかし、女性に集中している暴力や経済的困難は今にはじまったことではなく、コロナ禍以前から存在していました。それがコロナ禍という人類未曾有の危機によって深刻さを増し、あからさまになったに過ぎないのです。
 社会の至るところに存在する「シャドーパンデミック」を見逃さず、拡大を防ぐこと。コロナ禍で顕在化した女性が置かれてきた構造的困難に目を向け、根本的解決を目指すこと――アフターコロナの時代に向けての重要な課題は、ここにあるのではないでしょうか。
飯島 裕子
いいじま ゆうこ
ノンフィクションライター
東京都生まれ。大学卒業後、専門紙記者として5年間勤務。雑誌編集を経てフリーランスに。人物インタビュー、ルポルタージュを中心に『ビッグイシュー』等で取材、執筆を行っているほか、大学講師を務めている


90歳 一人暮らしの父への想い

2021-09-22 13:30:00 | 日記

下記はnoteからの借用(コピー)です

1.久子さんとの出会い
 この雪の写真は、前回のお話の中で登場した、同級生の奥さんが送ってくれた写真です。もちろん見覚えのある風景なんだけど、一晩でまとまった雪が降ってまるで別世界だ!
 ここの前ね、念のためお伝えしておきますが、道路なんですよ。
道路はが全く見えなくなっているではないかーい!
 こんな雪深い景色は見たのは、私が小学生くらいの時以来のような気がする…。(盛ってませんよ^_^;)
 朝方に撮ったものなのか、辺りは青々としていて、いっそう雪国の寒さや厳しさを感じさせる一枚だった。
 そしてあの日、私の携帯が鳴った。
 1月23日に夜9時くらいだった。
 私はその時、あるイベントに参加する予定があって、スマートフォンも一緒に準備してたので、すぐに電話に気づくことができました。
 その電話は実家の電話番号からの着信だった。
 この時間?正直何かイやな予感がしたんだよね。
 どうしてそれって、普通のことじゃないの…?って思う人もいるかもしれないけど、父ちゃんは自分から電話してくる人じゃないんだよ。
 耳がかなり前から遠くなっているので、普段私が電話しても、耳の聞こえが良い時は会話が成立するけど、どちらかと言うとそうでもない時が多いんだよね。
 不安の中、とりあえず電話に出てみた。

 出てみると、聞いたことのない女の人の声。
「もしもし、私、いとこの久子だけど分かる?」
・・・久子さん⁈ 小さい頃から親戚が遊びに来るとこの人の名前が話題に出ていた記憶が・・・。内容までは私が幼かったせいか、全然理解できてなかったけどね。
 でも何で私の携帯の番号を知っているの…?
 突然の出来事で私の頭の中が一瞬混乱していました。
 久子さんとは確か、親戚のおばさんが亡くなった時にお葬式で一度だけ会っただけかな?ずいぶん前の話だし、もちろん顔すら思い出せない…(-_-;)
 どんな人だっけ・・・? 
 でも、存在自体は知っていたのでひとまず「あ、はい。分かります~。」
…と答えてみた。なんで実家の電話から掛けているんだろう。やはり父ちゃんに何かあったんだろうか・・・。そんな不安が頭の中をよぎった。
「あのね、おじさんがね、この雪の中道に迷ったみたいで。今、偶然私の家の前にいたのを発見して、さっき実家に車で送ってきたとこなんだ」
 「それで実家に行ったら、携帯の電話番号が貼ってあるのを見つけて、電話したって訳なの」
「???」
「え、どのくらい前の時間ですか?」
「30分くらい前かな?」
 えっ!何だって!
 一瞬頭の中が真っ白になったことを今でもハッキリ覚えている…。
 田舎の夜は早い。しかも雪国の冬だ。夜8時半に90歳の老人が自転車に乗っていたとなると、何かあったのではないかと、心配するのが普通。
 詳しく話を聞いてみると、父ちゃんは自転車で買い物から帰る途中、道に迷って何時間もあたりをうろうろと彷徨っていたらしい。自転車の前カゴと後ろカゴには、買ってきた食料品が大量に入っていたとの事。手足は冷え切っていて、寒さで体を震えさせていたそうだ(T_T)
「うちのお嫁さんが、飼い犬がいつもより激しく吠えていたので気になってね、自分が手を離せないから私に『ちょっと見てきてください』と言われて外に出たんだ」久子さんはそう言った。
「そして外に出てみたら、近所のまあまあ若い男の人と家の前に二人で立ってて、どうしたんですか~?って顔を覗きこんでみたら、なんとおじさんだったから私もホントびっくりしてねー。」
 いやあ、それは・・・
 私もびっくりだ!と心の中で思った…。

