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1日1000円・団地ひとり暮らしで叶えた、心豊かな年金ライフ。老後不安が〈ケチ道〉のはじまり

2021-09-28 15:30:00 | 日記

下記の記事は婦人公論東オンラインからの借用(コピー)です

「最期は孤独死もいとわない」というほど、ひとり暮らしが好きと微笑む71歳、エッセイストの小笠原洋子さん。節約主義を貫いてきた《ケチ師範》が、おだやかな老後生活の極意を教えてくれた(構成=上田恵子 撮影=本社写真部)
老後が心配になったのが「ケチ道」のはじまり
ムダを省き、できるだけお金を使わず、だけど心豊かに楽しく暮らすーー。ケチケチ生活とは、人生後半を快適に生きるための哲学です。私の場合40代になって老後の先行きが不安になったのが、「ケチ道」のはじまり。
その頃、てっきり自分は70歳くらいで死ぬだろうと思って年金の受給開始年齢も決めていたのに、すでにその歳も過ぎて現在71歳。東京郊外にあるURの高齢者向け賃貸住宅で、ひとり暮らしを楽しんでいます。部屋の間取りは3DK、家賃は5万5000円ほど。以前は分譲団地に住んでいたのですが、固定資産税を払うのが納得できず6年前に売却。今の団地に引っ越してきました。
倹約上手だった親の影響もあり、子どもの頃から節約が大好きで、お小遣いをもらっては郵便局に行き、コツコツ貯金。ものを買うより数字が増えるのを見るのが楽しかったのです。大人になると根っからの節約主義に拍車がかかり、20代の頃は1日300円で暮らしていたことも。友達はいましたが、ひとりでいるのが好きなので交際費もかからず、それで十分でした。
大学卒業後に京都の画廊に就職し、のちに東京の美術館に転職。30代になり、さすがに1日300円では生活できず、1日1000円にシフトしました。これは限度額を増やしたというより、「本気でケチ生活をしよう」と決意した金額だったのです。体が弱かったこともあり、「将来、年金は生活費と家賃で消えてしまうし、病気になることだってある。少々貯金があるくらいでは足りないぞ!」と焦りを感じるようになったこともきっかけでした。
「人生後半は自由に動ける立場でいたい」と、45歳でリタイアした後は、アルバイトや原稿の執筆で生計を立ててきました。将来への不安から、40歳を過ぎたときに個人年金に加入。公的年金を受け取るまでのつなぎとして60歳から70歳まで受け取れるよう設定しましたが、現在は公的年金のみが振り込まれています。
年金が振り込まれたら1万円ずつ引き出して、すべて千円札に両替し、「使えるお金」を用意します。この「使えるお金」が、1日1000円。主に食費に使い、薬代や雑貨なども範囲内に収めます。食が細いので、食べなかった分は冷蔵・冷凍。その保存期間を考えて、食材や惣菜の値引き品はあまり買いません。

