パソコンサロン通信

  パソコン市民IT講座 府中第2教室 パソコンサロン府中

■花火のはなし

2013年07月22日 | スタッフ日記

こんにちは、fujiです。

昨日は府中競馬場の花火大会でしたね。
見に行かれた方も多かったのではないでしょうか。

最近は、ハート、魚、スマイル、輪っかが3つでミッキーから、
はてはポケモンやドラえもんといったキャラクターまで、
夜空に描き出す型物花火がよく登場します。
いろいろバリエーションがあり、観衆にも分かりやすく(?)、人気がありますね。

ちなみに型物自体の歴史は古く、江戸の昔、まだ花火が現在のような
明るさも色彩も持っていなかった頃にさかのぼるといわれます。
炭火の色だけだったので、「形」で色々なバリエーションを作り出そうと
したのが型物の始まりといわれています。

これら「なんらかの形になぞらえている」花火には宿命があります。
それは「観る角度(向き)によってはその形に見えない」という点。
輪郭線(点)だけで形を表す基本的な型物は、二次元の平面ですから
真横から観れば「線」にしか見えません。
ですから花火師は特定の方向を向けさせるために、
花火玉本体に縄等を結びつけ尻尾のようにしたり、矢羽を付けたりするのだそうです。
花火の玉が筒から発射されて上空に昇る間、縄等が空気抵抗になって、
縄の部分がかなりの確率で、地面を向きます。
つまり、一次元的には(上下には)ある程度制御可能になるのですが、
この制御だけでは、いつも文字や絵柄を認識することはできないため、
ある程度の数の同じ花火を打ち上げないと、多くの観衆に認識してもらえないのです。

では、気になる花火のお値段は……というと?
以下http://hanabi.walkerplus.com/unchiku/23122.htmlからの抜粋です。

開花したときの直径が100mとなる3号玉で4000~5000円、
150mの5号玉で1万5000円と意外(?)にもお手頃。
7号玉になると3万円~、10号玉(尺玉)で10万円~となるが、
開花すると450mにもなる20号玉(2尺玉)となると80万円程度と一気に値段が跳ね上がる。
もちろん、これは花火玉単体の値段で、打ち上げのための設備や
人件費、警備などの経費も別途必要。
1万発の規模で5000万円~1億円ほどの費用がかかるようだ。
一発で数万から数十万人の人たちを楽しませることができる花火。
この値段は安い? 高い?

この夏の花火大会はこれから!
日本の素晴らしい花火を、みんなで楽しみましょうね~。

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