あっという間に6年が経ち、七回忌になりました。
6年。
月日とすれば、6年は長いけれど、
東日本大震災からと言うと、とても短かく感じます。
宮城県の死者は、9540名で、行方不明の方は、まだ1230名。
今も、行方不明の方々の捜索が続いて、
断片的な遺骨が見つかったりしています。
追悼式は毎年、各市町村単位で行われており、
今年の村井宮城県知事は、南三陸町の式典に出席。
私は、5年間ずっと、追悼式の会場へ行っていたのですが、
今年は、仙台市が設置した献花場(6か所)へ行ってきました。
私のように献花に訪れた人は、約5300人だったそうです。
(宮城県が設置した献花場は3か所で、約1770人)
県内のあらゆる場所(海沿いの海岸、仮設住宅、仙台市中心部の商店街…)で、
地震が発生した時刻に、一斉に黙とうが捧げられました
6年前の巨大地震の事は、今でも鮮明。
経験した事もない大きな、そして長い揺れと、その日に空に見えた黒い煙。
その黒い煙が、津波によって火災が発生したと知ったのは、翌日でした。
津波の被害があった現場に行った時の信じられない光景。
しばらく現場はそのままで、重なった車やガレキで道路はふさがれていました。
海水の砂が乾くと、砂埃が舞い、まるで戦争後のよう・・・
現代の不自由もない生活がこんなにも一変してしまうなんて、信じられない思い。
また、あらたに心に刻む為にも、
l今年も、年前に行った場所へ、また行こうと考えています。
未だに仮設住宅に住まわれている方や、
原発で避難されている方は、12万人にも・・・
こちらの新聞などでは、地震関連の記事が載っているので、
欠かさず読んでいますが、復興もまだまだ先に思えてきてなりません。
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