おひとりさま 終の棲家 老後資金使わなかったお金は透明なビニール袋に入れて
買い物に行かない日の出費は0円。1500円使った日は、翌日の上限を500円に調整します。使わなかったお金は透明なビニール袋に入れ、見える貯金として保管。また、万一の出費に備え、クリップで留めたお札も財布に入れてあります。日々「あれがほしいけど、買えない」「これもほしい、でも買わない」の繰り返しで、お金が減らないように努力しながら、半ばそれを楽しんでいます。
家計簿は続きそうもないのでつけていません。毎月の収支は、雑記帳にメモ的に記録するのみ。ちなみに、先月使ったお金は、家賃や光熱費などは別として3万2000円でしたが、月によっては2万円程度のときも。電気代とガス代はそれぞれ2000円ほどで、最近、電気・ガスの合体プランにしたら少し割安になりました。水道代は2ヵ月で4000円弱、パソコンを使うので通信費は約1万円かかります。
以前は、転居時に家財や衣類をたくさん捨てましたが、いまは捨てるものがないので気分もすっきり。ものを買えないのも事実ですが、買うことや捨てることに飽きたのです。
我が家からなくなったものの一例は、ティッシュペーパー。昔からもったいなくて、2枚1組になっているティッシュペーパーを1枚ずつに剥がして鼻をかむほどです(笑)。ティッシュ箱自体が邪魔になるので、トイレットペーパーに変更。使用後はトイレに流せるからゴミも出ず、エコロジーの観点から見ても最高です。
空いた場所は、何も置かない空間にしておく
服は、もう何十年も買っていません。今日の服も、半世紀前に購入したもの。先日は亡き母の着物を裁断し、スカートにリメイクしました。ミシンがないので手縫いですが、結構な外出着に生まれ変わって満足しています。
いらないものは手放しつつ、空いた場所は、何も置かない空間にしておくのがモットー。カーテンのあのボリューム感が嫌で、代わりに和紙のような素材のブラインドを使用。レースのカーテン代わりに、正方形のメモ用紙を使った手作りの紙製モビールを吊り下げたりも。
3DKで余っている部屋は、「ワタシ・ギャラリー」に。無機質なアルミ製の脚立は、アロマキャンドルなど小物を飾ったトレイをのせてディスプレイコーナーに変身。使わなくなったストールはテーブルクロスに。廊下のデッドスペースには、お気に入りの陶芸品や母の遺品の花器などを飾っています。
2週間に5リットルのゴミ袋1袋分しかゴミが出ない
ここで私の1日を紹介しますと、まず朝は7時半に起床。身支度をして、ベッドメイキングや掃除などを済ませます。掃除は充電式のハンディクリーナーでササッと。以前の掃除機は足腰に負担がかかるので買い替えました。3000円程度のものですが使いやすく、充電も3日はもちます。
8時半頃から朝食です。私は薄味派なので、納豆を食べる際は付属のタレを半分だけ使い、残りは煮物の味付けにとっておきます。納豆にちりめんじゃこや海苔を混ぜると、タレすら不要。お醤油や塩もありますが、まず使いません。
朝食後はパソコンで原稿を書き、正午に昼食の準備。3食のうち、一番ボリュームがあるのがこの昼食。朝食とお昼は、キッチンにある小さな「特等席」でいただきます。窓越しに、日差しを受けて輝く緑を眺めながらのランチが、私の1日のハイライト。この「絶景食堂」でのランチが「正餐」です。
窓の外に緑したたる「絶景食堂」でのランチが1日のハイライト
ちなみに、今日はデザートにキウイを食べましたが、皮ごといただきました。皮のケバケバと果実の食感にメリハリがあって、結構イケます。みかんや桃も洗ってから丸ごと食べますし、スイカの皮は捨てずにお漬物にします。大根やニンジンなどの野菜の皮は基本的に剥きません。
お茶を飲む際は急須は使いません。お茶の葉は、湯飲み茶わんの中に直接投入。急須を洗う水道代が節約でき、こびりついた茶葉を取り除く作業から解放されるのでストレスフリー。茶殻は炊き込みご飯に使えるので、ゴミもゼロ。
こんな調子ですから、我が家では2週間に一度、5リットルのゴミ袋1袋分しかゴミは出ません。また、きれいな包装紙は、ランチョンマットにして、汚したらそのまま捨てられるので便利です。
もずくの容器を洗面所用のコップとして再利用
食事が済んだら、13時半から、買い物を兼ねた長い散歩に出かけます。高齢者が多いエリアだけに、ベンチやスツールなど休憩場所があちこちにあり、休み休み近所を巡るのにちょうどいい。気が向いたら団地のコミュニケーション施設で持参したお茶を飲んだり、読書を楽しんだり。あまりに人との交流がないと認知力が落ちる心配もあるので、たまに無料のトークイベントやハンドメイド講座に参加したりします。
散歩の途中、高級ベーカリーのイートインで焼きたてのパンを食べることも。ベリーやナッツが入ったパンは、歯ごたえがあってとても美味しい。毎日の安い菓子パンより、たまの高級パンです。
2時間ほどの散歩と買い物を終えて帰宅したら、すぐに夕食の準備です。火は使いたくないし、食器を洗う水道代も節約したいので、昼の残りものや漬物、レンジでチンした冷凍かぼちゃなどを、小皿にチマチマと盛りつけるだけ。それを1品ずつキッチンからリビングに運んで食べる。籘製のスツールの上に、小さなトレーを置いたものがテーブル代わり。1品ずつ食べることで食べすぎを防げますし、小料理屋気分も味わえます。
19時になったら、食器を片づけて歯磨き。もずくなどが入っていた透明なプラスチック容器を洗面所用のコップとして再利用中。
21時まではテレビを観たり、ラジオを聴いたりして過ごします。観るのは歴史関係や美術館の情報など、知識を得られる番組。21時になったらお風呂に入り、22時には就寝します。死ぬときもひとりでかまわない
お金をかけない生活は、資源を節約する生活でもあります。私は、ケチで環境にも優しいエコロジーな生き方を、「ケチカロジー」と呼んでいて、このケチカロジー生活は、私が自身の裁量でルールを決められたからこそできること。
そう考えると、ひとりは決して悪いことじゃない。20代から10年ほど結婚していた時期がありましたが、夫婦それぞれの時間が長かったので、感覚的には今も昔も変わらずずっとひとり。
私は、死ぬときも誰かに見守られて死にたいとは思わない。太陽が降り注ぐ窓の下で、床に寝そべってスーッと眠るように逝けたら幸せです。ただ、発見されないままだと周囲に迷惑がかかるので、URの有料電話サービスに登録しています。これは週に1度、電話で高齢者の安否を確認してくれるというもの。今後、体が弱ったら電話サービスの頻度を上げるつもりです。
ケチを貫いてきて一番良かったことは何かと聞かれたら、「節約で貯めたお金でドイツに行けたこと」と答えます。50歳からの10年間で計9回、ひとりでドイツを旅しました。
私はカスパー・ダーフィット・フリードリヒというドイツの風景画家が好きで本も書いているのですが、その人が眺めたであろう風景と原画をどうしてもこの目で見たかった。ドイツ語を学ぶより、まず行動ありき。リュックを背負って道なき道を行く過酷な旅でしたが、怖さや寂しさを感じることはなく、幸福感のほうがはるかに大きかった。貯金はかなり減りましたが、体力があるときに行っておいてよかったです。
人生100年と言われる時代を乗り切るために、これからも楽しみながらケチ道を邁進していこうと思います。

