よろずの記 and 爺へ               

人生、残り少なめの日々の出来事や思いの綴りです。
やはり、ツーカーと話せるのは爺でした。  

秋の一日

2011年11月29日 22時48分47秒 | 自然

午前中、所用で出かけて、両親のお墓が近くだったのでお参りしました。

さらに、すぐそばの、昔よく遊びに行った天神山に紅葉を期待して寄ってみると、銀杏は黄金色となり、もう散り始めています。

良い景色を眺めながら、買ってきた弁当を食べていると、近くに停めてある車の横に、野良らしき猫がお座りして、じっと上の方を向いています。

よく見ると、運転席で食事をしている人がいて、そのおこぼれを待っているようです。

サイドミラーに、箸を動かす手が映っていて、面白い写真が撮れると、ドキドキしました。

それから、上の方にある神社までちょっと登って周囲を眺め、久しぶりのゆったりした秋の日を過ごしました。

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昨日の二話

2011年11月17日 14時17分22秒 | 日記・エッセイ・コラム

<その1>
ミニバレーの休憩中、AさんとBさんがちょっと離れた位置で話していました。

Aさん「今夜もバレーがあるね。」
Bさん「え?」
Aさん「今夜、女子バレーの試合があるよ、って」
Bさん「あ、ほんと?。どこと?」
Aさん「UMK!(放送局の名前)」

周りにいたものみんな、大爆笑でした。

<その2>
地区の交流センターは、我が家から歩いて行くには遠い。
昨日は良い天気にもつられて自転車で行きました。
チエーン式の鍵をかけて、帰る時、鍵がみつからない。しまった~、家に置いてきてる。
仕方なくテクテク歩きながら、ばっかだなあ~私、。テクテク、テクテク。

途中、友達の家の前にきた。そうだ、元気でいるかな?
声をかけたら、居た、居た。お茶とカステラをごちそうになり、
おしゃべりができたと、とても喜んでもらえて、それからはサッサ、サッサと軽い足取り。

馬鹿も、たまにはいいもんです。


ナップサック

2011年11月14日 09時49分16秒 | バッグ ・ リフォーム

先日、久しぶりに来た孫娘が遠慮がちに言いました「ナップサックって知ってる?」

友達は持ってるのに、彼女は持ってないとか。じゃあ、作ってあげよう、と材料買いから始めたのが、彼女が帰る日の朝。時間があまりない。       

昼食は爺ちゃんが買ってきて、彼女はアイロンかけや糸通し。3人協力してセッセ、セッセと、布が足りなかったり、紐が短かったりのハプニングもあり、やっと夕方に完成しました。「フー、疲れた~。」

ご機嫌で帰って行った夜は、それを抱っこして眠っている写メールが嫁からきて、ばあちゃんは満足、満足。

サイズやデザインの注文が厳しいかったです(^。^)

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端布で作った小さなチューリップ。サックの飾りに3輪だけ間に合いました。

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後日、残った布でブックカバーを。

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四国にて (忘れ物)

2011年11月10日 19時50分09秒 | 旅行記

旅程が全部終わり伊丹空港に向かう途中、休憩のレストハウスでのことです。
建物から出て、バスの駐車場に向かtったDさんがトイレにバッグを忘れたことに気付きました。                                                     

Dさんは70代で足が弱い。そこで、若いAさん (と言っても60代) に、「走れ~!」と。
Aさん、全速力でDさんが使った障害者用トイレに走りました。
使用中だったので、ノックして大声で
「すみませーん、その辺に赤いバッグがありませんか~!」
「あ~あ、ありますよ。」

後でAさん曰く
「何十年ぶりかであんなに走って、私がこけていたら、また顔にあざが増えて見られなくなるところだったわ。」
彼女は、初日にオリーブの木の枝で顔を強打しして、まだあざが残っていたのです。

もしバッグがなくなっていたら、みんな暗い気持ちで帰宅するところを、彼女の力走で、真から笑うことができて、めでたし、めでたしでした。

本題とは別ですが、醤油工場の見学で。
でっかい樽が入口に利用してありました。2011_1025_144749cimg2481

醤油工場にミシンが?
麹を絞るための布袋の縫製用ですって。大きい、頑丈そうな、足踏みミシンでした。2011_1025_145013cimg2484

醤油ソフト。もろみの味がほんわりとしました。2011_1025_150702cimg2487


四国にて (ミニ日台交流)

2011年11月02日 15時51分21秒 | 旅行記

友達二人とロープウェイ下り便を待っていたら、周りは中国語らしき言葉の人がいっぱいでした。
すぐそばの女性に「中国から?」と話しかけてみましたが通じません。
手振り身振りで聞いていたら、やっと「台湾」と聞こえました。
すると横にいたお爺さんが、日本語で話して、日本の『お正月』の歌を歌い始めたのです。
続いて、『浦島太郎』を歌い、周りのみんなが手拍子で、3番までバッチリ間違いなしです。
話しかけてみたけど、後ろの男性が手振りで、彼は84歳、耳が聞こえないのだと教えてくれました。

そのうち、バケツのような丸いゴンドラ(というのかな)がきて一緒に乗り込み-、中で二次会が始まりました。
お爺さんは『浦島太郎』をすごく楽しそう、うれしそう、得意そうに歌い、友達も私も一緒に歌いました。周りは手拍子。終わったら、みんなで拍手、拍手。
遠い過去に、お爺さんと日本人とどんな関わり合いがあったのでしょう。
ゴンドラが停まり、お互いに日本語で「さよなら、さよなら」とお別れしました。
お爺さんが主役の小さな小さな日台交流でした。

眉山展望台からの吉野川

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