選挙日が近づいてきました。

わたしたちの地域は立候補者が2名。

この週末には、某選挙事務所から電話も入りました。

「投票日には、○○○○と書いてください」と。

あまりにもダイレクトな勧誘。

選挙事務所で何時間も何かの名簿片手に電話をかけまくっているのでしょうから、だんだん手短になっていく、ということなのでしょう。

そんなこと言われても、

「自分で考えて決めます」

とこたえるしかありません。

憲法9条を守り抜く、なので、憲法反対

と連呼していたら、平和が守れるのだと理想なのだけれど、時代はいつも常ならず、

核実験を繰り返し、ミサイルがわたしたちの国をまたいで飛んでいく、そんな時代になっています。

自衛隊は24時間、365日対応の緊急体制をとっていると聞きました。

でも、私たちの憲法では自衛隊の存在を認めていません。そもそも憲法が公布された後にできた組織ですから。

帝国主義時代の戦禍を繰り返すことがないように、と理想の憲法でした。

しかしながら、自分の国が覇権主義、帝国主義でなくても、近隣の覇権主義の国からの攻撃にはどう対応すべきなのでしょう。

例えば、わたしたちの国は、世界に特異な平和な国であるべきだから、戸締りはしなくてもいい、カギをかけて戸締りするのは、誰か（強盗などが）を疑っているからであり、仮に強盗が入ってきても、きちんと話し合いをすれば、解決できる、という考え方なのでしょうか。

リベラルでありたいという思いの方は多いでしょう。わたしもそんな一人です。
でも、リベラルというのは、自分で自分を守ることを放棄してでも、ということなのでしょうか。

自衛のための自衛隊と限定すれば、今の憲法でいいじゃないか、という意見もあるかもしれません。
でも、それも現憲法成立時点のとらえ方と比べて既に拡大解釈だと思います。

憲法を変えると、平和憲法でなくなる、というイメージが充満しているようで、不思議です。

更に現実的な平和憲法にしていくということは可能だと思うのです。