小笠原洋子
エッセイスト
1949年東京都生まれ。東洋大学文学部卒。京都で画廊に勤務後、東京で学芸員、成蹊大学非常勤講師を務める。退職後、フリー・キュレーター、美術エッセイストとして活動。 


中2男子が550万課金「ゲーム依存」苦しい胸のうち

2021-09-28 12:00:00 | 日記

下記の記事は東洋経済オンラインからの借用(コピー)です。

ゲームに熱中しすぎて、学業や仕事、日常生活に支障が出てくる「ゲーム依存」が社会問題となってきている。コロナ禍の今、子どもたちはゲームへの依存度が高まっているという。ゲーム依存の実態とは。子どもとその親を支援する専門家の活動の一端を取材した。
病的な「ゲーム依存」の実態
「息子がまた暴れ始めました。一刻も早く来てもらえませんか」
朝8時、中学2年生の子どもの問題行動に悩む愛子さん(仮名)が切羽詰まった声で、電話口で訴えていた。通話の相手は、ネット依存の子たちを更生させる活動をしている佐野英誠さん。
佐野さんは、『ゲーム依存から子どもを取り戻す』(育鵬社)などの著書があり、4年前から全寮制のフリースクールの塾長を務めている。愛子さんが佐野さんに初めて相談をしたのは、その電話の2週間ほど前のことだ。
息子が暴れている理由は、「新しいタブレットを買ってくれ」という要求を母親が拒否したためだ。佐野さんは、急いで愛子さんの家に向かった。
「家に足を踏み入れて、驚きました。ガラスはあちこち割れ、壁には穴が開き、家具は破壊されていて、とても普通に暮らせるような環境ではなかったんです」(佐野さん)
息子と対面して、また驚いた。「どんなに凶暴な子だろう」と思っていたが、おとなしそうなごく普通の中学生だったからだ。
「こんな子が親に暴力をふるったり、家を破壊したりしているなんて。そして大人が子どもの奴隷のようになっているなんて……。信じられませんでした」
厚生労働省の推計によると、オンラインゲームや動画サイトなどを含む、病的な「ネット依存」が疑われる中・高生は、日本国内に93万人。この数は過去5年間で倍増している。2019年に行われたゲーム障害に関する初の実態調査(厚生労働省の補助事業として国立病院機構久里浜医療センターが実施)では、10代・20代の18.3%が、平日でも1日3時間以上をゲームに費やしていることが明らかになっている。
しかしこれらの調査結果は、新型コロナ感染症が流行する前。昨年3月の緊急事態宣言に伴う「全国一斉休校」で、状況は悪化したという。かつてない長期間の休校で、外出は自粛。子どもたちのゲーム依存度が高まるのは当然のことだった。「ゲームは1日2時間まで」などと決めていたルールが、いつの間にかなし崩しになってしまったという家庭も、多いはずだ。
ネットに制限をかけられて逆上
子どもが親の目を盗んでゲームするのはよくあること。しかし、そこからどのようにして、日常生活や人間関係に支障が出るほどゲームに執着するようになるのか。愛子さんの息子のケースは一例にすぎないが、順を追って見ていこう。
愛子さんの息子は、私立の中学校に通っていた。両親は息子が小さいころから過干渉気味で、受験をさせたのも「将来苦労しないように」という親心からだったという。
小学4年生から受験のための塾に通い、無事志望校に合格。しかし、いざ入学してみると勉強についていくのが大変で、ほどなく不登校になってしまった。
家にいる時間が長くなると、息子はゲームにはまり始めた。熱中すると昼夜逆転になって夜中までゲームをし続け、しまいにはヒートアップして大声で暴言を吐くように。そんな息子に、両親は再三注意をした。しかし共働きのため、日中は息子の行動をコントロールできなかった。
そのうちに息子は、「学校に行くから、ゲームに課金させてくれ」と要求するようになった。