 久子さんは、父ちゃんの一番上の姉の娘。久子さんからすると、父ちゃんはおじさんにあたる。さらに話を聞くと、その数日前から大雪が降って、辺り一面が雪壁みたいになっており、周囲の景色がよく見えなくなっていたらしい。
 夕方から買い物に出かけた父ちゃんは、辺りが暗くなってしまって、方向感覚がわからなくなっていた。発見されたのは、買い物に行ったスーパーから、自宅を通り越してさらに進んで行った所だ。そのスーパーは普段から時々利用している。普通であれば道が分からなくなることはまず無い。
 認知症が進行して、道がすっかりわからなくなってしまったのではないか…。 その時、私の頭に浮かんだ不安は、簡単には消えなかった。
「おじさんを家まで送ったんだ。で、家に入ってみたら、部屋はかなり汚れているし、エアコンをつけても冷たい風しか出てこないし、布団も薄いものしか用意されていないし。こんな寒いところで毎日生活したのかな~?」
 そっか、父ちゃん、そうだったんだね。
 いつもの年だったら、年末年始に家族で帰省して、父ちゃんの様子や、身の回りの世話が出来てたのに・・・。コロナのせいで帰れない冬。
 だから、きちんと冬の準備をしてあげられなかったのは、少し気になっていた。デイサービスの人が来て、家の様子を見てくれて大丈夫だと聞いていたから安心していたのに…。
2.父ちゃんの日常が変化した
 その日以来、父ちゃんの日常が変化した。
 父ちゃん自体がどれだけその変化を感じているのかは未知数だけど、少なくとも、あの日のような辛い思いは無いはずだ。
 それは何故か?
 そう、あの日、父ちゃんに声をかけて、家まで送ってくれた久子さんが、「これから毎日、おじさんの様子を見に行ってあげるから心配しなくてもいいよ」と言ってくれた。本当に有難い言葉。感謝しかなかった。
 そしてその言葉に甘えるしか今は出来なかった。
 それから毎日欠かさず、久子さんは朝と夕方に、父ちゃんの世話をしに実家に来てくれることになった。食料品の買い出しなど、父ちゃんを連れて一緒にスーパーなども行ってくれた。しかも、父ちゃんの体調や様子を毎日欠かさずLINEで教えてくれる。
 父ちゃんは、いままで自分で料理を作っていたけど、寒くて体が動かないのか、それとも体がしんどいのか、食事をあまり作らなくなっていたようだ。買ってきた食材で久子さんが温かい食事などを父ちゃんのために作ってくれることが次第に多くなってきた。
 私はその時点で、私は久子さんの年齢を知らなかった。・・・というか聞けなかった。
 後々聞いてみたら、もうすぐ69歳を迎えるとのこと。歳が離れている認識はあったけど、ここまで歳が離れているとは思っていなかった。
 だってね、LINE打つのも早いし、LINEのスタンプも可愛いのを持ってるし、ノリもいい感じ。(ちょっと上から目線で言わせてもらっちゃってるけど^_^;)
 言っちゃなんだけど、私の2つ上の姉より全然使いこなしている!
 子どもの頃も、全く接点が無かったいとこ同士の私たち。
 なのに、まさか、こんなことがきっかけで繋がって、お世話になるとは思ってもいなかった。
「不思議なご縁だね」
 久子さんはそう言っていたが、何か「不思議」だけでは済まされない、運命的なものを、お互いそれぞれで感じていたのだ。
 久子さんは、本当に親切な人だった。私たち娘が遠く離れたところに住んでいて、実家に足を運べない今の状況を知って、父ちゃんの面倒をしっかり見てくれるようになった。
 そして久子さんは、元々看護師の仕事をしていたとのこと。だから健康面でも頼りになる存在。父ちゃんの健康状態を真剣に心配くれて、私に対しても色々なアドバイスをしてくれた……。


