よろずの記 and 爺へ               

人生、残り少なめの日々の出来事や思いの綴りです。
やはり、ツーカーと話せるのは爺でした。  

生きましょう 

2008年11月14日 10時26分23秒 | 人生、家族

私には、訪問ヘルパーさんの家事支援を受けながら、84歳で一人暮らしをしている叔母がいます。

彼女が某新聞で、ある男性の文を見て心打たれ、投書したものが同じコラムに載りました。そのうち私も同じ年齢になります。叔母のような生き方を学んでいきたいと思います。以下、その投書文です。           

               『 生きましょう 』

「びわの実」と題したMさんの「男の気持」を読んで、びわの葉治療を思い出しました。びわの葉の上にミソを乗せ、もぐさに火をつけると、部屋中に広がる臭いに亡夫ともども閉口したものです。

夫の肺がんの看病をしていた私も、お医者さんからガンが小さくなったと言われれば喜び、悪くなったと言われれば谷底に突き落とされたような思いでした。
でも病人の主人にはテレもなく「大好きだから長生きしてネ」と言葉をかけていました。
何気なく「変われるものなら代わってあげたい」と私が漏らした時、「でも、つらいぞお」と言われ、胸をえぐられる思いでした。
Mさんも奥様との一日一日が、不安と戦いながらも、喜びや優しさをかみしめる日々だったでしょう。
最後の「おいでぇねぇ」「すぐ行く」の文字に、夫婦の深い愛を思い、涙がとまりませんでした。
これからの先、年寄りには良いことも少ないかもしれません。でも小さいことにも喜びを見つけ、Mさんも前向きに生きてください。
残されて一生懸命に生きている人々が大勢いるのです。決してあなた一人ではありません。生きて、生きて、奥様の知らない月日の変化や、また花の咲く様をおしえてあげてください。
きっといいこともありますよ。生きましょう。

冬支度

2008年11月02日 22時10分39秒 | 人生、家族
先日、ある会合に出席しました。
そこでは、毎年、久しぶりにお会いする方がいっぱいです。
そして今年は、何人かの方からいつもと違うお話が出ました。
「ブログの更新がないね、楽しみにしてるのに」
「英語じゃつまらんよ、ちゃんと日本語がいい」等々
ああ、申し訳ありません。
読んでくださいと勝手にブログをアップしながら
勝手に更新を怠けている自分が恥ずかしくなりました。
きっと、読みに来て下さって、空振りで戻られたことが何回もあったことと思いました。
やっぱり、ちゃんと更新しなきゃいけませんね。
といっても、なかなか・・・.どうしたら・・・・
まず、以前していたように、毎月1日と15日にはできる限り更新し、他は随意で更新していきたいと考えました。
これからも、またどうぞよろしくお願いします。
                            salasala
        
            < 冬支度 >
毎年、宮崎神宮大祭が終ると、ここ宮崎も寒くなってきます。
きょうは私の部屋の冬支度をしました。
掃きだし窓のすぐ前にソファーを移しガラスの冷気がこないようにして、床にはホッとカーペットを敷きます。
ついでに押入れを片付けていると、アルバムに目がとまり、しばし、懐かしの育児時代に戻りました。
あどけない子供の写真にちょっとウルウルしたり、まあ!私もこんなに若かったんだわとうれしいような、口惜しいような。
それからの長い月日が信じられないような気がしましたが、残念ながら現実は現実でした。
でもまあいいか、若い頃がんばったおかげで、今はこんなに自由な時間が持てて、楽しい事がいっぱいあるからね。
これからは、自分の人生の冬支度をしっかりとしていかなくては、と、ちょっぴり悲しい心構えもしたのでした。
そして、すっかり片付け終わったのは夕方。さあ、これで寒い日も暖かくしていられます。