なんとか学校に行ってほしい愛子さんは、息子の要求に応えて、何度も課金。しかし不登校は一向に改善せず、ゲーム依存はエスカレートするばかり。たまりかねた両親は、ネットに制限をかけようとした。
息子の家庭内暴力が始まったのは、それからだ。
息子は手当たり次第に物を投げつけ、テレビを壊し、家具を倒し、壁に穴を開けた。テレビは5~6台買い換えたという。両親は、息子の暴力をやめさせるために、お金を渡し続けるしかなかった。息子はさらに、親のクレジットカードを勝手に使ったり、家の金庫から盗んだりするようにもなっていった。
「不登校の息子が、ゲームにはまりすぎて執着心がすごい。課金も止まらない。なんとかできないでしょうか」
最終的に両親は自分たちでは息子の行動をどうすることもできなくなり、困り果てて佐野さんに相談したのだという。佐野さんが相談を受けた時点で、息子がゲームにつぎこんだお金は、550万円にのぼっていた。
子ども自身も罪悪感を抱いている
佐野さんによると、親がゲーム依存の子どもから端末を取り上げる、ゲームができないようにとWi-Fiを切ってしまうなどはよくある対応だという。愛子さんも、息子をゲーム依存から脱却させるために、ネットに制限をかけようとした。しかし、そうした親の行動は逆効果になることが多いという。
「ゲームに対する執着をいっそう強くしてしまうだけ。自分の心の拠り所であるゲームを取り上げられた子どもは、強く反発し、逆上します。家庭内暴力に発展するケースも少なくありません」(佐野さん)
大事なのは、規則正しい生活、日常の生活サイクルと食事を正常に戻すこと。そのためには、生活のルーティンを決めて、継続することだという。
「昼間は頭や体をしっかり動かし、夜はたっぷり睡眠をとる。それだけで、本来のその子のいきいきとした姿がよみがえってくるのです」(同)
佐野さんによると、ゲーム依存の状態に陥った子どもの心の中にあるのは、決して「ゲームをやりたい」という気持ちだけではないそうだ。
「子どもたち自身も『このままではダメだ』と思っています。親からお金を巻き上げたり暴力をふるったりする子どもでも、罪悪感は必ず持っている。まるで、『鬼滅の刃』の鬼になりきれない禰豆子のようです。たとえば、僕が訪問すると迷惑そうな顔はするけれど、接しているとどこか『きっかけ待ちだったんだな』とも感じます」
現在愛子さんの息子は、佐野さんが塾長を務める全寮制のフリースクールで、集団生活を送りながら更生を目指している。寮では35名の子どもたちが寝食を共にし、勉強や運動、ボランティアなどの活動を行う。
「生活習慣が乱れてゲーム依存になっただけなら、修正はそれほど難しくありません。学校と親が連携を取って、早い段階でアプローチをすることが必要です。その子のことを本気で考えてくれる大人が『きっかけ』を与え、規則正しい生活を『継続』することで子どもは必ず変わることができます」
(取材・文/臼井美伸)
佐野英誠(さの・ひでのぶ)/1977年大阪府出身。全国フリースクール 伊藤幸弘塾 塾長。教育カウンセラー、不登校カウンセラー、保護者カウンセラー。不登校、引きこもり、ゲーム依存、スマホ依存、ネット依存の子どもたちを、365日24時間体制の寮で生活させることで自立(自律)を支援。家族関係の再構築をサポートしている。
著書『ゲーム依存から子どもを取り戻す』(育鵬社) 
臼井美伸(うすい・みのぶ)/1965年長崎県佐世保市出身。津田塾大学英文学科卒業。出版社にて生活情報誌の編集を経験したのち、独立。実用書の編集や執筆を手掛けるかたわら、ライフワークとして、家族関係や女性の生き方についての取材を続けている。佐賀県鳥栖市在住。
著書『「大人の引きこもり」見えない子どもと暮らす母親たち』(育鵬社)