「無料ビジネス」にだまされるな!消費者の判断力を麻痺させる4つの仕掛け

2021-09-22 12:00:00 | 日記

下記の記事はダイアモンドオンラインからの借用(コピー)です

“無料”や“タダ”ほど人を引きつけるものはない。マイルをせっせと貯めるのも「無料で旅行したいから」だし、クレジットカード選びは「年会費が無料」でないと話にならない。「無料」と聞くと素通りできないのが人の常だが、はたしてそれを選ぶことが本当にベストチョイスなのだろうか。答えはノーだ。なぜなら「無料」は仕掛けられたビジネスだからだ。(消費経済ジャーナリスト 松崎のり子)
無料を利用したビジネス4タイプ
その1:動機無料
「無料」に魅了されるという弱みをうまく利用した無料ビジネスがちまたにあふれている。筆者は独自にそれらを次の4つに分類した。
(1)動機無料
(2)入り口無料
(3)条件で無料
(4)見た目無料
 まず、「動機無料」は、無料をエサに人を呼び寄せる手法をいう。例えば、「アイスクリーム1個無料プレゼント」というような、新規オープンの店がよく行う客引きサービスが分かりやすい例だろう。飲食店なら、コロナ前なら「生ビール1杯無料サービス」というところか。タダで手に入るものが欲しいばかりに、わざわざ出かけていくパターンだ。
 無料でアイスクリームがもらえるのが1家族に1個だとすれば、他の家族用にも買うだろうし、飲食店でビール1杯だけ飲んで帰ることはまずない。他にもつまみをオーダーしてお金を使ってしまうのだと分かっていながらも、無料の誘惑にはあらがえないものだ。
その2:入り口無料
 次の「入り口無料」は、月額課金サービスがその典型だ。初月無料、初年度無料として、入り口のハードルを下げて参加を促す。筆者は先日とある通信プランの乗り換えセールスを受けたが、先方いわく速度もセキュリティーも向上されており、しかも工事もいらないと簡単さを強調してくる。なかなか金額の話が出てこないのでこっちから聞いたところ、「まずお試しいただきたいので、ひと月分は無料ということで…」と言うのだ。
 しかし、サービスの加入時には、せっせと相手が手続きしてくれるので簡単だが、解約は自分でやらなくてはいけない。そもそも通信サービスの品質のよしあしなんて素人が判断できるのか。めんどくさいし、トラブルもないからそのまま継続でいいかとなりがちだ。支払いもカードや携帯料金との合算でとなると、勝手に引き落とされてお金の出入りが目に入らない。気づかぬうちに、毎月の固定費がアップしていた――とならないようにご用心を。
その3:条件で無料
無料を享受するためにお金を払う?
 3番目の「条件で無料」は、文字通り「○○したら無料」というパターン。「あと3000円買ったら送料無料」や、「2000円以上買い物をしたら駐車場代無料」というおなじみの手法だ。「いや、そもそも送料は3000円もかからないのでは?」と考えるべきなのだが、送料を払いたくない心理は根強い。駐車場代にしても、1時間ならいくらかかるかを調べるより、とにかく2000円以上買い物することに頭が切り替わる。とにかく無料にしたいという心理が、なぜか不要不急の買い物を促し、余計なお金を使ってしまうという摩訶不思議な行動を引き起こすのだ。
 最近では、キャッシュレス事業者のこんなキャンペーンも多い。
 「当選すると決済金額の100%が返ってくる」「抽選で買い物代金を全額キャッシュバック」。これも、無料の恩恵を受けるには、先にお金を使うことが前提なのだが、素直に参加している人は多いのではないか。SNS時代の昨今、「当たった!」という投稿を見ると、我も我もと思うのだろうか。宝くじのようなもので、確かに買わなければ当たらないのだが…。
