『今のあなたをつくったのは何でしょうか。
それは「過去」です。
過去に自分が何をしてきたです。過去にあなたがどんな種をまいて
きたかによって、今のあなたが決まっています。悪い種をまいたことも
あるでしょうし、よい種をまいたこともあるでしょう。いろいろな種が
ありますが、今のあなたがあるのは、過去にまいた種の結果です。
(中略)
どんなにイヤな過去だろうが、どんなに素晴らしい過去であろうが、
過去は過去です。
変えることはできません。
一方、変えられるものがあります。
それは「未来」です。未来とは自分で変えられます。
では、10年後、20年後のあなたは、何がつくっていくのでしょうか。
それは、これからどんなことをしていくかです。それはこれからまく種です。
この一瞬からまきはじめる種によって変わります。
あなたは過去にどんな種をまいてきたでしょうか。
自分のまいた種が芽を出し、咲いた一輪の花が、今のあなたです。
そして、10年後、20年後に自分の思った通りの花を咲かせたかったら、
これからどんな種をまくかによってそれが決まります。今から質のよい種をさく
まけば、あなたの未来は明るいものになるでしょう。』
嶋津良智著 「怒らない技術」(フォレスト出版)P85より
怒らない技術 (フォレスト2545新書) | |
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昨夜もだらだらと遅くまで飲んでしまい、自分が帰宅するまで晩御飯にありつけない猫には申し訳ないことをした。
今朝はもっと寝ていたかったのだが、猫にたたき起こされたのと、お昼前に帰国中の妻とスカイプする約束をしていて、その前に家の掃除と洗濯を済ませて良いところ見せねばという思いの方が競り勝ちねぐらから這い出た。
昼過ぎ、オフィスに行こうと思っていたのだが、雨が、それも結構激しく降ってきたので出る気になれず、ネットで数時間使ってしまったら後悔すること間違いなしと思い、「ならばこれだ!」と思い立って読み始めたのが先日紀伊国屋で購入したこの本。
お陰様で「質の良い土曜日の午後」を過ごさせて頂いた。感謝。
何かをやる前に自分自身に問いかけている魔法の言葉。それは、「明日死ぬとしても自分はこれをやりたいか?」。この言葉のお陰で「良い種」を撒けるときが多いと思う。でも、「とは言っても、明日死ぬ、とうことはないだろう」と誘惑に負けてしまうときも多々ある。
今、この一瞬を大事に生きたい。