秋篠宮家の自由な教育方針、どこに問題があったのか イギリス王室との相違点は

2021-09-28 11:00:00 | 日記

下記の記事はデイリー新潮オンラインからの借用(コピー)です。

 秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんが年内に入籍、米国で生活を始めると報じられた。関東学院大の君塚直隆教授は現在の“皇室危機”をどのように見ているのか。
 ***
 今の皇室は国民から遠い存在になってしまっています。その要因として、公務にあまり取り組まれておられないことが挙げられます。
 例えば、イギリス王室は全18人で3千もの団体のパトロン(総裁・会長)を務めています。かたや日本の皇室は天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下を除き、各種団体に関わる皇族は12名で、その団体数は88と、イギリス王室と比べるとかなり少ないと感じられます。
 エリザベス女王は今年95歳になりましたが、今でもお一人で600に及ぶ団体のパトロンとなっています。コロナ禍でもZoomなどを活用して、さまざまな団体の会議にお顔を出されていますし、可能な限り外出して公務も行っている。
 昨年末には、ウィリアム王子とキャサリン王妃が2泊3日でイギリス各地をロイヤルトレインでまわり、各地の医療従事者を慰労しました。その姿は国民から支持を集めました。
 また、イギリス王室は公務をTwitterなどでアピールしています。国民は報道やSNSを通じて、王室がどれだけ国民のために働いているかを知ります。国民に親しみやすい存在になっているのです。
 日本の皇室は公務も少なく、SNSでの発信もされません。眞子さまのご結婚も、皇室と国民との距離がこれだけ離れていては、共感も得られないでしょう。
 ご結婚が騒動になってしまったのは、秋篠宮家の教育の問題があったように思います。秋篠宮家は良く言えば自由、言葉を換えれば、子供を縛らない教育をされてきました。紀子さまが先日のお誕生日に記者会の質問に対し「長女の気持ちをできるだけ尊重したい」と、回答されたことがそれを物語っています。
 イギリス王室は、国民の支持なくして維持できないとされ、王族の結婚ではパレードなどで国民にお披露目をします。それが日本でも同様なのは、皇族にとっても結婚はプライベートなものと割り切れるものではない、ということです。
 ご結婚により「皇族ではなくなる」という意識を幼少から持ち続けていれば、「公」よりも「私」を優先するようになってしまいます。実際、眞子さまは元皇族としての品位を保つために支給される一時金について、辞退される意向を示されています。
 自由な教育方針で知られる秋篠宮家はどれほど「公」を意識した教育を施されてきたのでしょうか。そうしたお考えを育むにはやはり子どもの頃から多くの公務に取り組まれ、さらに国民に対してその姿を見せていくことが重要なのです。