その4:見た目無料
 4番目の「見た目無料」は、一見すると無料だが実は料金を取られているというパターン。例えば、ビジネスホテルの「朝食無料」。これは、正確には「朝食込みの宿泊費設定」という意味のはずだが、なぜかトクした気分になり、そっちのホテルを選んでしまう。
 また、ネット通販で商品を検索する時に、「送料無料」を探す人は多いだろう。「送料無料」を掲げるAショップと、送料がかかるBショップが並んでいると、勝負は明らかだ。しかし、本当にAがBより安いのかは別の話。この「送料無料」も、本質は「送料込み」かもしれないからだ。Bの価格に送料を足してからAと比較しなくては、正確なジャッジはできない。
 しかし、我々は「朝食無料」「送料無料」という文字を見ると、無料のほうがおトクに決まっていると反射的に感じてしまう。比較することを放棄させてしまうくらい、「無料」という言葉には魅力がある。そこのところを分かっている業者は、必ず必殺ワードとして「無料」を使うことだろう。
「無料」は人流さえも変えるパワー
 なぜ、人々は無料が好きなのか。その理由はいろいろあるが、ひとつは「お金を払っていない以上、絶対損することはない」と考えるからだろう。
 とにかく我々は損をしたと思うことが嫌いなのだ。それも、他人はおトクを享受して、自分だけが損をしたと感じようものなら、その痛みは倍増する。でも、無料ならば失うものはないし、マイナスになりようがない。何も払わずに手にできるんだからおトクなはずだ、それをみすみす見逃すなんて…と考える。だから、無料のドーナツがもらえる列に並んだり、「これを買うと○○がおまけでついてくる」として必要でもない新製品を買ってしまう。普段の合理的な判断力をまひさせてしまうのだ。
 さらに、「無料」は人の流れさえ変えることができる。
 例えば、有料だった道路が無料で通行できるようになると、その道を使おうとするドライバーは多い。早く目的地につける上にタダで走れるなら、その判断は正しいだろう。実は先日、筆者はこの経験をしたのだが、こうなるとそれまで多くの車が行き交っていた一般道路は、逆に交通量が激減することになる。その道路沿いにあった店に客が立ち寄ることが減り、結局、元有料道路沿いのパーキングにある店のほうに人が集まる。無料にしたことで、高速道路の関連会社だけがもうかる構造なのではないか…と内心思った。
 同様に、無料セミナー、無料相談、無料宿泊…これら無料のサービスは、この先にもっとお金を払ってもらうために人をかき集める方法であることは言うまでもない。
そもそも無料で受けられるサービスはおトクなのか
 最後に、別の角度からも触れておこう。
 ライフプランの相談などを受けているファイナンシャルプランナーから聞く話だが、無料相談に来る人より、有料相談を選ぶ人のほうが家計の見直しに真剣だと感じるという。お金を払った以上、元を取りたい、結果を出したい心理が前向きに働くからではないだろうか。
 相談を受ける側の専門家もそうだ。無料相談にもいろいろあるので一概にはいえないが、大ベテランで実績の高い専門家が無料相談の相手になってくれることはほぼないだろう。どんな仕事でも、能力が高い人ほど報酬も高いのが通例だ。もし、あなたが無料で自分の能力を提供してくれと言われたら、“無料なり”にしか取り組む気にはなれないのではないか。ものすごく質が高いサービスを100%無料で受けられることはまずないだろうし、本当のプロならそのオファーは受けないだろう。
 信頼できて質の高いサービスを受けたいのなら、やはり利用者は相応の対価を払うべきなのだ。無料は魅力的でみんな大好きだが、必ずしもベストな選択とはいえない。
松崎のり子:消費経済ジャーナリスト


