日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

映画「ハンナ・アーレント」をみる。

2017-09-03 09:41:13 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
新聞で映画評を読んだのは数年前で、見に行こうと思いつつ、まだ見ていない作品でした。
有料テレビで、更に+400円だったけれど、見逃したものだったので、クリックして視聴した。

「ハンナ・アーレント」

彼女自身がナチスの迫害を経験しているユダヤ人のアメリカ在住の哲学者。

南米で捕まったヒットラーの側近アイコマンがイスラエルで裁かれることになり、彼女は傍聴を希望する。傍聴席から見たアイヒマンという人物像を、平凡な人物であり、命令されたことを忠実に実行すたにすぎないと記述した。強制収容所体験者からすると、大悪人で罵倒の対象であり、彼女の観察眼は受け入れられなかった。また、ユダヤ人指導層の中にもナチス社会で迫害を免れる立場を選択した人たちがいたという記述もあって、以後、彼女は地位ある哲学者だったのだけれど、非難の嵐を受けることになる。



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