「額の傷跡」に心配の声も 小室圭さん、激変理由は「並行眉」

2021-09-28 10:00:00 | 日記
下記の記事はNEWSポストセブンオンラインからの借用(コピー)です。

 秋篠宮家の長女・眞子さまの婚約内定者である小室圭さんが9月27日、成田空港に到着した。ひとつに束ねた長い髪を揺らしながら3年ぶりの一時帰国となったが、多くの国民の注目を浴びたのが風貌の変化だ。帰国直前の24日、ニューヨークで小室さんを直撃したフジテレビの映像には、長く眞子さまの婚約を追いかけてきた皇室担当の記者たちにも衝撃が走った。

 皇室担当記者が語る。
「宮内庁は近く結婚を正式発表する予定で、小室さんの14日間の隔離期間があけると眞子さまとお二人で会見し10月には婚姻届を提出するという流れになっています。そのため大手紙は粛々と報じる態勢に入っていました。
 しかし、これまでも婚約延期後に米フォーダム大での留学を決め、同大で眞子さまの『フィアンセ』として紹介されたり、金銭トラブルについて28枚にも及ぶ文書を公表したりと、渦中にありながら予想外の行動で耳目を集めてきた小室さんでしたが、今回ばかりはさらに予想を上回る展開でした。結婚自体は強行するとはいえ、金銭トラブルなどについて誠実な対応が求められているなかで、まさかロン毛のサムライヘアになっているとは皇室を取材する記者たちも誰もが予想していませんでした。直撃映像を見て腰を抜かしましたよ」

 ネット上には小室さんの髪型だけでなく全体的な印象の変化に驚く声が溢れている。〈イケメン感増してる感じがする〉〈小室圭さんイメチェンすごい。別人みたい〉〈小室圭さん、お顔変えた?〉〈小室圭さんって整形した? あんな顔してたっけ? 髪型のせいかな〉などと、激変ぶりが話題だ。

 女性誌記者が語る。
「一番大きく変わったのは眉毛です。小室さんは茶髪の学生時代や、婚約内定発表した頃も渡米する時も、眉毛の下の部分を剃って、やや釣り上がった形の“上がり眉”が特徴でした。

 ところが今の眉毛は、上部のほうを剃っているのが青い剃り跡からうかがえます。そうして今若い女性に流行の“平行眉”、表情によってはかつての工藤静香さんのような“下がり眉”に変えたようです。こうすると眉毛と目の距離が近くなることで、欧米人のような彫りの深い目元に見えるんです。つるつるの額を全開にしたのと相まって、かなり顔の印象が変わったので、いきなり今の小室さんが出てきたら誰も気づかなかったかもしれません。
 小室さんはニューヨークでは切り詰めて節約していることが伝えられたので、美容室代も節約したため長髪のままになったのではと察する声もあがっていますが、眉毛の形を変えたことからも、日本の流行に合わせてこだわってイメチェンされたと思います」
 帰国して成田空港で報道陣に一礼した小室さんは、額に手術痕のような白い傷跡に見えるものがあったことにも〈怪我したのかな〉〈たんこぶ?〉などと心配の声が上がっている。
 長髪のまま帰国した小室さんには、眞子さまとの結婚会見を開くにあたりふさわしい身だしなみなのかという議論もおきている。米国在住の法曹関係者もこう語る。
「これからアメリカで弁護士として働くにしても、今の小室さんのような後れ毛が出たサムライ系の長髪スタイルはあまりお勧めできないです。弁護士の競争の激しいニューヨークで一流になるには、身だしなみも信頼を得るための重要なポイントですからね」
 眞子さまとの会見を前に、日本でもう一度イメチェンするか──。