眞子さま 佳代さんと同居?秋篠宮邸退去で義母との距離に焦点

2021-09-22 11:00:00 | 日記

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《長女の結婚については、親として娘の思いや考えを受け止められるよう、対話を重ねております。こうした中、共感できることもあれば、意見が違うこともありますが、お互いに必要だと思うことを伝え合い、長女の気持ちをできるだけ尊重したいと思っております》

9月11日、55歳の誕生日を迎えられた紀子さま。宮内記者会からの質問に文書でお答えになったが、その中には眞子さまの結婚についての質問もあった。

「紀子さまのご回答は、昨年とほとんど同じ内容でした。1年たっても“意見が違う”状況はまったく変わっていないのです。紀子さまは、眞子さまが国民からの批判の声にしっかり向き合い、対応されることを期待して、結婚容認という苦渋の決断をなさったのですが……」(皇室担当記者)

眞子さまの“年内結婚”について、宮内庁は正式発表をしていない。だが、その詳細は次々に報じられている。共同通信は9月8日、「眞子さま10月にも婚姻届 宮邸離れ、渡米の準備」と報じた。なんと眞子さまは、小室圭さんとの婚姻届を10月に提出されると同時に秋篠宮邸を出ていかれるというのだ。

「眞子さまは渡米するには、パスポートとビザの取得が必要です。しかし、小室さんとの結婚を先に済ませて、一般人になられてからでないと手続きができないのです。一日も早くニューヨーク行きを実現させるために、婚姻届の提出を急いでいらっしゃるのでしょう。ただ、驚いたのは秋篠宮邸から引っ越しされる計画のことです」(宮内庁関係者)

上皇ご夫妻の長女・黒田清子さんも、新築の分譲マンションへの引っ越し前に約半年間、夫の慶樹さんと新宿区のマンションに“仮住まい”していた。芸能人も住む強固なセキュリティの物件で、50平方メートルほどの1LDKで家賃は20万~30万円だったといわれる。

約1億4千万円の一時金も辞退し、ニューヨーク生活に金銭面で不安があるなか、余計な出費は避けたいはず。なぜ眞子さまは秋篠宮邸から出ることにこだわるのか。前出の皇室担当記者によれば、その理由は“姑”の佳代さんにあるという。

7月下旬、自宅から実父と外出する松葉杖姿の佳代さん

「眞子さまは渡米までの間に、“小室眞子さん”としてやりたいことがおありなのでしょう。それは義母となる佳代さんを支えることではないでしょうか」

小室さんの母・佳代さんは横浜市内の2DKのマンションに、実父と2人暮らし。佳代さんについては最近も、勤務先の洋菓子店での労災トラブルや傷病手当の不正受給疑惑が報じられており、次々に新たなトラブルが暴かれる事態になっている。

「現時点で小室さんに帰国の予定はないようで、佳代さんを支えられるのは眞子さまだけです。眞子さまが渡米後、日本に帰国される機会は限られるでしょう。渡米前の数週間は、佳代さんと一緒に過ごすことができる貴重な時間なのです。それに、佳代さんと同居すれば家賃もかかりません」(前出・皇室担当記者)

『週刊新潮』(9月16日号)によれば、佳代さんは友人に「眞子さまが“母(紀子さま)よりお母さまの方が好きです”と仰ってくださるのよ」などと話していたこともあるという。この報道のとおり、眞子さまは紀子さまに反発し、佳代さんに心酔されたのか……。

