日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

今の現実。

2021-01-08 10:23:59 | 母のことなど
母の足が病んで3週間ほど入院していた。完治の見込みがないから通院に切り替わって、ショートスティで過ごしていたところ、発熱したとして救急車で別の病院に入院。退院後は同じショートスティ先では受け入れられない、と回答されたとのこと。ショートステイからは、この足の指の黒ずみの状態が今後も悪化して、そのうちにポロリと落ちる、と言われたとか。
104才だもの。もう足の指まで栄養を送る機能が無くなってしまっているのだろう。放置しているわけではないから、痛みを感じていれば対策はなされているだろう。

ショートステイ先も病院もコロナで見舞客入室不可だから、とっさにどうすることもない。
年末にひととき入室を許可されたときに弟が写した母の動画では、ベットに寝たまま手を振っていた。

95歳で脳梗塞で半身不随になってから、ここまで命があるとは、本人も考えていなかっただろうと思う。
弟夫婦の介護と社会の介護制度、医療制度に守られて、今に至っている。

ショートステイ先では、足指の症状がある状態の母を受け入れられないと断られたので、今後は療養型の病院に入院することになる、という。弟からのメールで説明されて知る仕組み。ありがたい。
とても自宅で引き受けられる状態ではなくなってきている。
特養にはいきたくない、家族のもとにいたい、一心の母であったけれど、現実はこういう形に展開していくのだ、と実態を受け止めているところ。

そもそも104歳の高齢者が身近にいたこともなかったし、こういう症状が出てくるものだというのも、初めて知ること。

今は療養型病院への転院待ち。
システムがちゃんと整っていること、この国の医療制度はすごい。

私もかかわらなくてはならない親のことなのに、すべて対応してくれて、事後報告を受ける立場。弟が愚痴を言わないのが、そこも凄いし、ありがたい。

コロナでなくて面会ができる状況ならば、出向くのだけれど、北陸は大雪だし、そこまでは長旅になる。そして出向いても面会停止。
誠実に対応してくれている弟の報告を受けるだけです。





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