    


歩数が3割に減るだけで、筋トレ3カ月分が台無しに

2021-09-28 08:30:00 | 日記

下記の記事は日経グディからの借用(コピー)です  記事はテキストに変換していますから画像は出ません

 年を取るにつれ、体力、健康、そして見た目は少しずつ衰えていく――。いわゆる老化だ。老化は避けがたいものとはいえ、できるだけ遅らせたいというのは多くの人の共通の願いだろう。では、具体的にどうすればいいのだろうか? 本連載では第一線で活躍する医師や専門家にアンチエイジングの実践的な方法を聞いていく。
 最初のテーマは「筋肉」について。リモートワークや外出自粛が通常モードになって、運動不足がすっかり定着してしまった人も少なくないだろう。そんなコロナ禍での「不活動」が、「筋肉を減少させるだけでなく、全身の健康リスクを高めている」と警鐘を鳴らすのは、立命館大学スポーツ健康科学部の藤田聡教授。「体を動かす」という基本的な習慣が、若々しい体の維持をいかに支えているか再認識しよう。
在宅勤務が続いて、外に出る機会も減ってあまり歩かなくなると、どんどん筋力が落ちていく? (C)fizkes-123RF
「コロナ不活動」で世界中の人が運動不足に
 今なお感染拡大が続く新型コロナウイルス感染症。在宅勤務によるリモート生活が定着したり、出かけることが減ったりするなど、運動不足を実感している人も多いのではないだろうか。
 このパンデミックによって世界的にも運動不足が起こった、という報告が、医学雑誌「Nutrients」で発表されている(下グラフ)。
 報告は、パンデミック前後の生活スタイルの変化を明らかにするための国際調査の先行解析によるもの。その結果、激しい運動、中等度の運動、ウォーキングの時間、いずれも30%程度減った一方、座り時間が30%ほど増えていた。
 また、同時に行われた食生活調査では、ステイホーム期間は不健康な食品を摂取する頻度が高まり、食べる量をコントロールできなくなり、間食や深夜の軽食の頻度が高くなり、反対にアルコール摂取は減少する、という傾向が見られた。
 あなたの生活と重なる部分も多いのではないだろうか。
 「コロナ禍によって、感染拡大を防ぐために、通勤や通学ができなくなり、これまで当たり前だった日常生活の活動量が大きく減少しました。ヨーロッパではロックダウンを行った都市でも我慢できず外に出始めた人が多かった一方、日本では緊急事態宣言が解除された後も、現在までずっと活動の低下状態が続いていることも指摘されており、体への影響を危惧しています」と、立命館大学スポーツ健康科学部の藤田聡教授は言う。
った2週間の運動不足で筋肉量が減少
 藤田教授が問題視するのは、活動量不足による筋肉量の減少だ。
 「歩数を普段の3割ほどに減らすという研究では、たった2週間で筋肉量が約4%減少しました」(下グラフ)。
オンラインで取材に応じる藤田教授。
 たった4%、と侮ってはいけない。「筋トレを3カ月間一生懸命頑張っても、増える量は3~4%ほど。それだけの筋肉量が、活動量の減少によって一気に減るということが示されたのです」(藤田教授)。
 通常に生活していても、筋肉は30歳代以降1年に1%ずつ減っていくといわれる。少し運動不足が続くだけでも、短期間のうちに、まさに老化の凝縮ともいえる現象が進行するのだ。
 とはいえ、歩数を減らすだけで筋肉が減るというのは、意外な気も……。筋トレもせず、ただ通勤や買い物などで歩いているだけでも筋肉が維持されていた、ということなのだろうか?
 「歩くこと自体がとても重要で、歩くことは筋肉量の維持に貢献しています。もちろん歩くよりも負荷をかける筋トレは大切ですが、歩数が一気に減ることによるリスクは想像以上に大きいのです。寝たきりの状態になると筋肉量が大幅に減少しますが、トイレに行くなど、少しでも歩数を稼ぎ、筋肉を多少なりとも使うことによって筋肉量の減り方が変わることもわかってきています」(藤田教授)。
