日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

オリンピックが始まりました。

2006-02-12 09:46:55 | 私の雑感あれこれ
スポーツの祭典、確かにお祭りではあるけれど、これからは連日ハイになった解説者の言葉が繰り返されるのかと思うと少し億劫になります。
選手の方々の才能と努力は人をひきつけるものがあって、感動するのですが、昨今の報道のしつこさ、過度の賑やかさはちょっとね、と感じる次第です。

そして、今朝知った第1報は「原田選手、失格」との話。
スキー板が規定より長かったらしい。
「まぁ、いろいろプレッシャーなどがあって大変だったのでしょうね」と、スキー仲間の萩原コメンティターの話。
なんと、スキーの板が取り付けた後いつのまにか長くなったのではなく、自分で選んだのに、なんと扱いの鷹揚なこと。
応援コメントをすればいいと思っていたのに、「えっ」ということで、当り障りのない答えだったのでしょうか。彼っていま国会議員じゃなかったかしら(間違いだったらごめん)。
「偽装」「偽装」と連日国会でも連呼しているのに、これはお目こぼし、なんて変です。
彼が選抜されたために、出場できなくなった選手もいるはずなのに、マスコミや世間はプラスイメージで顔を知っている人にやさしいのでしょうか。

そして、もうひとつ、卓球の福原愛選手についても、いつもマイクに向かって真面目なコメントをする彼女、立派だなと思うのです(小さい頃からマスコミに登場していて、スタンスがぶれていない、スゴイ!と思っています)。
だけれど、いつも善戦はしても優勝していないのに、彼女の写真や映像がテレビや新聞に載ります。
もう何年も、この状態ですけれど、優勝選手はさらっと脇役のように見えて、なんなのだろうと思う次第です。

公平に公正になんて言うけれど、人気者を追いかけて、なーんだかと、ちょっとがっかりでもあります。

なんていうことを昨日スポーツ素人の私がぼやいていたら、
傍らで「いいんだよ。真剣にやっている人は判っているよ」と。
きっと、マスコミが伝えきらないところに本当のところがあるのでしょうね。


コメント (4)
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