眞子さまが“小室家の嫁”となられる日まで、あと1カ月――。


眞子さまは日本を捨てた」天皇陛下のお気持ちとコロナ禍を顧みないプリンセスの選択

2021-09-22 10:00:00 | 日記

下記の記事は週間女性プライムからの借用(コピー)です。

「眞子さまはなぜ、そこまで結婚を急がれるのでしょうか……。国内ではまだまだ新型コロナに苦慮している人々が大勢いるのはおわかりのはずでしょうに……」
 そう悲嘆に暮れるのは、宮内庁OBのひとり。
 9月1日に眞子さまと小室圭さんが《年内結婚の見通し》と報じられ、その1週間後、今度は《10月に婚姻届を提出予定》だと報じられるなど、スクープ合戦の様相だ。
天皇陛下の提言に耳を貸さない
「9月に入ってからの報道をまとめると、結婚関連の儀式はいっさい行わず、10月中におふたりは婚姻届を提出予定。
 婚姻届の提出に伴って皇籍離脱する眞子さまは、赤坂御用地にある秋篠宮邸を離れ、一時的に都内のマンションなどに滞在されるそうです。
 結婚後は小室さんの住むアメリカに移居される意向とのこと。皇族はパスポートを持っていないので、一時的に滞在するマンションに滞在中、“小室眞子”としてパスポートを申請されるのでしょう」(皇室ジャーナリスト)
 とはいえ、まだ宮内庁から正式な発表はなく、いささか報道が先走っている印象があるが……。
「確かに報道は先行していますが、今後は基本的に報道どおりの内容で進んでいくと思います。眞子さまの今秋結婚、そしてアメリカに旅立たれるのは以前からの既定路線です。
 9月11日の紀子さまの誕生日が過ぎた9月中旬以降、宮内庁長官や秋篠宮家の最側近である皇嗣職大夫から正式な発表があるでしょう」(宮内庁関係者)
 結婚は憲法で保障された権利であり、眞子さまの自由意志で決めることができる。しかし、その決定は小室さんとの結婚に否定的だったとされるご両親だけではなく、天皇陛下のお気持ちも“無視”される結果になった。
「今年2月、陛下はお誕生日会見で眞子さまのご結婚に関する質問に対して《ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております》と述べられました。
 秋篠宮ご夫妻との話し合いは持たれていたでしょうが、陛下が望まれた国民が喜んでくれる状況にはなっていない。眞子さまは、皇室のトップである陛下の提言にも耳を貸さなかったという形になってしまった」(皇室担当記者)
「皇族の選択としてあり得ない」
 そして、最大の問題点と言えるのが“タイミング”である。
「両陛下はもちろん、秋篠宮ご夫妻はいまだに終息しないコロナ禍に強い危機感を抱かれ、大変憂いておられます。
 秋篠宮家では、コロナやワクチンの専門家から説明を受けた後、悠仁さまも加わって家族全員で話し合うこともあったそうです。コロナによって深刻な影響を受け、厳しい生活を送る人々のことを心配し、少しでも早くコロナ禍が終息することを願う会話がなされたと聞いています」(秋篠宮家関係者)
秋篠宮ご一家
【写真】眞子さまが中学・高校の卒業アルバムに書かれた「好きなタイプ」
 9日には政府が東京都や大阪府など19都道府県に緊急事態宣言の期限を30日まで延長することを決定。
 ご家族での話し合いに参加していたはずの眞子さまは、なぜこの時期に結婚を強行されてしまうのだろうか……。
「小室さんへの不信感で結婚を反対している国民の声が少なくないことに加えて、コロナ禍で困難を強いられている国民も多い状況です。しかし、眞子さまがそういったことを考慮されているとは思えません。おそらく、以前から30歳前後での結婚を目指して動かれていたことや、“早く皇室を出たい”という思いがお強いのでは……。
 もはや、小室さんとの結婚生活しか見えておらず“自分はもう皇族ではなく民間人である”との感覚をお持ちなのではないでしょうか。そうでなければ、この時期に結婚されるなど、皇族の選択としてあり得ない。陛下や国民の声を無視する形となった今回のご結婚は、眞子さまが30年間過ごしてきた皇室と日本を“捨てた”ことと同義だと思います」(同・前)
 日本全体を巻き込んだ結婚問題は、まもなくクライマックスを迎えてしまうーー。