 運動不足を反省してしまうが、「それも自然な現象です。動かなくていい環境ならば、筋肉を無駄に持っていてもエネルギーを食うだけなので、体が必要ないと判断すれば、筋肉が減るのは当然の結果なのです。だからこそ、意識的に運動習慣を取り入れることが大切です」と藤田教授は言う。
筋肉は全身の健康を担保する「保険」になる
 前出の2週間の運動不足実験では、脚の筋肉量だけでなく、糖尿病に関わるインスリンにも悪影響が起こっていたことにも注目したい。
 実は、筋肉の減少は、全身の健康に悪影響をもたらすことが近年、続々とわかってきているのだ。
 韓国で、筋肉量と2型糖尿病の発症の関連を調べた前向きコホート研究がある。この研究では、筋肉量が少ない人は2型糖尿病リスクが高くなった。BMIで分けたところ、非肥満の人で11.9%、肥満で19.7%、リスクが増加した(下グラフ)。
 糖尿病とは、血糖値の上昇を抑えるインスリンというホルモンの不足や働きの低下によって、血糖値が高い状態が続く病気のこと。アジア人は、他の人種に比べて、肥満度が低い状態でも糖尿病になりやすいことが知られている。
 その原因と考えられているのが、内臓脂肪と筋肉量の低さだ。
 「すい臓からインスリンが分泌されて血糖値が低下する際に、大部分のブドウ糖は筋肉に取り込まれます。しかし、筋肉量が少ないということは、糖の貯蔵庫が小さいということを意味します。すると、血中のブドウ糖が減りにくくなり、高血糖の状態が続くのです」(藤田教授)。
 筋肉量が少ないと、糖の貯蔵庫もミニサイズになってしまう。貯蔵庫に取り込まれずだぶついたブドウ糖は、肝臓で脂肪に変換され、中性脂肪値が高くなる。血液中の中性脂肪値が高い状態は動脈硬化のリスクを高め、心筋梗塞などの心血管疾患を起こしやすい状態になる。つまり、筋肉量をしっかり維持しておかないと、体内で老化の進行スピードを速めてしまうのだ。
筋肉量が少ないほど糖尿病リスクが高くなる
6895人の糖尿病を発症していない男女(平均年齢52.1歳)を、平均筋肉量指標(MMI)の低値、中値、高値の3分位に分けた。追跡期間中に19.4%の人が2型糖尿病を発症。肥満がなく筋肉量が高値である人を1とした場合の2型糖尿病リスクを見たところ、肥満している、いない、いずれの場合も、筋肉量が低い人は2型糖尿病発症リスクが高くなった。(データ:Diabetologia. 2017 May;60(5):865-872.)
 さらに、筋肉を作る材料として忘れてはならないのが、たんぱく質だ。
 71万5128人の男女を対象に、たんぱく質摂取量と死因との関連を調査した研究を解析した結果、動物性たんぱく質、植物性たんぱく質を合わせた総たんぱく質摂取量が多いと全死亡リスクが低く、植物性たんぱく質の摂取は心血管疾患による死亡リスクの低下とも関連していたという(*1)。
 「筋肉の維持のために欠かせない要素が、筋肉を作る材料となるたんぱく質を食事でとること。たんぱく質の摂取は、筋肉のみならず、ホルモンや細胞、血液、酵素など、全身の組織すべての維持に関わります。筋肉量と腹部手術の術後について8つの研究を検討したところ、筋肉量が少ないと合併症リスクが大幅に増加し、予後も不良となることが報告されました(*2)。筋肉量は、全身の組織が健康であることを証明する指標になる。つまり、筋肉を蓄えておくと、万が一の備えになる。生きていく上で蓄えておきたい、保険のようなものといえます」(藤田教授)。
 アンチエイジング実現には、筋肉を維持すること、そのためにたんぱく質をとることが必須条件というわけだ。