【マスク】
出発の朝、空港に集合すると、責任者さんからマスクが渡されました。
新型インフルエンザの拡大の時期、空港と、機内では往復とも着用しました。
【美容講習】
最初の宿の翌朝、同室4人の中でアイメイクの上手な人が一人いました。他の3人は、私も含めてアイラインなど描いたことのない、素顔に近い人ばかり。興味本位でアイラインの書き方講習が始まりました。
ふふふ、こんな時間も楽しいものです(^_^.)。成果のほどは?
【ミニミニ國際交流】
2日目、立石寺で中国語のような会話で歩いている人達と並んだので、つい聞いてしまいました
「中国からですか?」「?・・・・・」わからない様子で頭かしげて、ハニカミ奥さんて感じ。
そうだよね、じゃ英語ではどうかしらと、聞いて見ました
「どこからですか?」「台湾。」 オ!通じた!
「何人で来てますか?」「26人。」 わーお!
「台湾の方は、みんな英語が話せるのですか?」「少しだけ。」
「いつ、帰るのですか?」「2日後。」 そして彼女は、連れを追い、急ぎ足になったので
「Have a good time.」 彼女、振り返ってニコッ。
その後、土産品店の中を見ていたら、さっきのハニカミ奥さんとパッタリ。
「また会いましたね。」と言うと彼女ニッコリ、横にいたご主人らしき人もニッコリ。
でも、時間がなくてそれきりでしたが、思いがけない機会でした。
【ホテルの迷路】
2日目の宿は、スキーのゲレンデに平行に斜面に建てられたホテルでした。
3段の階段を逆さまにしたような建物で、フロント、レストラン、浴場、どこに行くにもウロウロ、ウロウロ。
とうとう、翌日まで覚えきれませんでした。あーあ、情けない。
非常口だけは近かったので、どうにか・・・・・でした。
【高速道路】
最終日は、当初は2ヶ所の見物予定でした。
ところが土曜日のため、例の高速道路料金1000円の日なので、どれだけ渋滞があるかわからない。
もしかすると飛行機の時間に間に合わない恐れもあるということで、1ヶ所を削り羽田に向かったのでした。
バスの運転手さんは必死だったと思います。
予定より90分早く着くことが出来てよかったですが、思いもしない影響を受けました。
2日目は、山形県米沢市内観光です。上杉家ゆかりの林泉寺には、直江兼継などのお墓があります。 ドラマ「天地人」のおかげで、歴史上の人物のお墓にこれまでにない親しみを覚えました。
博物館ではちょうど「天地人博」の開催中で、思いがけずドラマに出てきた屏風(国宝)を見たのが 嬉しかったです。
後半は、体力勝負の立石寺(山寺)へ。山の中腹やてっぺんに建てられた寺やお堂に登ります。 携帯電話のカメラだけを頼りに、お賽銭は裸でポケットに入れ、バッグも置いて荷物なしにして、膝を かばいながら慎重に登りました。一段毎の高さが20センチもなかったおかげか、途中からは逆に楽に なり、まだ登ってもいいな、と思えるくらいに。 しかし「ここまで来れれば、一番景色のいいところだから充分よ」と経験者に言われて、無理しないこ とにしました。
この日は蔵王温泉泊。ホテルのすぐ横がスキーのゲレンデでした。
翌朝は、標高1700mの火口湖、蔵王お釜に向かいました。しかし、濃いガスのため、エメラルド色とい われる湖水面をみることが出来ず、あきらめました。
これですべての予定が終わりました。
高齢者ばかりの旅行でしたが、無事に終ったことが何よりでした。
昨夜、お風呂に入っていたら、消防車のサイレンが聞える。
火事?と窓をあけると、20メートル北側の家の2階の部屋が赤々と燃えている。
「Yさんとこが燃えてるよ~!」と夫に叫ぶ。
外に走り出た夫が「大変じゃ、こっちが**********・・・」
よく聞えなかったけど、尋常なことではない様子。
急いで風呂から出てみると、我が家の南側隣の隣のKさんの家が大きな炎と火花を上げていた。
「うちも燃えるかも知れんぞ!」と言いながら夫がまた表に出て行った。
私は、通帳、各種保険証、財布など貴重品を鞄に入れて、ジャンパーを着た。
火はますます燃え上がって来ていた。
パソコンを裏の木の根元に避難させて帰ると、突然知らない男性が家に上がって来て、
「危ないぞ、貴重品やら荷物をまとめろ!玄関の方からは逃げられなくなるから、裏の方に出して!」と
私はウクレレを裏口へ。男性は私の貴重品の鞄を抱えて裏の道路脇に置いた。
夫が帰ってきて、自分の仕事用のバッグや衣類を裏に運んだ。
私も当座に間に合う程度の衣類を運んだ。
私はチラッと思った、男性は、もしかしたら火事場泥棒?
気になったので、貴重品の鞄を手元に持って帰ってきた。
炎は小さくならない。Kさん一家は留守だとか。
他に出さねばならないものは・・・と考えるけど思いつかない。
夫が薄着だったので、ジャンパーを出して着せる。
前の道路では、近所の若いご主人が、燃えてる家の向こう隣の一人暮らしのお年寄りを探して、この寒いのにびっしょり濡れていた。
幸い無事がわかり、続いて、そのまた向こうのお年寄り夫婦を見てくると言って、濡れたまま走っていった。
そうしているうちに、炎が小さくなり煙が多くなってきて、どうにか延焼の危険がなくなった。
「ああ、よかった~」と急に寒さがこたえてきた。
最初のYさんの2階が燃えていると見たのは、屋根の上の温水器に火事の炎が写っていたのだった。
今日になって、ご近所さんと持ち出すものについて話していて、私にもれていたのは
「印鑑」と「アルバム」だった。
通帳は金融機関にデーターがあるから無理しなくても大丈夫とか。
そして、かの男性は、この地域の世話をなにかとされる方だそうで、帰る時には無事でよかった~と私達に握手して帰られた。
疑ってごめんなさい。
嬉しいことに、参加者のお一人が手作りのケーキを23名全員にプレゼントされて、おいしかったこと。
そして、早めの昼食は時間節約のためにバス内でお弁当でした。
福島県に入ると、バスガイド嬢の白虎隊や、野口英世の説明を聞いて、ああそれもあったかと自分の不勉強が恥ずかしかったです。
猪苗代湖と、会津若松城の見学がすむともう夕方。東山温泉に到着したら、温泉につかり、主婦にとってはあこがれの上げ膳、下げ膳の贅沢な時間です。
露天風呂は、ホテルの建物の上階の横にスプーンのように突き出ていて、眼下に町の明りがチラチラと見えてきれいでした。