今日5月26日、午後8時すぎ頃から、皆既月食の観測ができる予定でした。
・・・が、残念ながら空一面が雲に覆われ、前後通して見ることができませんでした。
さて、皆既月食とは？？
地球をはさんで太陽
と月
が一直線に並ぶことです。
太陽の光が、地球によって遮られ、月に全く光が当たらない・・・わけではなく。
大きな太陽からの光は、地球を回り込んでわずかな量になって月に届きます。
そのわずかな太陽の光のうち、波長の短い青い光は大気を通過する際に散乱し、波長の長い赤い光だけになって、月が赤黒く見えるのです。
その色は、「赤銅色（しゃくどういろ）」と呼ばれます。
↑ なんていうことも、こういった機会に調べて書いているのですが（笑）
一年で最も満月が大きく見える（一番近くなる）スーパームーンと、皆既月食が重なる珍しいタイミングで、時間には近所でたくさんの家族や子どもたちが空を見上げていました。
雲は途切れることがなく、あ～あと解散していました。今回は低い空に見えたため、雲や高い建物の影響を受けやすかったとのこと。
全国でライブ配信が行われており、府中市の郷土の森博物館もYoutubeで皆既月食の生配信をしていましたが、終始黒い空が映し出されているだけでした
東京では、一部、雲間から姿を見せる地域もあったようですね。
次の皆既月食は来年の11月とのこと。はるかかなたで起こっていることが、自分たちの目で見届けられるといいなと思います！
月はどんな風に見えていたはずだったのか、動画（クリックで開きます）で見てみてくださいね。
国立天文台（NAOJ）より