パソコンサロン通信

  パソコン市民IT講座 府中第2教室 パソコンサロン府中

■こいのぼりの部品の名前しってる?

2021年05月05日 | スタッフ日記

子どもの日といえば、やはり鯉のぼり。

子どもが鯉のぼりの絵をかくのに、聞かれました。

「鯉のぼりの棒の上についてるやつって、なに?」

 

「う~ん。。。」

 

で、調べてみると、呼び名と意味が分かりました。

一番上から…

棒の先についている丸い飾りは、回転球(天球)といって、神様に見つけてもらうための目印だそうです。

ここに子どもがいるよ~と天に向かって知らせているんですね。

神様を呼び降ろすための招代(おぎしろ)の代わりだそうです。

もともとは、竿の先に榊、柏、杉といった神聖な葉や、赤や黄色の目立つ色の布や玉を飾っていたのが変化して、江戸時代には、竹で編んだ丸いかごを飾るようになり、今のような回転球の形になっています。

そのかごの飾りを現代にもそのまま受け継いでる竹籠職人さんが現代にもいらっしゃるようで、茨城県の行方(なめがた)市ではこんな玉飾りの鯉のぼりがみられるそうです。

 

*「なめがた日和」さんのサイトより

 

その回転球の下にあるものは、向かい合った車輪で、矢車というそうです。

矢車には、矢羽根がついています。(知りませんでした)

矢羽根は、武将が持つ弓矢が元になっていて、幸運を射止め、邪気を打ち破るという魔よけの意味があります。

矢は、破魔矢など、昔から縁起のいいものとされていますね。

また、風が吹くとカラカラと音が鳴って、これも神様へのアピールとなります。

 

そして、鯉のぼりのまごいの上で泳ぐカラフルな筒状の飾り。

これは吹き流しと聞きますね。

滝を表し、滝に向かって鯉が登るのに、鯉よりも上に飾っているそうです。

出世への願いが込められています。

また、5色は中国からのすべての物は5つの要素からなるという『五行説(ごぎょうせつ)』がもとで、魔よけの効果がを意味します。

 

古来より伝えられているものには、いろんな意味や願いが込められているんですね。

現代よりもずっと、目に見えないものを信仰する気持ちが強かったことが想像できますね。

 

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