日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

遠いところの戦争。

2023-01-26 08:15:30 | 社会問題
連日ウクライナのニュースに接する日々です。
ドイツがレオポルト2の供与を決め、ポーランドほかの国々の所有しているレオポルト2のウクライナへの供与も了解するという段階に入って今後の情勢は大きく変わることだろう。
小中学校時代に肥沃な黒土地帯だと習ったウクライナの冬は日本より寒冷で今その地に暖房も電力も十分でないと聞くと、戦時下の悲惨さは想像を超える。
どうしても侵略者の論理を通してはならない、という一線でヨーロッパ諸国は一団となってウクライナ支援に回っている。
イギリスやフランス、もちろんアメリカもだけれど、それらの国だと、国民が白人だけでないのが当たり前なのに、ウクライナとロシアの戦闘でニュース画像で目にするのは白人だけだな~と思う。ロンドンやパリ、ニューヨークの街中や地下鉄を少しだけ経験したことがあるけれど、有色人種とも普通にすれちがったりしたし、オリンピックの代表選手を見ても同様です。
西欧やアメリカは三角貿易の結果として、黒人との共存社会になっていったという経緯があるのだけれど、旧ソ連圏までは及んでいなかったのでしょう。

第1次世界大戦を経験して、もう戦争はこりごりと軍縮会議を開き国際連盟を設けても、第2次世界大戦が勃発してしまい、今度こそは国際連合を作って平和を希求しているはずなのに、終結の困難さにぶち当たってしまう。
ウクライナは当然だけれど、ロシアと隣接している国々も明日は我が身と思っていることでしょうし、能力の粋を駆使して、なんとか被害を拡大することなく終結に向かって欲しいものです。

朝鮮戦争やベトナム戦争、アフガニスタンの攻防などは、バックにいる大国の代理戦争のようなところがありました。
今回はウクライナに入って戦闘しているのは、ウクライナ軍と侵攻したロシア(プーチン側はアメリカとの戦いだ、という言い方に変わってきていますけれど)。遠方での代理戦争とは違い、火の粉が飛んできそうな位置にある西欧としては全面協力は自国の問題でもあるから、遠い地の戦ではない。

開国以来、欧米の先進国から多くを学んできた私たちの国だけれど、知恵を絞ってこの戦争をどういう風に収めるのか、報道が気になって日々接しています。







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