小さな音風景

乾きゐる音を曳きつつ枯れ椿転がりゆけり風の吹くたび 

肥前の国からプルサーマル-2

2011年07月04日 21時41分23秒 | 小さな日記
昨日、サンデーフロントラインの中でニュースのベストテンの1位は原発、九州電力玄海原発の再稼動が取り上げられ生前の高木仁三郎さんの映像も流れた。そして今日は玄海原発の在る玄海町の岸本町長が九州電力へ停止している2・3号機の再稼動を容認する意向を伝えた。岸本町長が言うには町民の理解は得られたと言うのだがこの小さな町の町長の判断で原発は動き出すのだろうか!この町は佐賀県東松浦群玄海町(人口約6400人)北側から西側にかけて玄界灘に面し周囲は唐津市(人口約126500人)に囲まれている。佐賀市(人口約235750人)から北西へ約50㌔・福岡市(人口約1475300人)からは西へ約55㌔に位置する。残りの判断は佐賀県の古川県知事だけとなり安全性の確認・玄海町の意向・県議会での議論の3点を提示し対応を求めていたが県議会の議論を残すだけだ。原発から半径30キロ圏内には、佐賀県(唐津・伊万里)長崎県(松浦・佐世保・平戸・壱岐)福岡県(糸島)の7市があり玄海町を取り囲む唐津市は容認していない。だが九州電力の真部社長が言うには玄海町と佐賀県が代表としてやってもらっているので周辺地域の同意を獲る予定はないと言う。

肥前の国・・・現在の佐賀県・長崎県だが玄海原発から南へどの位だろうか!50㌔60㌔、そこには地球上最後の核兵器、原子爆弾が投下されたナガサキ、爆心地長崎市があるというのに、・・肥前の国からプルサーマル・・・悲しくなってきました。

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